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#浦和レッズ

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「赤く染まった鳥取をどう見るんだ、鳥取よ。」vs.浦和

YBCルヴァンカップ2回戦 vs.浦和レッズ 2-5 負け フル出場 この試合を終えて、感じたこと、考えたこと、得たこと。 Jリーグが在る意味と価値。 自分自身への失望と期待。 恩師ジョアンとの再会。 の3点です。 よろしくお願いします。 Jリーグが在る意味と価値 先日、ルヴァンカップのPR活動で、世瀬選手と一緒に鳥取県庁へ行きました。 その時、「ルヴァン何人入るかなー」と他愛もない話をしていた流れで、ガイナーレ鳥取の歴代最多入場の話になりました。 それは、「20

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第28節・浦和レッズ戦)

 8月24日は埼玉スタジアム2002で浦和レッズ戦です。 ここ最近、埼スタでは勝利がありません。ただ川崎フロンターレには、浦和レッズ戦でよくゴールを決めている選手がいます。  脇坂泰斗です。 今年も去年も等々力での浦和レッズ戦でゴールを決めていますが、アウェイの埼スタでも2年に1回ぐらいのペースでミドルシュートを突き刺しています。何気に浦和キラーだったりしますからね。  今年の等々力の勝利後のこと。ミックスゾーンで「浦和戦、よく決めるねぇ」と本人に声をかけてみると、「あ

¥200

学ぶ文化はどこへ消えた?

今季の開幕に向けてこんなことを書きましたが、残念ながら「学ぶ文化」というものは定着せず、結果が出ない中で昨季のやり形に近いところへ戻しながらヘグモ体制は終わりました。ピッチ内を見ると、主に保持で選手個々の成長が見えていて、そういったところを僕はポジティブに捉えていたものの、ヘグモさんの更迭が発表される少し前から現場ではあまりヘグモさんたちのことを好意的に受け入れられていないような言葉が見えてきていました。 ヘグモさんの招聘にあたっては、2023年にスコルジャさんが「私の人生

強化責任者の交代に主力級の退団、監督人事をどう考えるか エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の3回> <開幕前のキャンプ振り返り(前編)はこちら> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 中編までは基本的にピッチ上のチームにフォーカスしてきましたが、今回はピッチ外のところ。選手編成や監督人事、あるいはシーズン途中で強化責任者が交

¥300

期待と不安が同居したキャンプとチームのモデルチェンジ エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の1回> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 実際のところ、ここまで経過したリーグ戦は24試合で残りは14試合とバランスが少し良くありません。そのため、ハーフシーズンの振り返りとしてはかな

¥300

【雑感】2024/9/14 J1-第30節 G大阪vs浦和

ビルドアップや敵陣でのプレッシングのような各選手の距離や動く範囲が広く不確定要素が多いためコントロールが難しい局面と、自陣でのブロック守備のような各選手の距離が近く矢印の向け方とそこへの連動の仕方のパターンが限られていて比較的コントロールしやすい局面を天秤にかけた時に、まずは後者を整理した方が試合が壊れにくくなるので勝ち点を積みやすくなるというのはよくある話です。 現実的に状況を捉えて対処する傾向の強いスコルジャさんがそのようなアプローチでこの試合に向かってくことは就任会見

失点の多すぎた戦いと固まらない陣容 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の2回> <開幕前のキャンプ振り返り(前編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 前編ではオフシーズンのペア・マティアス・ヘグモ監督の就任から沖縄県でのトレーニングキャンプまで、チーム立ち上げの部分で感じたことを中心に振り返

¥300

【雑感】2024/8/31 J1-第29節 町田vs浦和

台風の影響で他会場では中止になった試合もありましたが、この試合は無事に開催されました。ただ、無事だったのは開催されたことだけであって、川崎戦の後にヘグモさんの契約解除、スコルジャさんの再就任、池田さんが暫定監督になる、という大嵐がピッチの中にも大きな影響を及ぼしていて、チーム全体での試合内容は全く無事なものでは無くなっていました。 浦和のスタメンはグスタフソンに代わって小泉が入り、渡邊が1列落ちてCHになるという形でした。保持に関して言えば、川崎戦の前半でも4-2-3-1の

