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ミドルリーダー🚩|唯一生き残るのは変化できる者である(ダーウィン)

こんばんは。読書の秋ですね📚

 中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と組織の成長、そしてこのnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。

最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。ダーウィン


 有名な言葉です。ダーウィンの進化論を、この言葉がまさに表現しています。
 古くは恐竜時代に遡っても、地球の温暖期と寒冷期の変化で生き残ったのは、小型の哺乳類や鳥類など、普段は力で圧倒される側の動物たちでした。
 必ずしも生態系の頂点にいる動物が永続するかというとそうではなく、生態系全体の均衡の中でバランスが崩れたら崩れたなりに変化できる種が残ってきました。

標準化が仇となることもある


 企業では、過去のサクセス・パターンを次につなげるように懸命にノウハウ集、マニュアル類への落とし込みを行います。いわゆる標準化がなされるわけです。
 しかしながら世の中の進歩が激しい場合には、標準化された作業自体が、すぐ時代遅れになってしまいます。
 また、ある企業では、全社ルールが、既存継続事業と新規事業で同じものが運用され、特に新規事業側は到底守れないようなプロセスが標準化されたりします。
 作っている側は悪気はなくむしろいいことをしている意識でアリの逃げる隙間もないようなドキュメント群を作成してしまいます。その会社としてはベストプラクティスを展開しようという活動ですが、逆にこれが足枷となってしまう場合があります。

変化を恐れない


 人間は兎角楽を求めるので、「変わる」ということは決して楽ではありません。
 先人の知恵の土台に乗っかり、その上にメリットを積み上げていく方が楽なはずです。

 変化するためには何を意識すれば良いでしょうか。自分の無意識下にある変化への拒否反応を取り去ること、そして本質的な変えてはいけないこと以外は変えることが重要です。

 では、変えてはいけない本質を見抜くこと、そして変えるオプションを知るにはどうしたらいいでしょうか。
 それはやはり「歴史に学ぶ」ことだと思います。人間の進化がダーウィンの進化論の速度よりも圧倒的に速いのは、歴史を通じてさまざまなオプションを知っているからなのでしょう。貞観政要では、これを「歴史の鏡」と呼んでいます。
 こちらの記事も是非お読みいただけると幸いです。

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