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多様性を共創の明日へ②

 前回からの続きです。日本人従業員への配慮 日本人従業員に対する適切なフォロー体制の構築が重要です。

 自己開示に抵抗する参加者や、社内イベントへの緊張する人々に対して、企業文化の寛容さを信じて行動してもらえるのような具体的な対策があるのか?どうかです。

 日本人従業員に対する適切なフォロー体制を構築するための具体的な対策を実際の会社の取り組みから挙げてみます。

1.コミュニケーションの強化

①匿名フィードバックシステムの導入

 従業員が自分の意見や提案、意見事項を匿名で共有できるプラットフォームを提供します。

 これにより、自己開示に抵抗がある従業員も安心して声を上げることができます。

②定期的な1対1の面談

 上司と従業員の間で定期的に行うことで、個人の従業員のニーズや認識をより深く検討し、サポートの仕組みを作ります。しかし、これは経営者の強いリーダーシップがなければ、なし崩しになります。

2.社内イベントの多様性

①参加自由のイベント

 社内イベントの参加を強制ではなく、興味のある従業員が自由に参加できます。また、様々な種類のイベントを企画することで、多様な興味に対応します。

②オンラインイベントの開催

 物理的な場所に来ることに抵抗がある従業員のために、オンラインで参加できるようなジョイントイベントを企画実行して参加しやすくします。

3. メンタルヘルスのサポート

①ヘルスサポートプログラム

 ストレスマネジメントやヘルスケアに関する教育プログラムを提供し、必要に応じてカウンセリングサービスへのアクセスを簡単に行います。

②ウェルビーイングのためのワークショップ

マインドフルネスやリラクゼーション技法を学ぶワークショップを定期的に開催します。簡単な日本語でのクリップを用意して外国人社員でもわかりやすく学べるようにしています。

4. 柔軟な勤務環境

①フレックスタイム制の導入

 勤務時間の柔軟性を高めることで、従業員が自分のライフスタイルに合わせて働けるようにします。
朝礼をどのように行っていくか、中礼の仕組みに変えていくことで、コミュニケーションを崩さない工夫も行われています。

②リモートワークの選択肢

 在宅勤務またはリモートワークを選択できるオプションを提供し、働き方の多様性を工夫しています。

5. 継続的な教育と成長の機会

①キャリア開発プログラム

 従業員が自分のキャリアパスを計画し、スキルアップできるようなサポートを提供します。日本人のキャリアパスに外国人のキャリアパスを明示して公平性を意識して構築、導入しています。

②クロスカルチャートレーニング

 異文化学び育成、多様性のある職場環境での協働を推進しています。


 これらの対策は、従業員が自分自身を表現しやすい環境を目指し、職場での満足と対話を高めることを目指しています。思考錯誤の連続ですが、続けることが明日に繋がっていきます。

次回は、「多様性を共創の明日へ」経営者のコミットメントをみていきたいと思います。

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