「キャプテンが口火を切れば、チームは等々力で勝つ」 (リーグ第11節・浦和レッズ戦:3-1)

圧巻のドリブルゴールだった。  佐々木旭が決めた2点目である。 1-1-で迎えた後半の立ち上がり。バフェティンビ・ゴミスが屈強なショルツ相手にキープした落としにサポートしたのは、なぜか佐々木旭だった。 なぜセンターバックの彼があの位置でパスを受けたのか。 正直、よくわからなかった。 この日、等々力にいたテツandトモ風にいえば、「佐々木旭があそこでボールを拾ったの、なんでだろう?なんでだろー」である。 その理由は試合翌日の取材で明らかになる。 味方が自陣でボール

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割引あり

【雑感】2024/8/17 J1-第27節 鹿島vs浦和

この試合については鹿島の方は今季ここまでやってきたことをそのまま表現しようとしてきた感じがあって、浦和の方は特に非保持で鹿島の特徴を理解した上での対応をしていたように見えました。どちらかと言えば相手に合わせるよりは自分たちがどうありたいかという方向に傾くような印象があったヘグモンさんですが、この試合では明確に鹿島の保持に対してどうするかというところのプランが見えたと思います。 鹿島の保持の特徴は逆サイドへの対角の浮き球を多用することで、これはビルドアップでもゾーン3の崩しで

【雑感】2024/8/11 J1-第26節 鳥栖vs浦和

お互いに夏のウィンドウで中心選手が移籍した中で、この数日間で浦和はさらに中心選手が、鳥栖は監督がチームを離れたことでお互いに色々仕切り直しをせざるを得ない状況での試合になったかなと思います。 大きな変化の後の仕切り直しの時にはある程度オーソドックスなスタイルにすることが多いですが、その例にもれずお互いに非保持が4-4-2の形、保持が2CB+2CHの4枚がビルドアップ隊でSBが幅を取ってSHが中に入る2-2-6、あるいは3-1-6のような形をベースにしていたように見えました。

【雑感】2024/8/24 J1-第28節 浦和vs川崎(前半終了後に中止)

7月頭の駒場での湘南戦からホームゲーム4試合連続で雨や雷によって時間変更、中止となっただけでなく、今回は「夏休み最後のホームゲーム」ということで試合前のイベントも含めて1年間の中で何度かの集客に特に力を入れた日だったと思うので、運営側からするとやるせないというか、普通であれば使わなくて良いところに力を注がないといけない状況が続いてしまうのはしんどいだろうな思います。 試合開始数分後の雷鳴を合図に一気に雨が降り始めて、30分を過ぎたあたりからところどころ水たまりが出来始め、3

理想のスタジアム

7月20日、埼スタでの札幌戦。 久々に現地観戦できたこの試合。 試合開始前からあることが話題になってました。 「スタンディング文化」を創ろう というメッセージのビラが指定席(おそらくロアー)に貼ってあったと。 ※別に変に晒したい訳ではないので画像は載せません。浦和サポなら分かるだろうし。 このかなり熱いメッセージは(有志としか書いてないのでおそらくですが)浦和のゴール裏のさらに中心でやっている方達からのもの。 以前から同様の声かけは伝えられていましたが、今回は紙に、文

【雑感】2024/7/20 J1-第24節 浦和vs札幌

浦和のホームゲームとしては湘南戦に続いて雷雨が試合時間に大きな影響を与えただけでなく、お互いにゴールを取り合う試合展開の中で1点差負けという結果になりました。一時は0-4というスコアになりましたが、前半は浦和の方が先に決定機を作れていて、そのどれかが決まっていれば全然違う展開になったのだろうと思います。 余談ですが、この試合は予定があってリアルタイムで観ることが出来ませんでした。リアルタイムで観られないということが分かっているとなかなか予習に時間を割くモードにならず、結局今

2週間ぶりの試合で2ヶ月半ぶりに浦和の勝利!スコルジャ監督復帰初戦で堅守からの理不尽ではなく、正当な攻撃による妥当な結果を得た。大久保のドリブルから凌磨のクロス、リンセンがスペースを空けて関根がズドン!美しい。西川と元気が締めて完封勝利。たった2週間でここまでチームが変わるのか。

