東城敬貴 keiki tojo

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東城敬貴 keiki tojo

🟢北海道・関東圏アイアジアグループの東城です。 🟢外国人採用の考え方 🟢外国人支援活動の情報 🟢エンジンア.通訳.特定技能.技能実習の動向 🔴日本の社会を良くしていきたい情熱 🟠ベトナム、インドネシアなどを身近に感じる内容 🟣アジアの伝統料理の美味しさなど 🟡お伝えいたします⚪️

マガジン

  • 円安の波紋・外国人就労者からの視点

    急激な円安がなぜ大問題なのか? それは、外国人就労者だけでななく、もはや、日本国民の多くの人にとっての大問題であります。  円安には輸出企業にとってのメリットがある一方で、国民全体が襲われる輸入品の価格上昇や生活費の増加という過大なデメリットがすでに現在起きています。国民の私たちひとりひとりの大きなデメリット現象がまさに今起きています。  現在の為替市場の動きは、日本で働く外国人労働者に大きな影響を与えています。彼らは、日本の経済や社会に大きく貢献しており、その多くが、経済的な理由で日本での就労を選んでいます。  しかし、為替レートの変動により、彼らが稼いだお金の価値が、大きく変動します。特に、円が急激に安くなると、彼らが稼いだお金の価値が大幅に減少し、その結果、彼らやその家族が、直面する経済的な困難は、増大します。

  • 日本の人口減少および労働人口の減少に対する打開策

    日本の人口減少および労働人口の減少に対する打開策について、書いていきたいと思います。日本が直面している人口構成の高齢化は、労働力人口の減少を招き、経済活動全体、社会政策に、大きな影響を及ぼしています。 日本は先進国の中でも、特に、高齢化が進んでいる国として、知られています。2023年9月1日の統計によれば、日本の総人口は、1億2445万人1億2,510万人となっており、前年同期と比べて、▲52万人の減少が見られました。 この背景には、出生数の減少、と死亡数の増加が、主な要因として挙げられます。特に出生数の減少は、結婚の遅延や結婚そのものの回避、経済的な理由などが影響しているとされています。 また、高齢者の割合も、増加の一途をたどっており、2023年4月1日現在には29.0%が、65歳以上の高齢者であったというデータがあります。

  • インドネシア人との関わり

    外国人就労者の生活支援活動で、インドネシア人に関わることが多くなりました。私もシュアハウスで就労待機期間のインドネシアの青年たちと出会いと重ねて、現地に行ってみる機会も増えてきました。インドネシアの様々なことを知り、日本や北海道を良く知ってもらう活動に繋げたいです。アジア諸国を知っていきたいと思います。

  • ホントに今だけ!だと解決したい『在留資格の審査遅れ』

    労働力不足の問題は、世界の動向から、日本だけの話しではなくなり、特に韓国や台湾、オーストラリア、ドイツなどの様々な世界中の国々で、緊急的な課題となっていて、外国人労働希望者の獲得を競い合うような状況が現実であります。 この特に、韓国や台湾、オーストラリア、ドイツなどでは、ビザ発行手続きの簡素化、迅速化も改革が行われていて、在留状態について、取り締まりを強化することに並行して、在留審査の期間の短縮化を方針に掲げて、外国人就労者を歓迎することを明確にしています。 しかしながら、現在は、日本では、この韓国などの在留資格審査期間の短縮とは、まったく逆になってしまい、技能実習計画認定申請の審査遅れ、在留資格申請の審査遅れの状況が続いてしまいっていることをみなさんにお知らせしたいです。

  • 日本の食糧自給率と北海道の役割りについて

    日本の食糧自給率と北海道の役割りについて書いて行きたいです。 外国人就労者相談支援活動を通じて、日本の食糧危機と言われることには、強い危機感を持っています。ロシアのウクライナ侵攻が起きてなおさらです。 特に、北海道がどれだけの高い期待を持っているのか?そのポテンシャルの高さは、誰もが認めていると思います。 このことについても、すぐに課題や解決策が明確に出来ることではないと考えていますので、連載して書かせていただきたいと思います。

最近の記事

円安の波紋・外国人就労者からの視点⑱急激な円安が止まらない

 日本で働く外国人労働者が母国に送金する際、円安の進行によりその金額が大幅に減少しているという現象が深刻な問題となっています。  3年前と比較して、現在では労働の対価が約6割にまで減少しており、これは外国人労働者の生活やその家族に大きな影響を与えています。  円安の要因として、日本銀行の長期的な低金利政策と世界的な金利差が挙げられます。  特にアメリカをはじめとする主要国がインフレ対策として金利を引き上げているため、日米金利差が拡大し、投資家は円を売ってドルを買う動きが

    • 日本の労働者は、本当に毎年 50 万人ずつ減少していくのか?㉑現在の建設業界の動向と2024年問題

      1. 現在の建設業界の動向と2024年問題建設業界は以前から、特殊な業務や取引慣行を理由に時間外労働の制限から除外されてきました。 長時間労働と過酷な労働条件が長らく問題となっており、特に下請け業者にその負担が集中しています。 2024年4月からの時間外労働の上限規制(年間720時間、月あたり100時間未満)は、業界全体に大きな影響を与えます。 2024年4月から時間外労働時間に罰則付きで規制がかけられることになっています。 時間外労働時間の上限は、原則として月45時

