ゆうき(y2aa21)

サッカー未経験者が真面目にサッカーを考える。浦和レッズの「3年計画」を定点観測します。

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サッカー未経験者が真面目にサッカーを考える。浦和レッズの「3年計画」を定点観測します。

マガジン

  • 浦和レッズについての雑感2023

    2023シーズンの浦和レッズについての雑感。

  • 落書きの下書き

    なんとなく思ったことを文字数に縛られずに気軽に書き残す場所。ここから広がればまとまった文章にするだろうし。そうでなければそうでないだろうし。

  • 浦和レッズ三年計画を定点観測

    2019年12月13日に行われた「新強化体制記者会見」でクラブから提示されたプレーモデルや三年計画が果たして遂行されるのか定点観測します。

最近の記事

【雑談】自分はサポーターとしてどうありたいのか

2024年2月16日に浦和レッズというクラブに関わる人たちとって大切な回が開かれました。「浦和レッズ第三者委員会公開シンポジウム」として開かれたこの回は2023年8月12日に起きた一連の事柄に対して、浦和レッズには所属していない第三者が3チームに分かれて、それぞれの角度で調査、考察をした結果を報告する回でした。この回の内容や報告書は非常に興味深く、内容が分厚くて濃いものだったため、読み進める中で色々なことが頭の中をグルグルしていきました。 浦和レッズサポーターによる違反行為

    • 【雑感】2024/5/6 J1-第12節 浦和vs横浜FM

      お互いに中2日でしたが、スタメンの変更は浦和が1人だけだったのに対して横浜FMはGKのポープ以外全員を入れ替えるという対照的な人選になりました。 浦和の方はヘグモさんが選手たちの関係性を重視しておりメンバー変更には慎重な傾向があって、横浜FMは先月のG大阪戦→湘南戦での中2日の際もFP全員とまではいかないまでも大胆なターンオーバーをしていたこともあるなどメンバー変更に積極的な傾向がしっかり出たのかなと思います。ただ、横浜FMは土曜日にACL決勝1st-Legが控えていること

      • 【雑感】2024/5/3 J1-第11節 川崎vs浦和

        川崎はクラブとして大きなサイクルが終わって、チームとしてのキャラクターが変わってきた印象で、予習していた直近の5試合では選手もタスクもなかなか定まらず試行錯誤していたように見えました。CBに怪我人が複数いる関係で左SBをやることが多い佐々木がCBに入るので、左SBには橘田が起用されることがありましたが、2試合前からファンウェルメスケルケンが起用されるようになりました。 また、CHに瀬古やゼヒカルドを使いながらうーん。。という状態が続いていましたが、橘田が中央で使える目途が立

        • 【雑感】2024/4/28 J1-第10節 浦和vs名古屋

          名古屋の今季に向けての編成は、山岸、パトリックといった強さのあるFW、サイドにはスピードのある中山、クロス砲台になれる山中、といった試合の文脈とは関係なくスコアを動かせる選手を補強した印象がありました。長谷川体制では、試合での文脈やチームの中での繋がりというよりは、11人の個人がその瞬間にそれぞれ自分の強みを出すことや目の前の相手に臆せず立ち向かうことの方に力を入れている印象があるので、編成の方向性は現場と合っているなとも思っています。 そんな中で個人で決定的なプレーが出来

        【雑談】自分はサポーターとしてどうありたいのか

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        記事

          【不定期連載】落書きの下書き #7

          #7. AWCC決勝なんだか分からないけど決勝は開催しないことが決まって、なんだか分からないけどやっぱり開催することになった。まあ、とにかくやれるんだから良かった。金曜の、しかも18時からなのでどういう形で観るにしても強い気持ちが必要にはなるけど。 僕はそういう感覚は無いし、そういう声を直接見かけた訳では無いけど「決勝だけ」を観に行くかどうかで悩んでいる人がいるのだとしたら僕はそう思うくらいなら行こうよって言いたい。 そうしたことを悩む人はきっとレディースのチームや、レデ