特別な男

当時33歳。徳島から浦和にやってきた時、僕はあまり彼を知らなかった。 ただ『リカルド監督のサッカーを熟知した人物』ということで納得できる獲得だった。 期限付き移籍での加入だったので徳島から『借りる』ようなイメージだったが、一見地味に見えるそのプレーの何気ない巧さに驚いた。 間合いや身体の使い方、対角のロングフィード。ボールを繋ぐ出口にも、攻撃の起点にもなった。 時には前線に飛び出す運動量もあって、「先発の岩尾が1番頑張ってるじゃん!」と他の選手に憤りを感じることもあった。

【⚽️日本サッカーを愛そう】【2023最新版】恒例!!賢い経営をしているクラブはどこだランキング!!

さぁさぁ今年もまたこの季節がやってまいりました!! 年に一度の経営診断。7月末に発表されたJリーグのクラブ経営情報をもとに勝手にあーだこーだ言っていきますよ!勝手に!!! ただ並んでる数字をにらめっこしてるだけだと全然面白くないので、あの手この手でこねくり回して結局のところおたくの推すクラブはイケてる?ってのを可視化するこの企画。 今回は以下の5つの視点で斬ってみたいと思います!! ①~④は毎年恒例。 ⑤は新たに追加した項目。今回は満を持してアカデミーにしっかり金掛

【雑感】2024/6/15 J1-第18節 C大阪vs浦和

ロティーナを招聘して4-4-2のゾーンディフェンスやポジショナルプレーといった論理的な方向性からの強化を進めていて、フットボール自体の出来としては浦和が目指しているものと同じような方向性の中で一歩先を行かれているという印象をセレッソには持っています。 そしてセレッソは今季から、監督は変わってはいないものの、浦和と同じタイミングで4-1-2-3へ移行し、開幕から数試合は毎熊と登里の両SBが手前にも、アンカーの隣にも、さらには前線にも流動的にポジションを取ってボールを前進させて

【雑感】2024/6/30 J1-第21節 浦和vs磐田

前回対戦はほんの1か月半前ですが、そこから磐田はジャーメインが復帰し、浦和は逆に怪我人が増えて、選手も移籍して、とお互いに変化がありました。磐田は、特に保持で、ジャーメインの復帰がかなり大きかったのだろうというのが前節のヴェルディ戦を見ても窺えます。 磐田のビルドアップは4バック+2CHの6枚で安定してボールを持った上で、前の4枚は中央付近に近接して、そこへボールを入れて相手を中央に集結させてから外へ展開してクロスというのが鉄板パターンで、特にペイショットへボールを当ててジ

『代表以外』あるJリーガーの14年   第2章 雪降る街へ :その2

 浦和から新潟への引っ越し、荷物は多くはなかった。  明治大学在学中はサッカー部の寮で暮らし、卒業後はレッズの練習場近くにある選手寮へと入った。プロ3年目からはひとり暮しをはじめたが、インテリアにこだわりを持っているわけでもなかった。  最も大きな荷物はソファベッド。レッズの選手寮で暮らしていたときに買ったものだった―― 寮生活時代、練習の前後には『ミスター・レッズ』福田正博がよく宮沢の部屋に遊びに来ていた。  もっとも、福田との最初の出会いで受けた印象は必ずしも感じのよいも

【雑感】2024/7/14 J1-第23節 京都vs浦和

試合中は雨が降っていたもののそれがかえって高温多湿で過酷な環境になってしまったのか、試合が終盤に行くにつれて両チームとも何人もの選手が足を攣っていました。京都はいつも通り保持はダイレクト志向ですし、非保持も好戦的にプレッシングに出てくるので、浦和がビルドアップ時にそれに付き合って裏へボールを入れる回数が増えるとどうしてもボールがピッチを行ったり来たりする展開になりやすく、それがさらに選手たちの脚に来ていたのだろうと思います。最後の最後はいつも飄々とプレーしている安居ですら足を

『スコルジャ監督就任』 へっ?えっ?え〜~っ!なんのはなしですか?まさかリアルでつぶやくとは。噂されてたヘグモ監督の急転直下の解任。鹿島戦と川崎戦でようやくシン・ヘグモ式サッカーが見れてこれからだと思っていた矢先に。何なんだ今夏の移籍は?感情が追いつかない…。駄菓子菓子、楽しみ!

