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文章の書き方

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文章を書くときに役立つ記事をまとめています。
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#言葉

アレもコレもソレも「全部まとめてビシッとうまく言いたい」、なんて無理。

アレもコレもソレも「全部まとめてビシッとうまく言いたい」、なんて無理。

言語化が苦手な人は、
自分でも
中に何が入っているか
よくわからない

大きな袋を
ずっと抱えている。

袋の中には
言葉になっていない
「なんかよくわからんけど
言いたいこと」
が詰まっている。

自分でもよくわからない
モヤモヤ
ふわふわしたものを

よく見ないまま、

相手に
袋ごと投げつけたり、

テキトーにつかんだ
中身を
手当たり次第
投げたりしている。

だから伝わらない。

▷まず

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『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』はじめに全文公開

『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』はじめに全文公開

6月12日、私の5冊目の著書となる
『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』が
発売されました。

この本は、編集者さんが
私のnoteのある1記事を見て
「自分の言葉で、自分の思いを伝えたい人向けの
書籍を一緒に作って欲しい」とご依頼を受けスタートしたもの。

自分の考えや思いを
うまくまとめられない、

ネット上で見た意見や感想しか出てこない

などなど
言語化に悩む

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「共感される文章」を書くには、「感情」を書くな。

「共感される文章」を書くには、「感情」を書くな。

感情が動かされる、
共感される文章
というのは、

書き手が感情をぶつけて書いたものではない。

よく知らない人が、
感情的に
自分語りをしているのを
わざわざ読みたい人は
いないだろう。

「エネルギーを乗せて書け」と言われましてもね、

独立してすぐのころ、
ライターの勉強会みたいなところに行ったことがあった。

ライターの方が数名、
文章の書き方を教えておられた。

そのうちの一人が、
「文

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「この言葉が出てきた瞬間、これだ!と震えた」と、彼は言った。

「この言葉が出てきた瞬間、これだ!と震えた」と、彼は言った。

「今まで何人もの人にコンサルしてもらったけど、
ここに気づいてくれる人はいなかった」
と、彼は言った。

2時間の体験セミナーの後、
雑談の中で。

セミナールームに入ってきた時とは、
明らかに顔つきが違っていた。

目に光が宿っていた。

ひとって、2時間ちょいでこんなに変わるんだ。

鎧を脱いで、溢れ出てくる言葉を口にしてみる。
自分の中に
すでにあった価値を、言葉にできた。

しかもそれが、

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共感される文章に、「正解」はないけどコツはある。

共感される文章に、「正解」はないけどコツはある。

言葉で仕事をつくる塾コトシゴ
第7回「共感される文章の書き方」では、
冒頭に、

「どんな文章がいいと思うか」
「どんな文章は嫌か」を話し合ってもらう。

いくら、「こういう文章は共感される文章です」と
教わったところで、自分がそう思えないなら意味がないからだ。

どんな内容が、
どんな文体で、
どんな言葉で、
どんな順番で
書かれていたら、
惹かれるのか。

読み始めてすぐ、
閉じたくなるような

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集客文章って、つまり、「どんな言葉で誘われたら行きたくなるか」

集客文章って、つまり、「どんな言葉で誘われたら行きたくなるか」

「集客のための文章」って
難しく考えてしまうけど、
要するに
「なんと誘われたら行きたくなるか?」だろう。

自分がされて嫌なのに、「集客のため」ならやっちゃう?

いきなり自分の実績を
アピールしてくる人の
誘いを受けたいだろうか?

いきなりダメ出し
してくる人の誘いを
受けたいだろうか?

自分の知識をむずかしい言葉で
ひけらかしてくる人

の誘い
を受けたいだろうか?

どんな誘いなら、自

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ヤバい、エモいをどう掘り下げる?

ヤバい、エモいをどう掘り下げる?

