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仲間はいつもすぐ側に。


まもなく夏本番。

最近のムシムシとしたまとわりつくような暑さは、私の記憶を呼び覚ますには十分すぎるくらいだ。季節が一巡するのは長いようで短くて、でも中身はぎゅっと詰まってて。

そんな1年を今日は、振り返る日。

私は気まぐれで飽きっぽくて、好奇心旺盛だけれど長続きしない。そんな私でも、今こうして卒業制作を書けるのは、POOLOが、みんながいつもすぐ側にいてくれたからだと思う。実際には日本中、そして遠く離れた海外にいるのに、だ。

自分が余裕ないとき、エネルギー量が合わないとき、違うことに熱意を向けたいとき、心置きなくいってきます、おやすみなさい、とできたのは、いつでも帰ってきたら「おかえり!」と笑顔で迎えてくれるみんながいたからこそ。

等身大の私をいつでもハグしてくれるような、そんな旅人精神が醸し出すオープンさは、居心地がいい、の一言に尽きる。

TABIPPOを通して出会った人たちには、いつも感謝している。まるで青春を繰り返すように、何度も日常に彩りを添えてくれた。


第1章 わたしの1年間

1. POOLOのある暮らし、始めました
時を戻すこと1年前、2020年の夏。
世界が、社会が大きく変わる中で、私もまた、何かを変えたいと願っていた。思い返せば日々の暮らしはそれなりに充実していたけれど、どこか物足りなくて。そのぽっかりと空いた穴を埋めるように、私は付き合う人たち・環境を変えることを選んだ。



2. たくさん出会い話した日々
社会の状況に左右されるように、巷では「Go toトラベル」なるものが出回り、私もまたそれを利用して、あちこちに行っては友達やPOOLOのメンバーに直接会ったり、オンラインで話したり。寂しいと感じていた日々は一昔前のようだった。相手してくれたみんな、本当にありがとう。



3. 環境の変化と心境の変化
冬の寒さが見え隠れする頃、いわば私の冬眠期が訪れた。外を出るのも寒いし、暗くなるのも早い。なんだか、また新しいことを始めたくなったり、勉強に全力を注ぎたくなったりした時期。ちょうどお仕事で部署異動したこともあり、熱量の方向が変化したタイミング。変わらず相手してくれたみんな、声掛けてくれたみんなの優しさは、一級品だよ。



4. 花粉症と温もりを感じた新年度
日常生活に支障だらけの花粉から逃げるため、私は逃避行、という名のワーケーションを繰り返した。バタバタと忙しない世の中で、必要なものたちだけをバッグに詰めて、外に出る。なんだか縮こまっていた筋肉がほぐれるような感覚。

花粉のない暮らしは想像以上に快適で、生きる環境を自分で選ぶって大切だなって思った。非日常を感じる暮らしは刺激的で楽しいけれど、私にはやっぱり帰る場所があってこそだとも思ったり。追いつけないときには、そっと手を差し伸べてくれるみんな、本当に温かすぎるよ。


第2章 POOLOを通して

5. 私がこの1年で感じたこと

①学びは人生を豊かにする。

名だたる講師の方々がいらっしゃった講義、仲間と自主的に考えて問いを深めたとき、あるいは自分で勉強したこと。そのどの時間もが、新しい発見に満ち溢れていて、私の眠っていた学習欲が刺激された。知らないことを知る、ということは、私たちの生き方や世界を広げてくれる。昔から勉強することは好きなので、分野を決めて短期間で学び続けたい。そしてアウトプットも忘れずに。

②みんな違ってみんないい。
私は性善説を信じているので、この世に生を受けたときから、誰ひとりとして悪い人はいないと思っている。誰しも長所、短所を持つように、誰かの短所が他人には良いところに映るかもしれない。