『代表以外』番外編:宮沢克行氏 誕生日 記念コラム

 2024年9月15日―-。  今日は何の日―――?  宮沢克行氏、48回目の誕生日です!  宮沢君、おめでとう! (※ 普段は「宮沢君」と呼ばせてもらっているので、今回はそのノリで行かせていただきます)  これがお祝いになるか甚だ怪しくはありますが誕生日記念ということで、『代表以外』で書くにはそぐわない彼との思い出の一部を、番外編として少し記してみたいと思います。 【 第1章『契約満了』その3 】に、以下のような場面があります。  宮沢君が新潟のセレクションにて契約を

浦和対川崎戦は雷雨のため前半で中止。昨年の守備的なスコルジャ式と今年の攻撃的なヘグモ式のいいとこどりのように感じていたのでとても残念だ。夏の移籍で主力とベテランが抜けてしまったが、次世代のタカとリョーマがチームをしっかりとけん引している。観客動員数の増加は期待の表れだと信じたい!

『代表以外』あるJリーガーの14年 第1章 契約満了:その3

 アルビレックス新潟のセレクション2日目は翌12月6日10時から、前日と同じ会場で開催された。  前日とは異なるチーム編成での30分ハーフ・ゲーム。  宮沢も同行の3人も第1試合に出場。3人のうちふたりは味方、ひとりは敵だった。  11時半前には彼らのゲームは終了。  自分が出る試合が終わってしまえば帰っても構わない、と説明を受けていた。    だが、すぐに帰る気にはなれなかった。 《もし怪我人が出たら、代わりに出場してアピールするチャンスが増えるかもしれない》  宮沢は

2024.8.31 FC町田ゼルビア vs 浦和レッズ マッチレビュー

おはこんばんにちは。 国立浦和戦の振り返りです。 前節はアウェイで新潟と対戦し、0-0のスコアレスドロー。両チーム少ない決定機でハイライトシーン少な目の展開でしたか、両チームの駆け引きであったり、玄人が好みそうな試合でした。 後ろから広島が迫ってきている中で、過去1勝もできていない国立での試合です。振り返っていきます。 スタメンポケット狙いからのクロス攻撃この日のゼルビアは序盤からロングボールを中心とした攻撃が多かった。最近は、保持を意識しすぎて勝てない試合も続いたが

ななふ~ん⁉町田との戦いは1点リードでAT突入。まさか2-1から3-1になり、結果2-2のドローなんて。笛が鳴るまで何が起こるかわからない。勝ちきれないチームと負けないチーム。今の順位を表している。天候に助けられたのは浦和かも。雨天であれだけの精度は町田の強さを認めざるを得ない…

浦和対鹿島はスコアレスドロー。選手もサポーターも負けず劣らず白熱した試合だった。そう442からのカウンター狙いの負けない試合展開。でも、それでいいのか?求めていたサッカーなのか?優先すべき目標が残留になったみたいで残念だが現実的に仕方ない。ただ、攻撃的サッカーは諦めないでほしい。

夢のその先へ。14

練習終わりに三人は交代で1対2で遊んでいた。 ○○:今の五百城を試してやるよ。 五百城:…ふぅ…。 湧心:(お手並み拝見と行くか…。) 五百城は1対2にも関わらず距離を詰める。 ○○:きつい選択をしたな…。 五百城:どうですかね…笑。 湧心:…!? 左右に振られ、上への注意がそれたところで見事なリフティング技術で逃れる。 湧心:プレースタイルが似てるな笑。 ○○:流石俺の後輩だろ? 湧心:だな笑。感心してないで追いつくぞ! ○○:おう! ーーー ーー

2024年J1第27節鹿島アントラーズvs浦和レッズ@県立カシマサッカースタジアム

8月17日は第27節浦和レッズ戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。 結果は0−0での引き分けです。 33,295人のサポーターが駆け付けたビッグマッチでした。 実に2019年第33節ヴィッセル神戸戦以来の入場者数3万人を超えています。 残念ながらその試合で最後までゴールは生まれませんでした。 まずは浦和戦を振り返りたいと思います。 スターティングメンバーは以下の11人でした。 GK1 早川 友基 DF32 濃野 公人 DF55 植田 直通 DF5 