      • インドネシアを知る㉓農村を変え未来を築く

         インドネシアでは、近年、貧困率が減少傾向にありますが、依然として多くの人々が貧困線以下で生活しています。  特に農村部では貧困が深刻であり、基本的な生活インフラの整備が急務となっています。  2023年時点の貧困率は9.36%ですが、農村部の貧困率はそれ以上に高く、農村部住民の生活環境の改善が求められています。  農村部における貧困の現状と課題について、具体的な理由と数値的な裏付けを基に考えてみます。 1.貧困の現状とその要因、改善 インドネシアの農村部では、低い農

        • ベトナムを知る⑤〜アオザイの美しさベトナムの誇り

           アオザイはベトナムの伝統的な衣装であり、その美しさと独特のデザインが世界中で注目されています。  この装いは、ベトナム文化の象徴として、特に女性の美しさと優雅さを引き立てる役割を果たしています。アオザイの源流とその歴史、さらには現代における進化について詳しく掘り下げてみましょう。 1.アオザイの起源と歴史 アオザイはベトナムの長い歴史と豊かな文化の一部として発展してきました。その起源は古代中国の服装にさかのぼります。  現代のアオザイは約4000年前に現れ、18世紀に

        円安の波紋・外国人就労者からの視点⑱急激な円安が止まらない

        マガジン

        • 円安の波紋・外国人就労者からの視点
          21本
        • 日本の人口減少および労働人口の減少に対する打開策
          33本
        • インドネシア人との関わり
          34本
        • ホントに今だけ!だと解決したい『在留資格の審査遅れ』
          13本
        • 日本の食糧自給率と北海道の役割りについて
          9本
        • 外国人採用ステップバイステップガイド
          60本

        記事

          建設業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)とそのスキル要件

           デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、様々な産業で求められるスキルが大きく変化していることが実感されます。  特に、酪農業、農業、水産加工食品業、総菜業、食品加工業、素形製造業、建設業といった分野では、テクノロジーの導入と共に労働者のスキルセットが進化し続けています。  労働市場の変化に柔軟に対応し、経済発展を実現するためには、各産業ごとのDX化の動向を理解し、それぞれの特性に応じたアプローチが必要です。  先週は、酪農業を見ていきました。今週は建設業

          建設業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)とそのスキル要件

          地域コミュニティによる外国人支援活動〜全国各地の取り組みと地域差の課題

          はじめに 日本各地で地域コミュニティが外国人支援活動を展開しており、その活動内容や方法には地域ごとの特徴や差異があります。  地域ごとの取り組みを具体的にみて、地域差についても特にその課題について考えていきたいです。 1. 首都圏の取り組み①東京都の多文化共生推進活動  東京都は、日本で最も外国人が多く住む地域の一つであり、多文化共生推進のための様々な取り組みが行われています。東京都国際交流委員会(TIEC)や東京都国際交流協会(TISA)などの団体が、外国人向けの日本

          地域コミュニティによる外国人支援活動〜全国各地の取り組みと地域差の課題

          日本の人口減少および労働人口の減少に対する打開策~海外の成功事例とその日本への適用①

          はじめに 少子化は日本だけでなく、多くの先進国が直面している深刻な社会問題です。人口減少により、労働力不足や経済成長の停滞、社会保障制度の維持困難など、様々な問題が引き起こされます。  今日は、少子化対策と家族支援に関する海外の成功事例について調べた内容を書いていきます。また、それらを日本に適用する可能性について考えてみたいと思います。  特にフランス、北欧諸国、ドイツ、スウェーデンの取り組みを中心に、具体的な政策やその効果を調べてし、それを日本に適用するための具体策を考

          日本の人口減少および労働人口の減少に対する打開策~海外の成功事例とその日本への適用①

          在留資格申請の審査遅れについて~2024総括~

          はじめに 昨年の今頃、年明けからの在留資格申請の審査遅れが深刻な国際的な社会問題となっていました。  今年も3月から同様の傾向が続いており、申請から許可までの期間が平均して3か月かかる状況が続いています。  この問題に対処するためには、様々なアプローチが必要です。以下に、審査遅延の現状と原因、そして具体的な解決策を詳しく分析します。 1.現状の問題平均審査期間  日本では、在留資格申請の審査に平均して3か月以上かかることが一般的です。これは特に東京、横浜、大阪などの大

          在留資格申請の審査遅れについて~2024総括~

          日本の労働市場の変遷~心も体も豊かに元気な職場を目指す

           今日は外国人採用と外国人就労者活動を通じて、感じている企業内部のワークライフバランス問題を深掘りして書いていきます。  心も体も豊かに、元気な職場を目指したいですね。 1.ワークライフバランスの欠如による企業内部問題 ○長時間労働文化  多くの日本企業は依然として長時間労働を美徳とする文化が根強く残っています。  これは、若手社員の燃え尽き症候群や離職率の増加を招いています。  長時間労働は短期的には生産性を高めるように見えますが、長期的には社員の健康を蝕み、生

