叶瀬

俺を嫌って幸せになって クズでカス

叶瀬

俺を嫌って幸せになって クズでカス

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    ポエムでもない小説でもないけど連続性のあるなにか。

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固定された記事

障害を持ちたい憧れ

俺は小さい頃から障害者が羨ましかった。 マンションの前に止まる送迎バス。聞こえる奇声。別に何も精神的なものに限ったことじゃなくて、手でも足でも障害と名がつくなら…

叶瀬
2年前
4

踏切の解体

欲しかったものは、今全部手に入れた。 その分、失いたくないもの手元に残して置きたいものは全部失った 得たものは大きかった。 でも意外にも失ったものは小さかったし少…

叶瀬
3週間前

変わった世界

小さい頃、僕の全ては本を読むことだった。本を通して、世界を見ていた。別に選んだ選択肢じゃない。体が思いの外弱くて、人より体力がどうしてもなくて。一週間に2回とか…

叶瀬
4週間前

chocolates

根本的に自分を許せない理由、自分が嫌いな理由、 今までの人生凄い自分本位で生きてきた自覚があった凄え幸せ者 いい意味ではまったくないけど、自分の長所を一つ考える…

叶瀬
1か月前

自己紹介

自己紹介書こうと思ったけど何書いたらいいんすかね どうせ誰もも求めてないやろって、、ネガなことは言うのやめといたほうがいいか 叶瀬です。由来は本名。意味は特にな…

叶瀬
1か月前
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思い出

思い出っていうのはいろんなものに結びついて息づいてく。あの日誰かと行った場所とか、歩いた道とか、君に勧められた曲とか。 自分はきっとそれが極端なんだと思う。 誰か…

叶瀬
1か月前

太陽が差していた頃

学生の頃、試験だとかそういった事情で珍しく乗った昼下がりの電車 あの電車が好きだった 僕がいつも通学に使う電車は東京とはいえ田舎に通る電車で、僕の乗る駅なんて、ま…

叶瀬
2か月前

nonfiction.1

大学生の朝はなんだかんだで遅い。忙しい大学生もいるだろうが。僕のサークルは夕方からしかない。僕の大学生生活は結局繰り返しでしかない。充実はしているのだが、だ。言…

叶瀬
3か月前

思えばずっと

なんだかんだでこの二十年で友達と呼べる人に出会ったことがないんだろう いや馬鹿みたいに拗らせたり考えなきゃいるとも言えたんだろうけど、 義務教育九年の間の計6回の…

叶瀬
3か月前

2.2arufa

誰も覚えちゃいないさ 君が不意に発したこの言葉はその言葉とは裏腹に確かな熱を帯びていた その言葉は嘘だ、僕がいる 君の前には僕がいる そのはずだろ? 小さな世界…

叶瀬
4か月前

東京

昔から東京が大嫌いだった 田舎が好きなんだけどそもそも、大阪や他の繁華街に行っても毎回東京よりいいなって思うほどに東京が嫌い でも、現代の趣味をするにあたっては大…

叶瀬
5か月前

失格

人に紛れて、二十年。 一年前からいつかいつかって言い続けて、ずっと思ってた、会社やめようって はたからみたらどうせ逃げ口上だよ 本当につくづく弱すぎる 最近努力し…

叶瀬
5か月前

鼠穴

毎年の今年の振り返り 最近ふとした時に思ったことの掃き溜めに1いいねだとか共感してくれた気がして嬉しくなる 二十歳になった。 世間的には若い部類で でも、仕事でお…

叶瀬
6か月前
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未来ある子供達

今年で二十歳の目線、よくある二十歳かと言われたら自分でも胸は張れない。そんな二十歳 最近つくづく自分は性格が悪いと思う 僕はなんだかんだで十八から今に至るまで選…

叶瀬
6か月前
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依存

どうしようもないほどに不幸に依存してしまう。 きっと普通の人にはわかってもらえないとは思う。一意に自分の気持ちが定まらないんだ。 人との友情に永遠を見出すことが…

叶瀬
8か月前

純白

色んなメーカーの絵の具が散乱している。 ◯✕社の赤色、△△□社の青色。 たまたまあなたと私は違う会社の同じ色。それだけで混ぜてはくれないのですか。 そっくりうり…

