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エッセイと写真と散文と

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#仕事

テレワークは子育て世代にとって効率が悪い

テレワークは子育て世代にとって効率が悪い

新型コロナウイルスによって、現代の社会人は生活様式を変えざるを得ない状況に身を置くことになった。

感染症による環境変化が、テクノロジーの発展を促進させ、人の進化を一段階シフトアップさせようとしている。人は今、環境に適用するため価値観ごと入れ替える必要性が強いられている。

最たるものがテレワークの導入だ。

仕事開始のルーティーン今まで数多くの企業がテレワークを推奨していたが、設備の導入は進んで

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喧嘩仲裁

喧嘩仲裁

まぁまぁそれぐらいにしときなよ

とは言わないのだが、職場において稀に発生する大人の口論に出くわすことがある。

今日はまさに一触即発のちょい手前ぐらいの事態に遭遇し、それが2社間の人物同士だったため、咄嗟に間に入った。

結構な態度の悪いメンバーがおり、全面的にそいつも悪いのだが、うまく統制が取れていない現場だったので、根本原因はまた別のところにある。

過去にも職場で、いい大人の喧嘩に遭遇した

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don't think elderly

don't think elderly

SIerの高齢化は半端なく進んでいる。

若手や中堅の社員の多くは、大企業病に侵された社風に見切りをつけ、早々に転職していく。離職率はここ1,2年で一気に拍車がかかったように見受けられる。

転職できればまだいいほうで、根がまじめな社員ほど、ハードかつ難易度の高い業務にさらされ、精神が壊れるほどの高稼働労働を強いられた結果、鬱と診断され休職されるケースも多い。

私はそんなお客様の苦労を横目に仕事

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螺旋状既視感の正体

螺旋状既視感の正体

デジャヴを感じることがある。

強い既視感を最初に感じたのは小学生の頃、福島県あぶくま洞と言う鍾乳洞に観光に行った時のことだ。

高くそびえる絶壁を車窓から見て「僕ここ見たことある!」と叫んだことを今でも覚えている。

不思議なことに洞窟内ではなく外観に強く既視感を感じたのだ。

既視感が螺旋状に渡る現象仕事中にも何度かデジャヴを感じた事がある。

新しい何かを想像するときに、たしか以前もこんなメ

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12年ぶりの縁

12年ぶりの縁

12年ほど前に働いていたプロジェクトのマネージャと再会した。大変物腰が柔らかい方で、優しくも時には厳しく、思考は合理的で実力もある。誰からも好かれていた。

12年ぶりに見ると白髪がだいぶ多くなったが当時の物腰のままで、包み込むような大らかさが変わらずあった。

当時の私は技術的なことは一製品に多少詳しい程度で、システムエンジニア業界を初めて経験する立場だった。そのマネージャとはシステムの運用マニ

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ドヤるなよ、何があっても

ドヤるなよ、何があっても

仕事の会話では、如何に合理的で、如何に建設的なコミュニケーションであるかを意識したいものだ。しかし精神的に成熟しきっていない大人と言うのは、もちろん私も含めて多くて、どんなに年齢を重ねても、自己顕示欲の制御が下手な人がいる。

たまたま先日そんな場に遭遇した時のツイート。

少し結果が出ると自慢したがる傾向にあるのが、精神的に成長しきっていない社会人。一概に言えないが年齢的には20代後半から30代

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ブルーマンデー症候群の対策方法

ブルーマンデー症候群の対策方法

ブルーマンデー症候群とは、日曜の夕方から発症する発作。週休二日制のサラリーマンに多く見られる症状。別名サザエさん症候群。

土曜、日曜と休暇を過ごし、月曜からの仕事をネガティヴに捉えたその瞬間から抱く、憂鬱な精神状態に陥る症状を指す。

「仕事に行きたくない」

これが主な理由だ。一種のうつ病と捉える説もある。今日は、カウンセラーでも専門家でもない私の対処法について書いてみようと思う。

休日の言

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自分の中の常識人間と闘った私の原体験

自分の中の常識人間と闘った私の原体験

いい動画を拝見した。

動画でも語られているが、常識とは先人の知恵でもあり、守るべきルールでもある。しかし、自分の中の常識に固執するあまり、自分のアップデートを阻害されてはいないだろうか。

このツイートのように、結婚式自体、個人的にかなり疑問を感じる風習で、引出物も重いし(送ってくれる方もいるが)、寒~い演出が披露宴で繰り広げられるし(先日の式はそんなこともなく良かったのだが)、誤解を恐れず言え

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働き方改革と有給休暇取得義務の謎

働き方改革と有給休暇取得義務の謎

伝え方がなんて下手くそなんだろう。

東京オリンピックのボランティア募集や、マイナンバーカードのCMを見るたびに思っていたが、中でも酷いのは厚生労働省の働き方改革対応だ。

一般家庭や中小企業に理解を得るための広告戦略が無いので、世の中的にはなんのこっちゃである。

税金でインフルエンサーとコラボの上で、動画サイトやSNSなどの発信を続ければ理解は得られただろうに、そう言った時流に乗った戦略には疎

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言葉が体へ作用する力は思いの外強い

言葉が体へ作用する力は思いの外強い

「体は食べ物で作られる。

 心は聞いた言葉で作られる。

 未来は話した言葉で作られる。」

おもちゃコレクターの北原照久さんの言葉だ。

心は聞いた言葉で作られる。
人の心は、耳から聞こえる周囲の声で作られている、と言うことば。

仕事の愚痴や友人の悪口、消極的な発言や喧嘩口調の言い分に晒され続けると、心は痛んでいく。

あの人いつも怒ってるな、嫌な言い方してくるな、と思った人には話しかけにく

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