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#最近の学び

50cmの箱から脱出しようとするノミは50cmしか跳べない。

50cmの箱から脱出しようとするノミは50cmしか跳べない。

おはようございます🌅

今回は、イノベーションの起こし方に関する記事から、イノベーションのためのマインドセットについてご紹介します。

Diamond ハーバード・ビジネス・レビュー2022年1月

 こちらの記事では、理化学研究所発の技術でiPS細胞を使った臨床応用をいかに成功に導いたか、を高橋政代氏へのインタビュー形式で記事化されています。

 2006年に山中教授がマウスの皮膚細胞からiP

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ミドルリーダー🚩| 人事考課で伝えること (HIGH OUTPUT)

ミドルリーダー🚩| 人事考課で伝えること (HIGH OUTPUT)

こんばんは。読書の秋ですね📚
そして秋も深まってきました。

 今回は、インテルの元CEO、Andrew S. Grove の著書「HIGH OUTPUT」からマネジメントについての要点についての紹介記事です。

可能性(ポテンシャル)ではなくて、実績を評価する。 評価は、その人のポテンシャルではなく、あくまで対象期間にアウトプットした成果について評価を行います。

 当たり前だよね、という方が

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ミドルリーダー🚩|リーダーの目が見えていないのだ

ミドルリーダー🚩|リーダーの目が見えていないのだ

こんばんは。読書の秋ですね📚
 中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

 今日は、「代表的日本人」(内村鑑三)を紹介する番組を観て心に残った言葉をご紹介します。

 内村鑑三は、著書”Representative Men of Japan”(代表的日本人)で上杉鷹山を日本の代

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PMBOK第7版のスチュワードシップとは? 意味やリーダーシップとの違いについて

PMBOK第7版のスチュワードシップとは? 意味やリーダーシップとの違いについて

今回は、PMBOK第7版に登場するスチュワードシップについての記事になります。

PMBOK7で定義されている第1原則に「勤勉で、敬意を払い、面倒見の良いスチュワードであること」というものがあります。標語は「スチュワードシップ」です。

この「スチュワード」という単語にピンとこない方は多いのではないでしょうか。今回は、この言葉の意味やリーダーシップとの違いについて解説します。

スチュワードシップ

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徳は才の主、才は徳の奴なり。(菜根譚)

徳は才の主、才は徳の奴なり。(菜根譚)

こんばんは。読書の秋ですね。📚

中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださったみなさんのお役に立てると嬉しいです。

今回も昨日にひきつづき最近読んでいる野村監督の解釈本「菜根譚」から珠玉の一言。

今日の言葉徳は才の主、才は徳の奴なり。
才ありて徳なきは、家に主なくして、奴、事を用うるが如し。
幾何ぞ魍魎にして猖狂せ

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ミドルリーダー🚩|部下のわがままをそのまま受け入れるな

ミドルリーダー🚩|部下のわがままをそのまま受け入れるな

これは、私のこれまでの経験を通じて感じていることです。
 大切に育てようとして、部下のわがままを聞いてやりたいようにやらせたりしても、
そのわがままがチームで受け入れられずに孤立し、結果不満が残るのです。

 基本的に部下の「やりたい」意志と提案(What)を尊重するのですが、「どうやるか」(How)で間違えると、うまくいかないケースが多いな、と感じます。
 そのチーム、職場に合ったやり方で、やり

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ミドルリーダー🚩|唯一生き残るのは変化できる者である(ダーウィン)

ミドルリーダー🚩|唯一生き残るのは変化できる者である(ダーウィン)

こんばんは。読書の秋ですね📚

 中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。ダーウィン

 有名な言葉です。ダーウィンの進化論を、この言葉がまさに表現しています。
 古くは恐竜

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ミドルリーダー|何をするべきかの前に、正しい道を示す🚩

ミドルリーダー|何をするべきかの前に、正しい道を示す🚩

こんばんは。読書の秋ですね📚

 中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

 今、佐々木常夫さんの著書「こんなリーダーになりたい 私が学んだ24人の生き方」(文藝春秋)を読んでいます。

 佐々木さんが学んだリーダー論を具体的な人物24人を通して紹介されており、さらに深堀したい

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ミドルリーダー🚩|ナッジング

ミドルリーダー🚩|ナッジング

こんにちは。
 本日の話題は、ミドルマネジャーが組織へ影響を与えるための活動のうち、重要な要素として「ナッジング」を取り上げます。

 インテルの元CEOであり、名経営者として知られる アンドリュー・グローブの著書「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」(小林薫 訳)からの引用と考察になります。

マネジャーが果たすべき役割単純明快に、

「組織が最大の成果を上げて目標を達成すること。」

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ミドルリーダー🚩|タスク関連習熟度

ミドルリーダー🚩|タスク関連習熟度

 こんにちは。
 本日の話題は、ミドルマネジャーがチームの実力を最大限に発揮するためのフレームワークのお話です。

 インテルの元CEOであり、名経営者として知られる アンドリュー・グローブの著書「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」(小林薫 訳)からの引用と考察になります。

 中間管理職が部下をマネジメントする時に直面するのが、様々な職歴、レベルの部下をどのように動かすか、ということ

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ミドルリーダー🚩|信・厳・寛の順番

ミドルリーダー🚩|信・厳・寛の順番

 こんにちは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

 今回は、部下との接し方の「順番」に着目してみます。

孫子の兵法では、「信頼」→「厳しさ」

将とは、智→信→仁→勇→厳 なり。

(意味)
 将軍に求められる五つの要素は「知性→信頼→人徳→勇気→厳格」である。

もう一

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チームビルディング|反論がないのは議論する気がないのか

チームビルディング|反論がないのは議論する気がないのか

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。本日は古典から離れますがチームビルディングの現場の改善活動のお話です。お付き合いください。

課題意識
 最近、テレワークが増えてオンラインでの1on1やミーティングといったコミュニケーションが増えた方は多いのではないでしょうか

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「君主論」に学ぶ 運命との付き合い方

「君主論」に学ぶ 運命との付き合い方

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いて、自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てる人間になれることを目指しています。

 さて、今回は、前回に引き続き中世イタリアで生まれた書「君主論」(N.マキャベリ)からの学びについて共有したいと思います。

 君主論の概要とマキャベリについては前回の記事に記載しました。よろしかったらご覧くださ

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マネジリアル・グリッド理論の中国古典的考察

マネジリアル・グリッド理論の中国古典的考察

マネジリアル・グリッドというフレームの考え方 マネジリアル・グリッド理論とは、1964年にロバート・R・ブレイク(テキサス大学元教授)、ジェーン・S・ムートン(テキサス大学元助教授)が提唱したフレームで、リーダーシップ行動論の一つです。
 難しい理論ではないので、ここで簡単に触れておきます。

「人への関心」と「業績への関心」

リーダーシップのスタイルを「人への関心」と「業績への関心」の2軸で評

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