はるか

感じたことをつらつらと。カメラ片手によく旅に出ます。雑貨、美味しいものと離島、自然がす…

はるか

感じたことをつらつらと。カメラ片手によく旅に出ます。雑貨、美味しいものと離島、自然がすき。

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  • たびしゃぶ交換日記

    • 36本

    "旅と写真と文章と"のメンバーで、日常の気になることやみんなに聞きたいことをゆるりと綴っていく、たびしゃぶの交換日記。

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はじめまして、はるかです。

こんにちは、はるかです! noteは初めてから少し経つのですが、あまり更新できておらず、、、 これから更新頻度を高めていきたいツール。 最近、はじめましての方が増え…

はるか
3年前
63

本と仲良くなれた日

2021年の冬、私と本との関係にちょっとだけ変化があった。 今まで疎遠だったのに急にばったりと再会して連絡を取り出した友達のように、 遠い存在だったものが近くに寄り…

はるか
2年前
16

今をそっと手放してみたくて

ふと、誰も私のことを知らないところで暮らしてみたい、と思うことがある。 特別今に不満があるわけでもなく、ありがたいことに素敵な人たちに囲まれて幸せな毎日が送れて…

はるか
2年前
18

仲間はいつもすぐ側に。

まもなく夏本番。 最近のムシムシとしたまとわりつくような暑さは、私の記憶を呼び覚ますには十分すぎるくらいだ。季節が一巡するのは長いようで短くて、でも中身はぎゅっ…

はるか
2年前
27

青春はいつまでもキラキラと

ついさっきまで、10年分の写真をバックアップするために眺めていた。 久しぶりに開いたフォルダには、携帯を持ち始めた高校生、スマホになった大学生のときの写真がほとん…

はるか
3年前
11

引き出しから取り出した、物語の続きを

幼い頃の記憶なんてたいして残っていない、あてにならない。そう思っていたけれど、意外と体に染みついているみたいだった。まるで何回こすっても落ちない、洋服に付いた染…

はるか
3年前
10

わたしの3月、写ルンです記録。

先日長野で1週間過ごしていたとき、いつもの一眼レフカメラに加えて写ルンですをお供に持って行った。 もし、撮りたいと思った景色があれば、いつでも撮れるように。記憶…

はるか
3年前
17

春はいつも、波のようにゆらゆらと

季節が巡り、久しぶりに東京の朝を歩いて感じた。今日、あったかいな。 仕事終わり、空を見上げるとまだ薄暗い。あれ、少し前まで真っ暗だったのに日が伸びている、嬉しい…

はるか
3年前
5

日常になりつつあった、記憶のかけら

あぁ、帰りたくないと思ってしまう。ようやくこの暮らしに慣れてきたのに。まだまだ行きたいお店もたくさんあったのに。日常となった日々がたまらなく愛おしくなってきた。…

はるか
3年前
23

もしも一度だけタイムトラベルできたなら

もしも一度だけタイムトラベルできたなら、あなたはどこへ行きたいですか? * ある日の夜、眠りにつく直前、ふとこんなことが頭にぽんと思い浮かんだ。 私だったら、ど…

はるか
3年前
13

太陽の力は偉大だ

2021年1月、季節は冬。 寒い日と暖かい日を繰り返すような毎日に、私はくるくると振り回されている。 朝起きてカーテンを開けると同時に見える世界に、一喜一憂している…

はるか
3年前
10

夢か現か幻か

朝7時、太陽の光と共に目が覚める。 今日は休日。 アラームをかけていないのに起きれた自分に拍手を送りつつ、ぬくいお布団から起き上がる気もおきず、気づいたらまどろ…

はるか
3年前
10

冬の匂いがする。

体が冷えてきた。マスクを外して、すんと空気を吸うと、いつの間にか、ツンと冷たい空気が広がっている。 日中はまだ暖かいけれど、朝と夜の寒さがじわり、じわりと私に返…

はるか
3年前
13

今日もまた、空を見上げる。

静けさに包まれた夜。 あたりは暗く、見えるのは等間隔に並ぶ街灯。聞こえるのは虫たちの鳴き声、そして私の歩く音。 誰かと楽しく過ごした帰り道、通い慣れたいつもの道…

はるか
3年前
24

当たり前に、ありがとう。

今、生きているということ。 休むことなく息をして、身体が不自由なく動いて、こうして文章を書ける元気があること。 蛇口を捻れば水が出て飲めること、好きな時間に自由…