いきなり、自分の思いが
スラスラと言葉にできることは、ない。

コピーライターを24年やっているけど、
それでも、ない。

はじめに出てくる言葉は、
ヤバいとか、エモいとか、
なんかすごいとかでOK。

でも、
そこで止まっていたら、
何も伝わらない。

自分でも、自分の言いたいことが
はっきりわからないまま。

ヤバい、エモい、なんかいい、
その気持ち、丁寧に
掘り下げてみよう。

01 |分け

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自分の言葉で生きるか、他者の言葉を借りたままずっと生きるか。

自分の言葉で生きるか、他者の言葉を借りたままずっと生きるか。

自分の思いを、
誰かに代わりに書いてもらって生きるか。
(ずっと借り物の言葉で生きるか)、

自分の思いや、他者の言葉にできていない思いも、言葉にできる人になるか。
これからの人生を、大きく左右する
と受講生さんたちを見ていると、本気で思う。

言葉は、もちろん、もともとあるものだし、
単語自体は、どこかで聞いたことや読んだことの蓄積でしかない。

だけど、そのありものの単語の組み合わせ方、
自分

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誰かが言った「それっぽい言葉」で「なんとなくいい感じ」に書いたり話したりしていませんか?

誰かが言った「それっぽい言葉」で「なんとなくいい感じ」に書いたり話したりしていませんか?

8月9月限定の2時間の体験セミナー
「発信力を上げる言葉力体験セミナー」をオンラインズームで開催した。

 セミナー終了直後から、熱いメッセージをたくさんいただいた。
「うまく言葉にできない」と悩む人たちが、自分の言葉で書いてくれたことに感激。

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ずっとお話しを伺ってみたいと思っていたさわらぎさんの講座に参加させて頂きました

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3日連続ライブ配信【実録】言葉で仕事をつくるって、どうやって?

3日連続ライブ配信【実録】言葉で仕事をつくるって、どうやって?

自分の中にある価値を言葉にして、発信することでファンを増やし、仕事を作ってきた3名の方にお話を伺います。

ぶっちゃけ、何をどうやって発信してきたの?
自分のコンテンツをつくるってどうやって?
うまく言葉にできない商品やサービスをどう伝えてきたの?

【8月2日(水)は、骨屋・のばし屋 鈴木淑深さん(おりょうさん)】

身体のことや、心のことは「言葉にするのが、むずかしい」と多くの人がいいます。

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「誰の、どんな課題を、なぜ私が」解決できるのか?

「誰の、どんな課題を、なぜ私が」解決できるのか?

誰の
どんな課題を
なぜ私が
解決できるのか?

<ポイント解説>(1)誰の

属性ではなく「状況」を
シーンで特定するのがポイント。

40代の女性起業家が〜
子育て中のママが〜

みたいな「属性」では、
何も決めていないのと同じ。

2)どんな課題を

相手が感じている悩み
(不安、不満、不便などの負の感情)や
こうなりたいと思っているけど、
できていないことを

言葉にする。

ポイントは、

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商品・サービスが欲しくなる「シーン」を言葉にしてみよう

商品・サービスが欲しくなる「シーン」を言葉にしてみよう

ビジネスをするなら、
まずはじめに
ペルソナ設定だよ。

昔はよく言われた
(今もよく聞く)

5年前はそれで売れたかもしれないが、
今は、
「理想のお客様像」をいくら作ったところで、
その通りに売れることは
どんどん減ってきている。

(大手企業のマーケティングでも、
ペルソナ設定をしないところは増えているし、
やっているとしたら、膨大な量のデータを元にしている。
個人ができるレベルでは、ない)

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「〜された」「〜してくれない」をやめてみた。

「〜された」「〜してくれない」をやめてみた。

「あの人に〜された」
「夫がわかってくれない」
「子供が〜してくれない」
「母に嫌なことばかり言われる」
「上司が嫌味なことばかり言ってくる」
「お客様が買ってくれない」

よく聞くお悩みです。

「された」
「〜してくれない」

ぜんぶ、受け身の発想。

「される側」に自分を置くのはラクだ。

される側でいるのは、ラクだ。
自分が動かなくていい。
自分で考えなくていい。

受け身でいることで、

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「自分の言葉」を持つには、「伝わらない経験」をどれだけするか

「自分の言葉」を持つには、「伝わらない経験」をどれだけするか

自分の言葉で想いを伝えるためには、「伝わらない経験」をするのが一番だと思う。

☑自分のコミュニティ
☑いつもの質問の仕方
☑慣れ親しんだ関係
☑あれ、それ、ツーカーで伝わる間柄
☑何を言っても傷つけ合わないという信頼

がある人たち「ではない人」に自分の言葉がどれだけ伝わるだろうか。

そんなつもりで言ったんじゃない! VS なんでそんなこと言われなきゃいけないの!

「そんなつもりで言ったんじ

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