叶瀬
10か月前

障害を持ちたい憧れ

俺は小さい頃から障害者が羨ましかった。

マンションの前に止まる送迎バス。聞こえる奇声。別に何も精神的なものに限ったことじゃなくて、手でも足でも障害と名がつくなら羨ましかった。
不謹慎なんだろうな。関係ないし知ったことじゃないけど。
手が使えない意思表示の先のじゃあ仕方がないね
足が使えない意思表示の先のじゃあ仕方がないね
人より知能の発達が遅れてるゆえのじゃあ仕方がないね

おれは小さい頃から喘

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踏切の解体

欲しかったものは、今全部手に入れた。
その分、失いたくないもの手元に残して置きたいものは全部失った

得たものは大きかった。
でも意外にも失ったものは小さかったし少なかった。本当にありえないぐらい小さくて、当たり前になってたとかいうよりは、当たり前そのもので。

気づけば単純だった
手に入れるのが難しいものほど、それなりに努力すりゃ手に入れられるものだと知った。逆にあの時手放した今見てみりゃ小さい

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変わった世界

小さい頃、僕の全ては本を読むことだった。本を通して、世界を見ていた。別に選んだ選択肢じゃない。体が思いの外弱くて、人より体力がどうしてもなくて。一週間に2回とかそこら、ようやく行けた保育園、引っ越した先の保育園、いろんな要因も絡んだと思うけど。結局運動してて活躍してるやつが羨ましかった、みんなの真ん中で楽しそうに笑う君が心底羨ましかった。薄っすらと覚えている記憶。
いつしか本ばかり読むようになった

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chocolates

根本的に自分を許せない理由、自分が嫌いな理由、

今までの人生凄い自分本位で生きてきた自覚があった凄え幸せ者

いい意味ではまったくないけど、自分の長所を一つ考えるなら、きっと潜在的にリーダーシップがあったんだと思う、
というより弱いやつに好かれやすいところがあってなんだかんだで、何しててもみんな勝手についてくるのがいつもだった。
学生時代、俺は家庭じゃとっくに見放されてた、というか学生時代だから

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自己紹介

自己紹介

自己紹介書こうと思ったけど何書いたらいいんすかね
どうせ誰もも求めてないやろって、、ネガなことは言うのやめといたほうがいいか

叶瀬です。由来は本名。意味は特にないです適当です。ほぼ本名なので、漢字は全く違うけど。

20歳です。くっそ青臭くて20歳を若いっていうのすらおこがましいぐらい子供っぽいですけど。許してください。

東京在住です

好きなことは特にないです。
よく聞く音楽、YouTube

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思い出

思い出っていうのはいろんなものに結びついて息づいてく。あの日誰かと行った場所とか、歩いた道とか、君に勧められた曲とか。
自分はきっとそれが極端なんだと思う。
誰かと一緒に行った場所、その誰かとトラブれば、冷や汗が止まらなくなるし、何度はいてもその気持ちは収まらない
PTSDに近いかもしれない
その場所に行くことができなくなった、
あの街もあの街も規制線が貼られていて

となり街はいつからか遠い街に

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太陽が差していた頃

学生の頃、試験だとかそういった事情で珍しく乗った昼下がりの電車
あの電車が好きだった
僕がいつも通学に使う電車は東京とはいえ田舎に通る電車で、僕の乗る駅なんて、ましてや昼過ぎなんて乗ってる人はほとんどいない。
そしてあの電車は車輌と車輌の間に扉がない
だからどの車輌に乗っても運転車輌まで全ての車輌が見渡せる
とても開放的で世界の中心は自分、俺のための電車のようでとても心地よかった。

珍しく朝寝坊

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nonfiction.1

大学生の朝はなんだかんだで遅い。忙しい大学生もいるだろうが。僕のサークルは夕方からしかない。僕の大学生生活は結局繰り返しでしかない。充実はしているのだが、だ。言い訳みたいだな。
おはよう!
いつも僕が一番遅い
いつもの面子、遥、美輪、優美、山中、弘樹、田中、大和。
声が重なった美しい声、
今日はお昼すぎに講義があるのでこのままみんなで食堂へ向かうらしい
これもなんでもない毎日
確かに楽しい確かに楽