はるか
3年前
20

いちばん、好きな季節

夏が、好き。 そう思うようになったのは、いつからだろう。 * 5歳の夏。家族で海水浴に行って、夜は毎年民泊で顔を合わせるみんなと花火をした。帰り道はいつもミニスト…

はるか
3年前
4
はじめまして、はるかです。

はじめまして、はるかです。

こんにちは、はるかです!

noteは初めてから少し経つのですが、あまり更新できておらず、、、
これから更新頻度を高めていきたいツール。

最近、はじめましての方が増えたので、今回は私の自己紹介noteです!
もちろん既に私を知ってるみんなにも読んでいただけると嬉しいです。

1.私について1996年2月6日生まれ(24歳)のB型。
ITコンサルの会社で働く社会人2年目です。会社はバリバリのベンチ

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本と仲良くなれた日

本と仲良くなれた日

2021年の冬、私と本との関係にちょっとだけ変化があった。

今まで疎遠だったのに急にばったりと再会して連絡を取り出した友達のように、

遠い存在だったものが近くに寄り添ってくれている気持ちなのだ。

なんだか嬉しくってこの気持ちを言葉にしたくなったのでここに残してしまおうと思う。



私は本を読むことに苦手意識があった。
趣味を読書にしたいと思ってもすぐ飽きてしまって、全然続けられなかった。

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今をそっと手放してみたくて

今をそっと手放してみたくて

ふと、誰も私のことを知らないところで暮らしてみたい、と思うことがある。

特別今に不満があるわけでもなく、ありがたいことに素敵な人たちに囲まれて幸せな毎日が送れていると思うのに、だ。

職業を変えるとか、住む場所を変えるとか、そういう話ではなくて、なんというか、もっとこう、別の誰かになって生きてみたいのだ。



歳を重ねることに、「わたし」というアイデンティティを司る要素が増えているなぁと感じ

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仲間はいつもすぐ側に。

仲間はいつもすぐ側に。

まもなく夏本番。

最近のムシムシとしたまとわりつくような暑さは、私の記憶を呼び覚ますには十分すぎるくらいだ。季節が一巡するのは長いようで短くて、でも中身はぎゅっと詰まってて。

そんな1年を今日は、振り返る日。



私は気まぐれで飽きっぽくて、好奇心旺盛だけれど長続きしない。そんな私でも、今こうして卒業制作を書けるのは、POOLOが、みんながいつもすぐ側にいてくれたからだと思う。実際には日本

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青春はいつまでもキラキラと

青春はいつまでもキラキラと

ついさっきまで、10年分の写真をバックアップするために眺めていた。

久しぶりに開いたフォルダには、携帯を持ち始めた高校生、スマホになった大学生のときの写真がほとんど。

何度か卒業アルバムを開くことはあったけれど、昔の自分が撮った写真を見るのはなんだか不思議な気持ちだ。



最近になって、中学生や高校生のときから知っている友達と話すと、中身は全然変わってないよね、大人になった実感なんてしない

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引き出しから取り出した、物語の続きを

引き出しから取り出した、物語の続きを

幼い頃の記憶なんてたいして残っていない、あてにならない。そう思っていたけれど、意外と体に染みついているみたいだった。まるで何回こすっても落ちない、洋服に付いた染みのように、私の頭の中にいつまでもぼんやりと輪郭が残る。ふとしたきっかけで、輪郭から細部までうっすらと、まるで漫画の空想シーンの吹き出しのようにふわふわと蘇る。

人には消したい記憶、残したい記憶、そのどちらでもない記憶があると思う。どれも

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わたしの3月、写ルンです記録。

わたしの3月、写ルンです記録。

先日長野で1週間過ごしていたとき、いつもの一眼レフカメラに加えて写ルンですをお供に持って行った。

もし、撮りたいと思った景色があれば、いつでも撮れるように。記憶に残したいと思った瞬間があれば、忘れないように。スマホや一眼では撮れない、味があって深みのある写真、どこか懐かしくなるような写真が、写ルンですのようなフィルムカメラでは撮れるから。

今日は、長野で感じてきたわたしの3月をおすそ分け!それ

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春はいつも、波のようにゆらゆらと

春はいつも、波のようにゆらゆらと

季節が巡り、久しぶりに東京の朝を歩いて感じた。今日、あったかいな。

仕事終わり、空を見上げるとまだ薄暗い。あれ、少し前まで真っ暗だったのに日が伸びている、嬉しい。

今日は何を隠そう4月1日。いつもより人が多かった電車には、今日から社会人になるであろう人たち、新しい場所でチャレンジする人たちがいて、みんな、眩しく見える。

年度始め、といえば学生のときからクラス替え、はたまた進学と浮き足立つこと

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日常になりつつあった、記憶のかけら

日常になりつつあった、記憶のかけら

あぁ、帰りたくないと思ってしまう。ようやくこの暮らしに慣れてきたのに。まだまだ行きたいお店もたくさんあったのに。日常となった日々がたまらなく愛おしくなってきた。時は残酷なもので、刻々と過ぎ去っていく。
何もない、そう思って選んだ場所だったのに、こんなにも愛着が湧いている自分に驚いている。「名残惜しい」という言葉は、今の私の気持ちをぴったりと表現している。