WE STAND BESIDE YOU

出会いがあるから別れがある。 浦和レッズが誕生して30年を超え、何人もの選手たちが入退団を繰り返してきた。 移籍でも引退でも、クラブに貢献し、名前を叫んできた選手達が去るのはいつだって哀しい。 2001年のシンジのセレモニーは感動したし、大好きだったトゥットが0円で移籍したのはショックだった。 福田や啓太、最近だと阿部ちゃんら浦和で引退したレジェンドたちのセレモニーも、達也や坪井、ウガら他チームに活躍の場を移すことになった選手達の挨拶も印象的で忘れないと思う。 (白装束で

【雑感】2024/6/1 J1-第17節 浦和vs神戸

前節の町田に続いて自分たちの得意としないことは深追いしないスタンスのチームとの対戦になりました。 神戸は保持は基本的にはダイレクト志向で、CBがボールを持ったら繋ぐよりも前線のどこかへロングボールを入れることが多いです。CFの大迫は手前に下りたりサイドに流れたりすることがありますが、WGは外、内どちらのレーンにいるかは状況次第なものの、自分の担当エリアを大きく外れることは少ないです。 中盤の3枚は6番(扇原)、8番(山口)、10番(宮代、井出)と三者三様の役割で構成されて

【雑感】2024/7/6 J1-第22節 浦和vs湘南

昼の猛暑から一転、夕方に大雨と雷の影響で試合開始が30分遅延という、いよいよ夏が来たなと印象を持つ試合でした。ピッチに水溜まりが出来るようなことはなかったものの、試合の冒頭からグッと足を踏み込んだ時に芝がその下の土ごとズルッとズレてしまう場面がいくつもあったのでプレーにも大きく影響があったと思います。 湘南は予習で観た直近の3試合の中で、川崎戦は非保持が上手くいっていない流れで後半から4-4-2にしてみたり、京都戦は相手と噛み合うようにスタートから中盤3枚の並びを正三角形に

夢のその先へ。18

『ピーーー!』 実況:後半開始です! 相1:行くぞ雄大! 雄大:おう! ーーー ーーー ーーー すると突然…。 実況:おっと影山が倒れた!大丈夫か? 解説:前半の接触でしょうね。かなり激しかったですからね。 相監:影山。下がれ。 雄大:監督!まだできます! 相監:このままいれば足を引っ張るだけだ!ベンチに下がれ。 雄大:はい…。あとは頼んだ。 相3:おう!任しとけ! ーーー ーーー ーーー 優佳:雄大下がっちゃったか~…。よく頑張った! 麗乃:○

夢のその先へ。17

実況:さぁ!浦和レッズユース対大宮アルディージャユースの一戦!本日はこの試合をおおくりします。この試合注目選手は誰でしょう? 解説:五百城選手ですね。圧倒的なスピードとテクニックが持ち味の五百城選手。中村選手と阿部選手とのトリオに注目です。 実況:熱い試合になりそうです。選手の入場です! ーーー ーーー ーーー 影山:またできて嬉しいぞ〇〇。 〇〇:おう雄大。俺もだ。いい試合しよーぜ。 🤝 連:影山雄大選手ですよね!お会いできて光栄です! 雄大:お前が五百城連

【雑感】2024/6/22 J1-第19節 浦和vs鹿島

スタメンもベンチメンバーもある程度固定してお互いの関係性が高まっているように見える中で引き分けを挟みながらもリーグでは約2か月負けなしで来ている鹿島と、怪我人が続出して毎試合のようにメンバーを代えながらも着実に個々の出来ることを増やしながら浮上のきっかけを掴めそうなのに勝ち点を落とし続けている浦和という、対照的な状況でこの試合を迎えました。 鹿島はこの試合でもいつも通りのメンバーで臨んできた訳ですが、選手同士の関係性という観点で言うと、特に保持では鈴木がどこにでも動くことを

