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ヤドカリ放浪記2012〜山城編〜

4月27日
AM6:28
タイムズ高槻宮田町
グッスリ眠り、起きたら快晴♪
歯を磨き身支度を整えたら直ぐ様出発
駐車場料金400円を支払い出発する
AM7:12
芥川仇討の辻

芥川宿の仇討は今から凡そ三百年前、江戸時代初期の出来事
石見国吉永の城下町で二人の若侍が同藩の美しい稚児の争奪からその意趣遺恨で果し合をしたのが発端である
ことにその経緯の仔細は盡くせないが要するに下手人の侍は自分の邪推からもう一人の藩士を江戸表で殺した
殺された藩士の子息・助三郎という若殿は秀吉の臣で文禄慶長の役の水軍の将であり、賤ヶ岳七本槍の一人でもあった加藤左馬之助嘉明の曾孫という貴公子であった
親の仇討を深く心に決めた彼は京の剣客について日夜剣を学び頗る上達した
助太刀の剣士と若党を従え敵を求めて諸国を遍歴すること二年有半、虚無僧に身をやつし、一管の尺八で門付けする敵が芥川宿の旅籠に入るのをついに見届けた
初秋のもう肌寒い夜明け、敵が宿を立ち去るところをこの辻で助三郎少年は声高々と名乗りをあげて躍りかかり不倶戴天の敵を討ち取りめでたく本懐をとげた
時に弱冠十四才であった
討たれた八之丞の懐中から一通の書状が出てきた
それには自分は二人も殺した人間である為、討たれて当然であり且つ討った方に咎はないとあった
この仇討は双方が当時の武士道のモラルを貫いた美談として広く全国に喧伝された
また風俗史の上からも貴重な資料として【続近世畸人伝】などの諸書にも取扱われた
因にいえば大通寺の中興の名僧南谷はこの助三郎の実弟である
…との事
説明板に書かれていた事をそのまま書いたがよく意味が分からん(´・ω・`)?
AM7:16
芥川一里塚

芥川宿にあった道程の目印
宿場町の東口に位置する
芥川はすでに町として成立していたが徳川幕府によって宿場町として姿を変えた
十九世紀には旅籠三十三軒、家数二百五十三軒が軒を連ねた大変賑わいをみせた宿場町であった
AM7:30
セブンイレブン高槻南芥川町
ちょいとトイレ休憩
ちょいと買物
ピルクル買って整腸
AM8:00
京都府突入
京都府は日本の都道府県の一つで近畿地方に属する
七九四年の平安京遷都以来、天皇の御所が在る
令制国では山城国の全域・丹波国の大半・丹後国の全域に当たる
Wikipediaより♡
AM8:01
離宮八幡宮

応神天皇・田心姫命・市杵島姫命・湍津姫命・酒解大神を御祭神に祀る山崎宿にある神社
延宝年間に建立されたと考えられる町指定文化財
東門である薬医門、正門である総門ともども当時の形を現在に伝える優れた遺構である
山崎宿は丹波街道の起点の宿場町でもある
AM8:10
山崎駅

駅前にて、しまもと観光案内板を見る
西国街道の遺構が観れるモデルコースが書かれていたので参考にする
AM8:15
妙喜庵

国指定重要文化財なり庵
江戸時代までこの地にあった地蔵寺の塔頭であった庵
俳人山崎宗鑑の隠居所である
予約さえあれば見学も可能なスポットだ
AM8:23
関大明神社

摂津国と山城国の関所跡に建つ神社
御祭神に大巳貴命・天児屋根命を祭っている
府指定重要文化財である
AM8:27
森村宅

旧街道沿いに建つ数少ない旧家
少し西に行けば同じく旧家の石上宅がある
門前には松尾芭蕉の句碑が建つ
AM8:31
関戸町地蔵尊

街道筋にひょっこり建つ地蔵



関大明神社から少しだけ大阪に戻ってたのはここだけの話(ノω`*)テヘッ
AM8:34
山崎駅跡

古代の駅や関、離宮や山城国の役所など重要な施設が存在していたエリア
様々な史跡が出土している
そんなこんな山崎宿
AM9:11
すき家171号向日店

お腹はすっかり腹ペコ
気分はすっかりたまこまかけご飯
今回も美味しく頂きました

だけど大盛りを頼んだのに、ご飯が少な目だったのが残念でしたが…
AM9:29
ベストプライス久世店
こんな所にでもあった格安ガソリンスタンド・ベスプラ
そろそろ燃料が半分になってきたから補充したかったんだよね〜
レギュラーリッター143円だったので迷わず満タン♪
この金額で安いと思ってしまうなんて感覚がマヒしてんな(^ω^;
AM9:48
大矢医院