もちろん、帰ったら会いたい家族がいる。会

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もしも一度だけタイムトラベルできたなら

もしも一度だけタイムトラベルできたなら

もしも一度だけタイムトラベルできたなら、あなたはどこへ行きたいですか?



ある日の夜、眠りにつく直前、ふとこんなことが頭にぽんと思い浮かんだ。

私だったら、どこへいくだろう。
未来か過去か、どっちも捨てがたいな。

そんな風にぐるぐる考えて少し経った頃、ひとつの答えが脳裏に浮かんだ。

そうだ、私は‪わたしが生まれた瞬間にいってみたいな。

私が生まれたとき、お母さんやお父さんはどんな表情

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太陽の力は偉大だ

太陽の力は偉大だ

2021年1月、季節は冬。

寒い日と暖かい日を繰り返すような毎日に、私はくるくると振り回されている。

朝起きてカーテンを開けると同時に見える世界に、一喜一憂している、そんなおうちでの日々。



最近、なんとなく元気をなくしていた。

いつもならちょっとで済むような期間があまりにも長すぎる。

苦手な寒さのせいなのか、人と会えないストレスか、それとも他になにかあったかな、なんて考えを巡らせて

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夢か現か幻か

夢か現か幻か

朝7時、太陽の光と共に目が覚める。

今日は休日。

アラームをかけていないのに起きれた自分に拍手を送りつつ、ぬくいお布団から起き上がる気もおきず、気づいたらまどろみの中。

朝9時、家族が雨戸をあける音で再び意識が現実へ。時計を見て、お布団とのお別れを惜しみつつ、ようやく立ち上がってはじまるわたしの1日。



私は二度寝がたまらなく好きだ。

体によくない、早起きが三文の徳だ。

そんなこと

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冬の匂いがする。

冬の匂いがする。

体が冷えてきた。マスクを外して、すんと空気を吸うと、いつの間にか、ツンと冷たい空気が広がっている。

日中はまだ暖かいけれど、朝と夜の寒さがじわり、じわりと私に返ってくる。

辺りを見渡すと、こないだまで色化粧をしていた葉も落ち葉となり、最近空気が澄んで見える星の数が増えた気がする。



私は冬が苦手だ――

でも、それは他の季節が好きすぎるが故の相対評価。

あるいは、寒さが苦手、冬が寒い、

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今日もまた、空を見上げる。

今日もまた、空を見上げる。

静けさに包まれた夜。

あたりは暗く、見えるのは等間隔に並ぶ街灯。聞こえるのは虫たちの鳴き声、そして私の歩く音。

誰かと楽しく過ごした帰り道、通い慣れたいつもの道をすいすいと歩く。

今日の気分に合わせた音楽を選んで、足取りは更に軽くなる。

歩いて帰るとき、空を見上げるのは私の日課。

上を向くと、いつの間にか月と一緒にオリオン座がきらきらと瞬く季節になっていた。



「月が綺麗だね」

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当たり前に、ありがとう。

当たり前に、ありがとう。

今、生きているということ。

休むことなく息をして、身体が不自由なく動いて、こうして文章を書ける元気があること。

蛇口を捻れば水が出て飲めること、好きな時間に自由に外出しても危険にさらされないこと。

家族や友達がいること、インターネットさえあればいつでも連絡が取れること。

言葉が通じること、どこか遠くに行きたいと願えば行く手段があること。

こうやって挙げていったら、キリがないくらい、日常に

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いちばん、好きな季節

いちばん、好きな季節

夏が、好き。
そう思うようになったのは、いつからだろう。



5歳の夏。家族で海水浴に行って、夜は毎年民泊で顔を合わせるみんなと花火をした。帰り道はいつもミニストップのハロハロ。1年に1回、夏にだけ会うって素敵じゃない?

10歳の夏。毎年、地元のお祭りに学校の友達と行って。夜、見回りに来る学校の先生たちから逃げるのに必死だった。夏休みの宿題の絵と読書感想文、自由研究は最後の1週間で追い込むタ

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