浦和レッズ マリウス選手「車の中はまるでセラピー」

REDS CAR LIFE vol.02 浦和レッズ #5 マリウス ホイブラーテン選手 当企画では選手たちの車にまつわるエピソードをご紹介します。 2回目のゲストはマリウス ホイブラーテン選手。 愛車であるアウトランダーPHEVやご自身のカーライフについてお話しいただきました。 とても不思議に感じた初めてのドライブ運転免許は18歳のときにノルウェーで取得しました。免許を取って最初に行った場所は、おそらくクラブの練習場だったと思います。教官や家族は一緒ではなかったので、車の

夜広げて描こう、絵空事。 2024.07.06 浦和レッズvs湘南ベルマーレ マッチレビュー

開始時の立ち位置と嚙み合わせはこちら。 ■試合の振り返り  関係者と観客の安全を考慮して開場時間が後ろ倒しになるほどの雷雨が通過した、浦和駒場スタジアムでキックオフ。雨の影響で開始時間が遅れる試合、湘南は今期2回目である。なおこの試合では今期初めて飲水タイムが実施された。  湘南は前節の京都戦から数名のメンバー変更を実施。右CBには髙橋が入り、鈴木雄が右WBにスライド。中盤の並びはいつもの逆三角形で、左IHには山田、右IHに池田、アンカーは田中。左WBは畑が入り、ルキア

『代表以外』あるJリーガーの14年 第2章 雪降る街へ:その1

 アルビレックスのセレクションから20日を経た12月26日、宮沢は再び新潟を訪れた。  新潟駅に降り立ってから向かったのは車で15分ほどの距離、信濃川にぶつかる手前にあるアルビレックス新潟のクラブ事務所。  2000年にできたプレハブ2階建ての建物だった。  青味がかったグレーの外観は、一見してプロサッカークラブのオフィスだとわかるようなものではない。    クラブハウス1階の一室に通された宮沢は、ふたり掛けのソファにひとりで腰を下ろした。  対面には強化部長の若杉と契約事務

【雑感】2024/6/26 J1-第20節 名古屋vs浦和

名古屋についてはこの試合に向けた予習をほとんど出来なかったので事前情報を持っていなかったのですが、試合が始まってみると保持も非保持も4-4-2の並びがベースだったので少しびっくりしました。ただ、名古屋の非保持は基本的に人を捕まえることがベースにあるので、札幌が相手の保持の形によっては4-4-2のような並び方になることがあるように、名古屋も浦和の4バックに噛み合わせるように2トップ+2SHにして、3CBにすると浦和のWGに幅を取られた時にスペースが広くなってしまうのでSBを置い

早川隼平のファジアーノ岡山でのこれからを考えてみた

どうも、ゼロファジです。 5月7日、浦和レッズより早川隼平選手の育成型期限付き移籍が発表されました。そして、わずか4日後のアウェイ長崎戦。後半から途中交代で出場すると、いきなり2つのビッグチャンスを演出!無敗継続中の2位長崎を相手に大器の片鱗を見せてくれました。 岡山サポはもちろん、レンタル元の浦和サポからもかなり期待されている選手ということで、早川隼平選手のファジアーノ岡山でのこれからについて考えてみたいと思います。 ファジアーノ岡山の現状はどうなの? まずは、ファ

オリンピック見たい競技がありすぎて嬉しい悲鳴😆駄菓子菓子。浦和レッズの公式戦がなんで2週間半も空いているんだ!禁断症状が出る前にニューカッスルとの親善試合があって、無料で視聴できて助かった。と思ってたら慎三さんが引退発表😭感情の振れ幅が半端ない。これからも30背負って観戦するぞ!

【雑感】2024/5/15 J1-第14節 浦和vs京都

前節はようやくアウェーでの2勝目をあげて今季初の連勝となりましたが、今節も順調に連勝を3に伸ばすことに成功しました。ただ、浦和のメンバーを見ると前節の前半に膝を痛めた大久保と試合終盤に足を攣って交代したグスタフソンがメンバー外になっており、IHとしての振る舞いが良くなっているだけでなく中島との関係性がとても良さそうに見える大久保と、ビルドアップではアンカーとしてリーグで別格の振る舞いを見せるグスタフソンがいない中でどこまで出来るのかというのが気になるポイントになりました。

