日本の労働者は、本当に毎年 50 万人ずつ減少していくのか?㉑現在の建設業界の動向と2024年問題
1. 現在の建設業界の動向と2024年問題建設業界は以前から、特殊な業務や取引慣行を理由に時間外労働の制限から除外されてきました。
長時間労働と過酷な労働条件が長らく問題となっており、特に下請け業者にその負担が集中しています。
2024年4月からの時間外労働の上限規制(年間720時間、月あたり100時間未満)は、業界全体に大きな影響を与えます。
2024年4月から時間外労働時間に罰則付きで規制がかけられることになっています。
時間外労働時間の上限は、原則として月45時