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思えばずっと

なんだかんだでこの二十年で友達と呼べる人に出会ったことがないんだろう
いや馬鹿みたいに拗らせたり考えなきゃいるとも言えたんだろうけど、

義務教育九年の間の計6回のクラス替えのたびに話す相手が変わっていった
その全員、というか義務教育を抜けた今だに出会う知り合い話し合い手に共通し続けるのが全部一方的だということ

話し相手には困らなかった
遊び相手には困らなかった
けれどもあいつもあいつも皆んな僕

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2.2arufa

2.2arufa

誰も覚えちゃいないさ

君が不意に発したこの言葉はその言葉とは裏腹に確かな熱を帯びていた

その言葉は嘘だ、僕がいる

君の前には僕がいる

そのはずだろ?

小さな世界の記憶の話

世界が君を忘れた、

そんなファンタジなお話は実際はどんなに運命が絡み合ったところで存在しないよ

彼は、出会って数時間お互いの距離が温まったころで言ったんだ

二年越しに見たこの世界は居場所がなくて、自分が消えた気

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東京

東京

昔から東京が大嫌いだった
田舎が好きなんだけどそもそも、大阪や他の繁華街に行っても毎回東京よりいいなって思うほどに東京が嫌い
でも、現代の趣味をするにあたっては大阪を都会ということすら霞むほどに東京在住は一個のスペックみたいなとこあって抜け出せないでいた
それでも好きなことを捨てて、東京から出ようと思ってた、でも君に出会えて東京が少しだけよく見えたよ。始めて、東京に住み続けたいって、東京で死ぬのも

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失格

人に紛れて、二十年。
一年前からいつかいつかって言い続けて、ずっと思ってた、会社やめようって
はたからみたらどうせ逃げ口上だよ
本当につくづく弱すぎる

最近努力してんの?頑張ってんの?自己満足じゃねえの?
全部自分の人生のツケだ。おいおい二十年しか生きてなくて何いってんのってさ、ツケ払いし過ぎたんだよ
入社してすぐお金を貯めて大学にいこうそう息巻いてた、そうすりゃ時計の針はもう一回回せると思って

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鼠穴

毎年の今年の振り返り

最近ふとした時に思ったことの掃き溜めに1いいねだとか共感してくれた気がして嬉しくなる

二十歳になった。
世間的には若い部類で
でも、仕事でお客様から若いと言われるとずっと思っていた。世界との疎外感。
気付きゃ世間の流行りがわからなかった。やることやったら寝て、その生活の間に流行りを追う余裕がなくて今時の若者との厚い、めちゃくちゃでかい壁を感じてた。だから、、若いと言われる

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未来ある子供達

今年で二十歳の目線、よくある二十歳かと言われたら自分でも胸は張れない。そんな二十歳

最近つくづく自分は性格が悪いと思う
僕はなんだかんだで十八から今に至るまで選挙に行ったことがない、世間からしたら若い人たちに行って欲しいとか思うんだろうけれども、
正直今更学費が免除になろうと、何をしようと子供優遇にしようとどうでもいい。子育て世代以外で子どものための政策に共感賛同する人はきれいな考えなんだろうな

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依存

どうしようもないほどに不幸に依存してしまう。

きっと普通の人にはわかってもらえないとは思う。一意に自分の気持ちが定まらないんだ。
人との友情に永遠を見出すことが僕にはできなくて、だからどんなにこの先に二人の大きな友情があれどバッドエンドを想像してしまうから、
ここでこの友情が、恋情が終わればどんなに幸せだろうか
いつもそう考えてしまう。きっといつも僕が悪くて、僕は社会に合わなくて、本物の友情を、

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純白

色んなメーカーの絵の具が散乱している。

◯✕社の赤色、△△□社の青色。

たまたまあなたと私は違う会社の同じ色。それだけで混ぜてはくれないのですか。

そっくりうり二つ、厳密には違う色なのかもしれないけれどあなたと私は同じ色に見えるから、何にも変化が得られない、それだけで、パレットの上で同居することはない

もしかしたら、この2色を混ぜて塗ったら色に厚みが出てゴミ袋に入れられた絵も、なんて