【サッカー】浦和レッズ 監督交代について思うこと

今日は仕事がゆるゆるで、のんきにスマホチェ〜ックなんてやってたら、家族からのLINEの中で「スコ将復帰」の文字が。「??」状態で、慌ててネットニュースを見てみると、ヘグモ監督解任&スコルジャ前監督就任という記事が載ってて、ちょービックリ! ただ、そんときにホント素直に思ったのが、これはアリだなということ。 ヘグモ監督に関しては、札幌戦の感想で書いた通り、選手の心をガッチリつかめてて、結果は出てなくとも選手たちが手応えをつかんでいるなら続投、選手の心が離れちゃってたら解任やむ

負けないよ…【54字の怪談】

櫟 茉莉花さんのプチ企画に参加しました。 久しぶりに54字の物語に挑戦しようとあれやこれや考えたのですが、そもそも『怪談』が苦手なことに気づきました。ですので、いま一番怖い話を考えていたら、こんな感じになってしまいました。 浦和レッズのサポーター以外の方はさっぱりですよね…。でも、いいんです。知らない方が幸せなこともありますから。 #54字の怪談 #54字の物語 #浦和レッズ #urawareds

浦和レッズ ショルツ選手、ロングドライブを愛する

REDS CAR LIFE vol.01 浦和レッズ #28 アレクサンダー ショルツ選手 レッズビークル新企画『REDS CAR LIFE』がスタート! 当企画では選手たちの車にまつわるエピソードをご紹介します。 初回ゲストはアレクサンダー ショルツ選手を迎え、愛車であるデリカD:5やご自身のカーライフについてお話しいただきました。 スピードよりも快適さが大事僕は18歳のとき、デンマークで運転免許を取得しました。当時住んでいたのは、国内で10番目に大きな、人口5万人の街で

夢のその先へ。12

??:よっ!君が○○だね? ??:ほら、びっくりしてますよ。 ??:おーい!戻ってこーい! ○○:…はぁ! 勇樹:戻ってきて良かった~。俺もびっくりしたわ。 ○○が驚くのも無理はない。目の前には槙野智章をはじめ、興梠慎三選手、伊藤敦樹選手、西川周作選手。 西川:いいだろ?サプライズ! 勇樹:まったく…笑。 ○○:凄い…FW、MF、DF、GK一人ずついる…。 ※FW=フォワードの略称。点取り屋 MF=ミッドフィールダーの略称。ゲームメイクや選手へ指示などする役

2024 J1 第9節 浦和レッズ × ガンバ大阪 レビュー

レビュー 昨期公式戦4試合で4敗を喫した浦和が相手とあってか、ポヤトス監督は浦和をリスペクトしたゲームプラン――つまり、相手の出方に対するリアクション的なゲームプラン――を作っていたと思われる。そのため、ゲームを描写しようとすると浦和が主語になるシーンが多くなる。  序盤の浦和は、中央を固めるガンバの4-4-2ブロックに対して3センターで解決を図るシーンが多かった。グスタフソンはアンカーの位置からタイミングを見計らって2トップの管理外でボールを引き取る動きが巧みだった。その

成長の瞬間は風がふく。

親子サッカーに参加してきた。 我が家は埼玉にある。 ここはサッカーに熱い街・浦和。 サポーターが熱心なことで有名な浦和レッズの本拠地は、試合になるとそこかしこに赤い旗がたなびく。 商店街? いえいえ。 普通の一軒家に、です。 うちの近所でも赤い旗が掲げられ「ああ、今日試合なんだなぁ」と一目でわかる。 ついでに、コアなレッズファンがいるってこともわかる。 熱量高いサッカーチームは、子ども向けのサッカーでももちろん熱い。 「お父さんお母さん!! 今日はよろしくお願いし

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第11節・浦和レッズ戦)

5月3日はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで浦和レッズ戦です。  川崎フロンターレは勝ち点9で現在16位。5試合勝ちのない状態で、順位的には降格圏内に近いのが現在地です。しかし今季のJ1リーグは、10試合を終えて独走するチームもいなければ、ほとんど勝てないチームもなく、シーズン序盤では珍しいほどの混戦状態となっております。 首位のセレッソ大阪を見ると、勝ち点19とまだ10差です。「すでに10差も離れているのか」と考えるか、「まだ10差しか離れていない」

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