私は人には個性という名の色があると思っていて、それぞれが持つ色が合わさったとき、カラフルでハッピーな世界が作り出せると思っている。

POOLOはまるでお花畑のようだな、とも思う。みんなそれぞれが違う色で、違うところから咲いていて、でも真っ直ぐと太陽の方を向いていて。一輪でも美しいけれど、集まると更に輝きを増すような、そんなイメージ。

また、多様性はありながらも、他人は自分の内面を写した鏡だと思う。自分が優しくすれば、相手も優しくなる。自分が八つ当たりすれば、相手も怒る。だから、愛情溢れる素敵な人たちに囲まれている今は、きっと一人一人の心の美しさがなせる技なんだろうな。いやいや、なんて思っているそこのあなた、少なくとも私にはポジティブに映っているからね!


③童心を忘れずに。
最近気付いたことなのだけれど、尊敬する大人たちは揃って遊び心を大切にしている。そして、自分の感情に素直に動いている。歳を重ねるごとに増えるしがらみなんて関係ないくらい、起こること全て、楽しんでいる。

日本の大学生は、人生の夏休みと言われ、働き始めたら自由がなくなる、楽しくなくなるなんて風潮が私は嫌いだ。でも、私の周りには、今が常にいちばん楽しい、と言える人が多いように感じる。本当に誇り。限りられた時間ならば、楽しくて胸が高鳴るようなわくわくする気持ち、いつまでも大切にしたい。私はバカなこと、アホなことをいつまでもやりたいし、くだらないことをケラケラと笑い合える仲間はいつまでも大切にしたい。


6. 私がこの1年で変わったこと

①自信を持って、好きと言えるようになった。

例えば写真を撮ることは好きだけれど、自分の撮る写真に自信がなかった。誰かに評価されるのが怖かった。

でも、そうじゃないんだ、とPOOLOのみんなが教えてくれた。好きなら好きでいるだけでいい。上手いとか下手とか関係なく、その気持ちがあるだけで十分なんだ、と思わせてくれた。一度そう思うとなんだか気が楽になって、純粋に好きなものを一緒に楽しんだり、共有できるようになった。

だから誰かが好きなものを嬉しそうに話しているときのキラキラとした顔、活き活きとしてて好きなんだ。


②思考して、言語化する習慣ができた。
具体的には2つ、ひとつは2020年三日坊主だった日記が2021年6月現在、毎日書けていること。

もうひとつは、noteを月一更新にすると決めてから、これまで13記事書けたこと。

数え切れないくらい、考えて言葉にする瞬間があったからこそ、文字にする癖ができ、スピードが上がった。そしてみんなが私の言葉を受け止めてくれる安心感があったからこそ、私は発信することを続けられた。

私の頭の中を投影したようなnoteを読んでくれた皆様には頭が上がらない。言葉にするだけですっと何かが抜け落ちるような感覚を忘れたくなくて、これからも自分のペースで続けていきたいな。


③ありのままの私をもっと好きになった。
元々私は自信がなく、褒められると謙遜してしまうタイプ。でも、この1年間では、私が何を好きで、嫌いで、得意で、苦手だ、ということを気付かされることが多かった。それはやっぱり、自分と比較できる存在があったからこそだし、私のことをよく知っているみんなから教えてもらったからだ。

そして、何より感謝しなくてはいけないのが、そんな私のありのままを受け入れてくれる人がたくさんいる、ということだ。

私が誰かは苦手なことがある方が人間味があって好き、と思うのと同じように、丸ごと愛を伝えてくれる人の存在たるや…!朝早く起きたくても起きられない私、1人だと怠けてしまう私、どんな私でも、大海原のようにみんなが受け止めてくれるなら、私ももっと自分自身を好きでいようと思えたし、私も愛を返そうと思っているよ。