          【不定期連載】落書きの下書き #7

          【雑感】2024/4/24 ルヴァン杯1stラウンド2回戦 鳥取vs浦和

          カップ戦で大事なのはとにかく勝つこと。しかも、今季の浦和はルヴァン杯に負けた瞬間にリーグ戦しかなくなってしまうので、色々な選手を試す機会やチームを取り巻く雰囲気を保つためにも、とにかく勝つということがこの試合で最も大切なことだったと思います。 僕は浦和以外にはJ3のSC相模原を追いかけているので相模原の試合は毎試合観ているのですが、鳥取とはまだ対戦が無かったので予習したのは直近の富山戦だけでした。あくまでも1試合を観ただけの印象ですが、非保持は4-4-2をベースにしながらS

          【雑感】2024/4/24 ルヴァン杯1stラウンド2回戦 鳥取vs浦和

          【不定期連載】落書きの下書き #6

          #6. 主観の排除と「アクセサリー」「配属ガチャ」という言説を見てもっとやるせなさが増えていく。都市圏で繰り広げられる「お受験」、中国や韓国では特に加熱であると報じられる大学の受験戦争、テレビタレントをはじめとして多くの人が自らのキャラクターを顕示する時に使われる「資格」、僕の中でそうしたものが湧き出てくる源泉は一つに繋がっている。 家業を継ぐのは当たり前ではないし、むしろ家業のある家に生まれることが減ってきている。誰でも志さえ持てばどんな人にでもなれるんだという言われ方を

          【不定期連載】落書きの下書き #6

          【雑感】2024/4/20 J1-第9節 浦和vsG大阪

          いやー、なんでこうなっちゃうですかね。4月がこれで4戦3敗かつ、連続で無得点なので印象は悪くなってしまいます。 浦和は前節ベンチに復帰したショルツがこの試合でスタメンになりました。3節の途中から代わって出ていた佐藤はしっかりプレーしていたのでもう少し様子を見るのかなと思いましたが、割とあっさり戻すんだなというのが率直な印象でした。岩尾が今節も不在でなかなかスタメンが定まらない左IHには初めて大久保が入り、左WGは中島がスタメンということで、渡邊も含めて上手くローテーションし

          【雑感】2024/4/20 J1-第9節 浦和vsG大阪

          【不定期連載】落書きの下書き #4、#5

          #4. 属人性組織での人の出入りは必ず発生するし、組織を構えるのであればみんなで同じ方向性を取れるように出来るだけ属人的な事柄が生まれないようにしたい。それは分かる。組織の中でルールや原則を定めて、みんなでそれに沿って、その枠組みに従って行動することで実現していくことになる。 ただ、属人性を徹底的に排除した状態というのは誰もが自分の代わりになれるということ。自分で無くても成立する状況ばかりになるということ。僕がそういう状況におかれた時には猛烈な虚無感に襲われるのではないかと

          【不定期連載】落書きの下書き #4、#5

          【不定期連載】落書きの下書き #1、#2、#3

          #1. はじめに何かを読んだり、観たり、聴いたりする中で頭の中にふっと浮かんでくる考えや感情があります。そういうものは後で思い出そうとしても何か足りないどころか手掛かりすら思い出せないこともしばしば。 こうしたことを無くしたいという想いからSNSを開いてはポツポツと投稿することがあるのですが、SNSにはこれが出来る手軽さがある一方で、過去の投稿をカテゴリ分けすることが出来なかったり、参照したい時に見つけにくかったりと言う難点があります。 また、無課金Twitterやth

          【不定期連載】落書きの下書き #1、#2、#3

          【読書感想文】脳科学者の母が、認知症になる(恩蔵絢子)