この月最後の診察をする為に来院する
受付を済ますと診察予定時間を教えてくれ、その時間までに戻ってくれば良いというので遠慮なく外出する
AM10:01
東寺

境内に建つ五重塔は京都のシンボル
世界遺産に認定されているお寺であり、西国街道の起点にして西国街道上がりの終点
とどのつまり、西国街道編の終了を意味する
この日は天気が良かったので境内をのんびりと散策する
AM10:06
不二桜

東寺の有料ゾーンに生える桜の木
2006年に三重県より移植された八重紅枝垂桜
樹齢120年で樹の高さが13㍍もある
満開時には見事な花を咲かせ境内を彩る
名前の由来は弘法大師の不二のおしえから名付けられたと説明が添えられている
もうすっかり葉桜です
AM10:11
講堂

825年に弘法大師の発願で着工し、弘法大師が高野山で入定した835年に完成する
1486年、土一揆の争いで焼失
現在の講堂は1491年に創建時の基壇の上に再建されましたもの
堂内では弘法大師の指導の下で21体の仏像を配置
仁王経曼荼羅を表している様子が圧巻だΣm(`;ω;´)
AM10:19
金堂

東寺の本堂である国宝のお堂
御本尊である薬師如来を中心に日光菩薩と月光菩薩が脇を固めた三体の仏像が安置されている
大仏フェチでもある俺も満足の佇まい(*´ω`*)
AM10:27
五重塔

五重塔としては日本一の高さを誇る国宝の塔
この日から春期特別公開として塔の内部、初層を特別公開していた
塔内の壁や柱には両界曼荼羅や真言八祖像を描かれていたすっかり色褪せ剥げていたが何とか観れた
須弥壇には心柱を中心にして金剛界四仏像と八大菩薩像を安置
真言密教の中心尊である大日如来の像の変わりとして心柱を大日如来とみなしている
とにかく見事としか言い様のない内部
でもこの特別公開の為に入場料が通常より300円高い800円だった(´;ω;`)
AM10:38
食堂

じきどうと呼ぶ
僧侶が斉時に集って食事をしていた場所
六mの千手観音立像と四天王像などを安置しており、千手堂とも呼ばれている
四天王像は火事により炭化してしまっているがこれがまた他では観られない良い味を醸し出している
また堂内では藍友禅の世界やすらぎの空間として藍友禅染の展示販売が行われていた
AM10:44
夜叉神堂

最初は南大門の左右に安置されていた神像だが旅人が拝まないで通ると天罰がくだるとされ、中門の左右に移されるが中門が倒壊し現在の場所に移された
二体の夜叉神は東に雄夜叉、西に雌夜叉で小堂に安置されている
AM10:48
大師堂

弘法大師が作った不動明王像は国宝にして秘仏
普段は拝観出来ぬ秘仏中の秘仏
前回訪れた時は改装中だったけか大師堂…
AM11:08
大矢医院
診察時間が近付いて来たので戻る
するとすぐに診察
バッチリな俺
ここの先生も接し易くまたお世話になりそうな予感
AM11:36
天翔の湯 大門

京の銭湯で初の源泉掛け流し湯
真湯を沸かした銭湯ゾーンと天然温泉が湧く温泉ゾーンに別れている珍しい銭湯である
泉質はナトリウム塩化物泉でかなりぬるく俺好み♪

源泉掛け流しと言っても循環併用だが悪くはない
マッタリと水風呂と交互浴で一時間半…
お腹が減りました(≧ω≦)
予定よりちょいと早く上がる
何はともあれ410円で良い湯に浸かれました
AM4:01
三条大橋

豊臣秀吉の命により、五条大橋と共に増田長盛を奉行として石柱の橋に改修された鴨川に架かる橋
東海道につながる橋として、幕府直轄の公儀橋に位置付けられ流出の度毎に幕府の経費で架け替え・修復が行われた重要な橋
東京日本橋に延びる東海道の西の起点である
すなわち新たな放浪、東海道五十三次編の始まりなのだΣm(`・ω・´)
PM4:19
MKボウル山科

京都に二軒あるボーリング場
とは、言ってもボーリングをするわけではなく、ここに併設するバイキングレストランで食事をする為に訪れる
何と言ってもランチだけではなく夜もバイキングも500円と言う驚きの格安料金
京都に入るとかなりの確率で立ち寄るスポットだ(*´ω`)ノ
とにかく腹ペコで馬鹿すこ料理を皿に盛る

そしてバクバク食べる
でももう胃も若くないね〜
思ったより食べれませんでした
でもビールも呑んで舌鼓を打つ
さて我慢をしきれず呑んでしまったのでこの日の放浪はここまで♪
スタッフに許可を頂いて駐車場で休む事に…
PM5:48
ヤドカリ帰還
腹一杯で苦しい(≧ω≦)
腹一杯で眠い(´д⊂)‥
なので寝る( ̄q ̄)zzz
PM8:01
起床
目が覚める
まだ胃が苦しいw
胃薬呑んで横になる
二十一時から浅見光彦シリーズを観て過ごす
そんな腹一杯な夜w

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