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写真+詩など

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写真と詩のようなものたち。
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#詩のようなもの

それを貫くとき。

それを貫くとき。

「自分こそが正義」
「自分こそが正しい」
はとても怖い。

自分の中の正義や
自分にとっての正しさは
自分だけのものだ。

外へ向けて

自分のエゴでそれらを貫くとき

誰かの心も
貫いているだろう。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

雨に流れて。

雨に流れて。

泣くときは、雨の中がいい。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

光

眩しくて
息が止まりそうで
指の隙間から見つめた

お盆最終日に書こうとしていたもので、
写真とタイトルだけ書いたまま
下書きに入れてあったものを書きました。

ようやく熱が上がらなくり、微熱の範囲内に。
今は喉の痛みが強く唾を飲み込むたびに
まるで針を飲むような痛みです。
それ以外の咳痰や鼻詰まりはそれに比べれば
ずっとマシに思えるくらいのものです。
なんとか少しずつ、おうどんや雑炊などの
飲み

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言えないけど、思ってるよ。

言えないけど、思ってるよ。

「わかるよ」なんて言えない、
けど「わかりたい」って思ってるよ。

これまではタイトルに
【写真+1行詩】とか【写真+詩】とか
そう言うふうに書いていたけれど、
その前置きを書くのをやめようかな、って。

というのも、例えば今日の言葉は詩として
書いたつもりの言葉ではなくて、
でもワンフレーズなので、1行詩のようにも見えて。
詩か詩じゃないか、日記かエッセイか、
それらのことに特に大きな意味が

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雲の向こう側。

雲の向こう側。

雲の向こう側に、夏の匂い。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

ビタースウィート。

ビタースウィート。

鼻の奥がツンとするような、記憶。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

風の便り。

風の便り。

春の匂いがする。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

赤い糸

赤い糸

ゆうらゆうら

ひいらひら

柔らかなレースで手繰り寄せ

運命の赤い糸のふりをして

気づかれないようそっと触れ

毒を盛る

君を独り占め

したいから

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

浮かんでは沈み、ただ、たゆたう。

浮かんでは沈み、ただ、たゆたう。

置き場のない気持ちたち。

置き場のない気持ちたちの
私の中でのイメージはこんな感じだった

無数のそれらが
ぷかぷかと
浮いたり沈んだり

言えなかった
吐けなかった
叫べなかった
飲み込んだ
喉へ胸へと押し込んだ
たくさんの言葉たち

歯を食いしばって堪えた感情

霞んでよく見えないけど
たしかにそこにあった
遠い過去の苦しい記憶

もう血は出てないけれど
かさぶたも剥がれて
なぜか少し艶のあ

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その瞳に

その瞳に

君の瞳に映り込めるしあわせ。

ある日
西日に照らされ
わたしをじっと見つめる瞳が
あまりにも美しくて
思わず写真を撮ったら
わたしの手と携帯電話が
はっきりと映り込んでいた。
ただ寄り添って
見つめてもらえること
それだけでしあわせだ。
君の瞳に映るものは
すべて美しいと思えるから
そこへわたしを映してくれることが
少し照れくさいようでもあり
これ以上ないしあわせだと
心から思う。

それでは今

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自らで

自らで

灯し、放ち、そして輝け。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

傷だらけ。

傷だらけ。

人の数より沢山の、傷がある。

いつも明るくて優しくて穏やかな人が、
とてつもない苦労人だった
なんてことが実際に沢山あった。
わたしの数少ない友人たちもそうだ。

人の人生なんて目には見えないものだから、
どれだけ明るくて楽しそうにしている人でも
どれ程辛い過去を背負い、
どんな苦しみを乗り越えて
生きてきたのかなんて絶対に分からない。

分からないからこそ、見えないからこそ、
大切にしないとい

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人生をカレーに喩えて。

人生をカレーに喩えて。

その涙も憂鬱も、スパイスにしよう。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。