見出し画像

日本史と世界史の両方を「等縮尺」で年表にしてみた(文化史中心)

様々な年表って、古代ほど長きに渡るスケールの話がギュっと短くまとめられ、現代に近づくほど、少しの期間の出来事を詳細に書いて縮尺が大きくなっていきがちですよね。

等間隔の縮尺で物事を並べて、現在からの距離感・時代感を正確に把握してみたいなー。と思ったので、そのような年表を作っちゃいました。

77年ごとに線を引き、そこに無理やり出来事を配置していきました。

ちなみに、僕は音楽史をきっかけに、このような歴史に注目するようになったので、文化史の要素を多めに記載しています。(自分のこれからの勉強用でもあります)

PDFをここに置いておくので、ご自由にご活用ください。


こう並べてみると、「西洋中心史観」というものがどのような程度のものだったかが非常に分かりやすくなったと思います。

こと音楽史について、ヘゲモニーを中心にまとめなおしてみると、

ざっくりとこのような形にまとめなおせるかな、と思います。

これを見ていただくことによって、これまでこのnoteで主張してきた

「クラシック史は全音楽史ではない。」

「ロック史が全ポピュラー音楽史ではない。」

「かといって古楽や中世の音律の研究に飛ぶのもスケールが大きすぎる。」

も、言ってる意味が分かっていただけるかな、と思うのですが、いかがでしょうか。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?