          僕の母方、父方、2人の祖母との別れ方はとても対照的でした。別れ方だけでなくそこまでの関係性も対照的でした。 母方の祖母は母の姉と一緒に大阪に住んでいて、僕らから訪ねることは無く数年に一度うちにやって来て、お気に入りの焼き肉屋に行って、お気に入りの健康ランドに寄って、僕とは大した会話もせずに帰っていく人でした。やがて、祖母も伯母も高齢になり、近くにいた方が一緒に面倒が見れて良いだろうということで祖母と伯母はうちの近くへ越してきて(その頃には僕は実家を出ていましたが)、ほどなく

          【読書感想文】脳科学者の母が、認知症になる(恩蔵絢子)

          【雑感】2024/4/12 J1-第8節 柏vs浦和

          この試合に向けて柏を予習する中で思ったことだったのですが、正に柏にはハードワークのご褒美があった試合になったのかなと思います。 ネルシーニョ体制ではプレッシングでの噛み合わせ至上主義というか、相手の保持の形とプレッシング隊の噛み合わせを良くして対面の相手に向かっていく姿勢を前面に出していく反面、昨季の対戦でもそうだったようにポジションのローテーションをされたり、矢印を出す選手の根元を使われたりするとそこからズルズルと瓦解する傾向にあったと思います。 井原さんの体制になって

          【雑感】2024/4/12 J1-第8節 柏vs浦和

          【雑感】2024/4/7 J1-第7節 浦和vs鳥栖

          リアルタイムで観られない時に難しいのは試合の結果が入って来るの仕方ないとしても、内容まで知ってしまって初見での印象に影響を与えてしまうことです。その時に取れる手段としてはSNSに一切タッチしないことで、今回は3-0というスコアは結果を知らないソワソワを避けるために見てしまいましたが、スタメンが出るくらいの時間から一切SNSを見ないことで多少はフラットな状態で試合を観られる環境を作れたかなと思います。 僕の試合との向き合い方はさておき、浦和としてはFC東京戦でも感じた通り少し

          【雑感】2024/4/7 J1-第7節 浦和vs鳥栖

          【雑感】2024/4/3 J1-第6節 FC東京vs浦和

          今季初のミッドウィークの試合でしたが、両チームのスタメンの入れ替えは対照的でした。浦和は前節負傷から帰ってきたばかりの大久保と大畑が入れ替わって、ポジションは渡邊をWG、大畑をSBとしただけでそれ以外は継続。ビルドアップは4バック+グスタフソンのところに岩尾も絡んできて、グスタフソンが必ずしもへその位置に定位しないことで相手の基準をずらすことを目論んだのかなと思います。 一方、東京は前節が0-3の敗戦だったということとその試合で波多野が退場していて出場停止だったこともあって

          【雑感】2024/4/3 J1-第6節 FC東京vs浦和

          【雑感】2024/3/30 J1-第5節 浦和vs福岡

          代表ウィークを挟んで両チームとも故障していた宮と大久保が戻ってきたのがまず一つの変化ポイントで、それに加えて浦和はIHに岩尾、福岡は左のシャドーに岩崎が入りました。 浦和は保持でグスタフソンのアンカーとしての振る舞いは格別なものがありますが、敦樹と小泉がIHの時にはグスタフソンがヘソの位置からどいたときに代わりにそこを使うのに時間がかかっていて、それが保持の停滞感を招いていた部分もあったと思います。これまでも岩尾が途中から入るとグスタフソンがどいたところに入って来るのが早く

          【雑感】2024/3/30 J1-第5節 浦和vs福岡

          【雑感】2024/3/17 J1-第4節 湘南vs浦和

          湘南は開幕から2節は4-4-2だったものの、前節の福岡戦では昨年までやっていた5-3-2の形に戻していました。福岡戦は引き分けだったものの、それまでの2試合と比べて保持で最後尾に左利きの大野が入ったことでボール前進がスムーズになった印象でした。 また、浦和が前節の札幌戦で興梠に加えて前田と小泉を前に出したプレッシングをするので、そこで大岩とキムミンテの2CBでビルドアップをスタートさせるのは心許ないかなと思うので、5-3-2を継続してきたことは納得がいきます。 ただ、試合

          【雑感】2024/3/17 J1-第4節 湘南vs浦和