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哲学者ジュンコの哲学日記

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鬱々と考えることが趣味?な哲学者ジュンコ。 彼女の哲学ワールドへようこそ。
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記事一覧

私は「お姉ちゃん」と呼ばれない姉

私は「お姉ちゃん」と呼ばれない姉

じ(じゅんこ3)「私ってお姉さん感薄いんだわー」

     ↓

ぺ(よしペン)「お姉さん感とは?」

     ↓

じ「しっかりしてないんだわー」

     ↓

ぺ「しっかりしてるとは?」

     ↓

じ「だーかーらー、しっかりしてないのー」

……? (それは本当か?)

私は長女に疲れた長女である。

今になって「お姉さん感」について考えてみる。

年下の子を見守っている感じ、

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あなたが「存在」するってどういうこと?

あなたが「存在」するってどういうこと?

今日、私の中にある「何か」の根底が覆ってしまった。

春になると「私なんて、いない方がいい」そう思ってしまうのは、ある意味、4月に他界した父の呪いなのだろう、仕方ないのだ、と感じていて、それはある意味諦めでもあった。

今朝はボーッと、youtubeを見ていた。

流れてくる動画の方が「掘り下げ」のことを言っていた。
そして何となくやってみた。

「私なんていない方がいい」
     ↓
「私がい

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絶望から人生が始まる

絶望から人生が始まる

絶望、それは真っ暗で、
一度でもそれに入ってしまったら
底なし沼のように、抜け出せられないかもしれない。

かつての私は「絶望」が怖かった。

「絶望することは、怖いことなんかじゃない」

そう友人が教えてくれたあの日、私はハッとした。

絶望に包まれることから始まる、こと。

真っ黒から、生まれる何か。

そうだ、絶望は味方なんだ。

生きるということ

生きるということ

「生きるということは、傷ついてゆくこと」

そう私の中で答えを出した、2012年。
私はいつも深い悲しみの中にいた。
その悲しみ、というのは真っ暗で。
答えなんてなくて。
苦しくって。
その中にいることが無理になって、私は逃げた。

逃げた先に、小さな花が咲いていて。
好きな人と一緒に、その花を見てると「幸せ」が芽生えてきた。

「生きるということは、幸せを見つけること」

考え方を少し変えた、2

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エネルギーが交差する3月。末吉宏臣さん、おめでとう!

エネルギーが交差する3月。末吉宏臣さん、おめでとう!

3月に入って、混乱した日々だ。
冬と春が交わり、自律神経が乱れるこの時期になると、私は精神的な危機を迎えることが多くなる。それは3月11日だから、という言い訳にもできた。

春は嫌いだ。
真新しい制服の匂い、新しいクラス、新任の先生。
慣れていないことすべてが「分からないこと」な私は学生時代、春はほんとうに苦痛であって、それは私の精神をおかしくさせた。

春は嫌いーーー。3月11日は果たして「春」

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わたくし「じゅんこ3」という人間について

わたくし「じゅんこ3」という人間について

ペンネームを考えている時「じゅんこ」にしようと思っていた。

しかし、画数占いで見るとあんまり良くないらしい。

「えー、んじゃあどうしょう……」

ここでわたしは「面倒くさいモード」に突入していた。

パソコン画面を見ると「じゅんこ3」と出てきた。

じゅんこ3なら画数がいいらしい。

「よし、じゅんこ3にしよう!」

こうして、わたしは「じゅんこ3」になった。

性格

・「天然ですね」と言わ

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クリエイターが素晴らしい作品を生み出す「設定」について

クリエイターが素晴らしい作品を生み出す「設定」について

私の現在の仕事は「イラストレーター」「Kindle作家」「主婦」だと思っている。

noteを始めて「楽しいから描いてみる」というスタンスで描いていたイラストや漫画は、現在私の仕事になっているから驚きである。

仕事について語る時、私は「優しい人たちに導いてもらった」と定義したい。

「じゅんこ3にイラストを描いてもらいたいんです」

そう連絡してくれる、友だち。

イラストを描きます的な記事は、

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お父さんはずっと、36歳のまま

お父さんはずっと、36歳のまま

お父さんはずっと、36歳のまま
もっとずっと、一緒にいたかった

お父さんはずっと、36歳のまま
白黒写真のお父さん
変なの、お父さんなのに
私の方が年上になってしまったよ

会いたいよ
死んだら会える?
それならもう死んじゃうよ
会いたいよ

お父さんって、どんな感じなのかな
私が幼い時天国に逝ったお父さん
お願いだから
これ以上あなたとの記憶よ、消えないで

お父さん
あなたの愛を感じたい

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16年間引きこもりだった私が、母に感謝されたこと。

16年間引きこもりだった私が、母に感謝されたこと。

「お母さん、私長い間うつで酷かったじゃん。迷惑かけてごめんね」

田舎にある、貴重なファミレスでドリンクバーの100%オレンジジュースを飲んだ。久しぶりに会う母は穏やかな顔をしていた。だからこそ、そんなことが言えたのかもしれない。

今は結婚して元気にしているが、17歳からずっと私はいわゆる「引きこもり」という状態だった。

高校は先生方の計らいで、何とか卒業させてもらえた。でも、私を待っていたの

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色つきひよこが大きくなって、肉屋に持って行った友人のはなし。

色つきひよこが大きくなって、肉屋に持って行った友人のはなし。

この話は、エッセイ集に書こうかと思っていたが、noteに書きたくなったので書こう。

私たちが小学生だった頃、運動会で色とりどりのひよこが売られていた。
昭和という時代は恐ろしくもあった。そのひよこたちはピンクや水色、黄色に色付けされたのだ。

ひよこ売りのおじさんは「へい、らっしゃい!」とニヤニヤ笑い、最初は1匹800円くらいで色つきひよこを売っていた。ざっと校庭に200匹くらいはいたと思う。今

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Kindle本を4冊出版して、分かったこと・感じたこと。そしてこれからKindle本を出したいみんなへ伝えたいこと。

Kindle本を4冊出版して、分かったこと・感じたこと。そしてこれからKindle本を出したいみんなへ伝えたいこと。

私はある意味、勢いでKindle本を4冊出版した。

「私は将来、漫画家か作家になりたい」

中学生の頃、勉強しながら「美少女が失恋して悲しむ」という失恋漫画ばかり描いていた。そして、その漫画を妹が私のいない時にこっそりと私の部屋に入り、机の引き出しを開けて「ククク……」とこれまたこっそり読んでいたらしい。
私は妹を「じゅんこ3ファン、第一号」と名付けた。

若い頃は「私が書いた(描いた)ものなん

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