          日本の労働市場の変遷~心も体も豊かに元気な職場を目指す

          ベトナムを知る④祖先への感謝が未来を照らす

          ~祖先崇拝の歴史的背景と文化的意義~ 1. ベトナムの祖先崇拝の歴史 祖先崇拝はベトナム文化に深く根付いている伝統であり、数千年にわたって続けられてきました。この習慣は、中国の儒教や仏教、道教の影響を受けながら、ベトナム独自の形で発展してきました。  古代ベトナムにおいては、自然崇拝や祖先崇拝が日常生活の一部として重要視されていました。祖先を敬うことは、家族の絆を強化し、共同体の一員としての意識を育むための重要な要素とされています。 2. 祖先崇拝の儀式とその意義2.1

          ベトナムを知る④祖先への感謝が未来を照らす

          世界のともだち2024に参加します - アイアジアグループ

           私たちアイアジアグループは、お世話になっているJICA帯広のご担当者さまからお声掛けを頂き、2024年7月6日(土)に開催される「世界のともだち2024」イベントに参加することになりました。  場所は北海道帯広市のJICA北海道センター(帯広)で、入場は無料です。 このイベントは、毎年JICA帯広が主催連携して、十勝地域での国際交流を推進し、地域住民と外国人労働者との相互理解を深める素晴らしい機会です。 1.参加の意義地域貢献と国際交流の促進  このイベントを通じて

          世界のともだち2024に参加します - アイアジアグループ

          酪農業におけるDX化と人手が必要な作業の詳細分析

           酪農業の分野では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展が生産性の向上や労働負担の軽減に寄与していますが、いまだに人手が必要不可欠な作業も多く存在します。  今日は、酪農業における分娩や保育など、特に人手が求められる作業について、現場の具体的な様子や作業状態を詳細に分析し、DX化が労働市場に与える影響について考えていきます。 1. 分娩管理①分娩の監視と支援  酪農業において、牛の分娩は非常に重要な作業です。分娩が近づくと、24時間体制で牛の様子を監視する必要

          酪農業におけるDX化と人手が必要な作業の詳細分析

          酪農業のDX化が労働市場に与える影響

           先週は、DXの進展により、酪農業、農業、水産加工食品業、総菜業、食品加工業、素形製造業、建設業における労働者に求められるスキルは大きく変化していることをみていきました。  外国人労働者がこの変化に適応し、持続的に成長できるようにするためには、企業、政府、教育機関が一丸となって支援することが重要。  労働市場の変化に柔軟に対応し、経済発展を実現することが可能となると思うのですが、各産業別にDX化の動向を見ていくと違う論点に直面するのではないかと考えています。  今日は、

          酪農業のDX化が労働市場に与える影響

          高齢化社会における日本の労働市場の変遷〜「自律、貢献、そして変革:若者の働き方革命」

           外国人就労者の採用活動や相談支援活動を通じて、受入れ先企業や実習生の監理団体などの日本人の若手の社員さまや職員さまたちと話す機会も本当に多くなりました。  日本は世界で最も急速に高齢化が進む国の一つであり、その影響は労働市場に顕著に現れています。特に、少子高齢化の進行に伴い、労働力人口の減少、中でも若者の労働人口の減少が深刻な問題となっています。  若い世代に焦点を当てて書いてみます。若者の自律的なキャリア形成、社会貢献意識の高まり、そして仕事離れの傾向という三つのテー

          高齢化社会における日本の労働市場の変遷〜「自律、貢献、そして変革:若者の働き方革命」

          アイアジアグループ第2段のオンラインテーマ「外国人労働者の日本入国までの道のり」

           アイアジアグループのディンティクエンさんのことを書かせてください。  ベトナム人女性、ディンクエンさんと初めて会ったのは、もう約8年くらい前になります。  その日ハノイノイバイ空港に到着して提携する人材会社から出迎えは新しい新人担当者と聴いていました。  彼女は、技能実習生として北海道道南で外国人就労者を3年間過ごしました。  しかし、私は直接、会ったことは一度もありませんでした。  ただ、職場の仲間たちから、道南にとても日本語の勉強や就労姿勢が誠実で素晴らしい女

          アイアジアグループ第2段のオンラインテーマ「外国人労働者の日本入国までの道のり」

          インドネシアを知る㉒SELAMAT HARI RAYA IDUL ADHA(イード・アル=アドハ)

           SELAMAT HARI RAYA IDUL ADHA(イード・アル=アドハ)は、イスラム教における重要な祝日で、犠牲祭とも呼ばれます。  この祝日は、イスラム教徒にとって信仰の重要な柱であるハッジ(巡礼)と密接に関連しており、アラファト山での祈りが終わるとその翌日に祝われます。  その意味においても強い特徴があります。 西暦2024年はイスラム歴で1445年で、西暦の6月17日、今日がその日です。 1.由来と意味 犠牲祭は、イスラム教徒にとって信仰と従順の象徴であ

          インドネシアを知る㉒SELAMAT HARI RAYA IDUL ADHA(イード・アル=アドハ)