第3章  これからの私

7. 私のやりたいこと

私には物心ついた頃から考えている人生のテーマかあって。それは、誰かの役に立つために生きていたい、他人や社会に貢献するようなことをしていたい、ということ。

では、どうやるのか、というところがまだ自分の中で答えが出しきれていないので、今は率直な気持ちだけ。

だから、今の私がやりたいことは、「私なりの社会貢献」の答えを探し、行動すること、になるのかな。

世の中のどんな仕事でも、誰かのためになるとは思ってて。例えば今の仕事も、ITを通して誰かの暮らしが豊かになっているし、私の仕事は顧客、そして当然自社のためにもなっているはずだ。

でも、本当にそれでいいのか。例えば仕事以外でもボランティア、副業、あるいは身近な人の話を聞くでも、何だっていい。

今の私には、実現したいテーマの要素が少し不足している気がするのだ。

先日、たまたま学生時代に書いた過去の私の軌跡を見つけて、心がぎゅっと掴まれるような気持ちになったので。あの頃の熱量と、怖いもの知らずの自分も忘れたくなくて。

なんとなく、このままだらだらと生き続けてるのではなく、20代後半戦、長期的に人生を考えたいと思っている。

他にぱっと思い付いたものをざっくりと。

■生き方
・語学を本気で学び直したい。
・基本情報技術者試験の資格取得。
・今とは違う分野での学びを深めたい。昔から関心があるのは、平和構築、人種、宗教あたり。
・住みたいと思えるような、肌に合う土地を見つけること。

■旅
・47都道府県(あと2県!)と日本の四端に行く!
・アフリカ大陸に行く。
・オーロラを見る。
・過去に撮りためた写真を何らかの形で発信する。(挑戦の手始めとして、最近のnoteにはできるだけ自分の撮った写真を入れるようにしてみました。)
・旅先の魅力を写真、動画を使ってSNSで発信する。

■その他

・弾きたい曲をピアノで弾けるようになる!
・体を柔らかくする!
・大好きな友達同士を繋げること!


8. 私のありたい姿

・感情に素直に生きる。素直に表現する。
私は世界中を少しでも笑顔でいっぱいにしたい。だって口角を上げるだけで本当に幸せな気持ちになれるから。だから、まずは自分が楽しいと思える方向へ、そして身の回りへ。
歳を重ねても、ありがとうとごめんなさいは、伝えられる人間でありたい。また、長女の特性なのか、強がってしまう自分がいつもどこかにいて、人に頼る、ということをもっとできたらいいな。こんなにも心強い味方がたくさんいるのだから。


・何事も自分事として捉えられるように。
例えばニュースで見た悲しい出来事、あるいは政治や経済、社会のこと、何か身の回りに問題が起きたとき。他人事、誰かのせいにしてしまう自分でいたくない。自分には関係ない、で終わらせたくない。自分に少しでも原因の余地があるならば、感情に任せて考えることを放棄したくない。
人の感情にすごく共感してしまう私だからこそ、負の感情の連鎖には心が苦しくなるときもあるけれど、無理のない範囲で、考えたいな。


・何よりも心身を大切にして、健康でいる。

健康第一。命はどんな物事よりも理屈抜きで尊いけれど、脆くて儚くもある。自分の調子はずっと大事にしながらも、大切な人たちの異変にはすぐ気付けるように、見知らぬ人の危機にも手を差し伸べられるように。そんな、強い人間でありたい。ドラマのようなシーンが、いつどこで起きるか分からないから、明日は我が身と思って。


最後に  皆様へ愛を込めて

POOLOのみんな、1年間と言わず今まで関わって下さった皆様、本当に何度感謝してもしきれないぐらい、ありがとうの気持ちでいっぱい!

私は素敵な人たちに囲まれていると自信を持って紹介できるくらい、自慢の友達であり、仲間。

マイペースで気分屋な私だけれど、皆様と過ごしていると悩みが不思議と消えるくらい楽しく、たくさん笑っていられる。

本当に元気の源!これからも、喜怒哀楽を、人生の一部を共有できたら嬉しいな。

今後とも、末永くよろしくお願いします〜!

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