ゆうき(y2aa21)

サッカー未経験者が真面目にサッカーを考える。浦和レッズの「3年計画」を定点観測します。

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サッカー未経験者が真面目にサッカーを考える。浦和レッズの「3年計画」を定点観測します。

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    • 浦和レッズ三年計画を定点観測

      2019年12月13日に行われた「新強化体制記者会見」でクラブから提示されたプレーモデルや三年計画が果たして遂行されるのか定点観測します。

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    #4.コンセプトを設定した浦和レッズはなぜ勝てなかったのか(三年計画を定点観測/総括)

    ◆前書き 2019年12月に浦和レッズはそれまでの強化体制を改めて「フットボール本部」を設置し、戸苅本部長、土田SD、西野TDを要職に据えました。そして、この体制を発表する記者会見の中で「チームの柱となるべき一貫したコンセプトがないため、監督選び、選手選びの基準、サッカーのスタイルがその都度変わり、短期的な結果を求め、求められ、今まで来た」という反省から、「クラブ主導のチームづくりのコンセプトを元に、それをピッチ上で体現してもらう」という方向へ変革することを宣言しました。

      • 三年計画の定点観測(2022年総括)

        「三年計画」として始まった2020年からの変革がここでようやく一区切りになります。既に3本記事を出している通り、この3年間全体を俯瞰した総括も行おうとしていますが、その前に2022年単体を振り返っておきたいと思います。 ◆2021年の課題まず2022年を振り返る前に、2021年の総括として書いた文章の思い出しから始めようと思います。 2020年はクラブとして変革初年度であり、大槻さんが強く言い続けてきたことが「主体性」や「役割」「優先順位」といった言葉でした。指導者があれ

        • 三年計画の定点観測(2022年10月/11月度月報)

          ◆前書き 昨年も書いてきた1か月程度の間隔で試合内容や会見のコメントなどを拾いながらクラブが提示した三年計画、コンセプトと照らし合わせて考えていく「定点観測」シリーズを2022シーズンも行います。 ◆10月/11月の戦績9月の月報の最後に書いたことを今読み返すととても寂しい気持ちになりました。 10月は積極的なプレッシングを志向するチームとの試合が連続しました。その初戦となった広島戦ではそこに見事にはまってしまってルヴァン杯セレッソ戦から連続で4失点でした。 江坂、小泉

          • #3.コンセプトは貫くべきか(三年計画を定点観測/総括)

            ◆前書き 2019年12月に浦和レッズはそれまでの強化体制を改めて「フットボール本部」を設置し、戸苅本部長、土田SD、西野TDを要職に据えました。そして、この体制を発表する記者会見の中で「チームの柱となるべき一貫したコンセプトがないため、監督選び、選手選びの基準、サッカーのスタイルがその都度変わり、短期的な結果を求め、求められ、今まで来た」という反省から、「クラブ主導のチームづくりのコンセプトを元に、それをピッチ上で体現してもらう」という方向へ変革することを宣言しました。

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            #2.コンセプトを浸透させるために必要なものは何か(三年計画を定点観測/総括)

            ◆前書き 2019年12月に浦和レッズはそれまでの強化体制を改めて「フットボール本部」を設置し、戸苅本部長、土田SD、西野TDを要職に据えました。そして、この体制を発表する記者会見の中で「チームの柱となるべき一貫したコンセプトがないため、監督選び、選手選びの基準、サッカーのスタイルがその都度変わり、短期的な結果を求め、求められ、今まで来た」という反省から、「クラブ主導のチームづくりのコンセプトを元に、それをピッチ上で体現してもらう」という方向へ変革することを宣言しました。

            #1.なぜコンセプトが必要なのか(三年計画を定点観測/総括)

            ◆前書き 2019年12月に浦和レッズはそれまでの強化体制を改めて「フットボール本部」を設置し、戸苅本部長、土田SD、西野TDを要職に据えました。そして、この体制を発表する記者会見の中で「チームの柱となるべき一貫したコンセプトがないため、監督選び、選手選びの基準、サッカーのスタイルがその都度変わり、短期的な結果を求め、求められ、今まで来た」という反省から、「クラブ主導のチームづくりのコンセプトを元に、それをピッチ上で体現してもらう」という方向へ変革することを宣言しました。

            【雑感】2022/10/23 浦和vs長野(weリーグ-第1節)

            浦和レッズが構えるフットボール本部による強化には男子のトップチームだけではなく育成年代やレディースも含まれるのですが、なかなかそこまで見切れていませんでした。ただ、クラブ全体で強化を掲げているのだから出来るだけ全体を観たいよね、ということでレディースの方も出来る範囲で観ていければと思います。 で、ある程度書かないと内容は自分の頭に残っていかないし雑感程度ですが記録もしていきたいので、どれだけ続くかは分かりませんが、始めないことには続きもしないですし、まずは書いていきます。

            【雑感】2022/10/12 浦和vs札幌(J1-第27節)

            鳥栖戦に続いてビルドアップでは明確な型を持っていて、非保持はマンマーク志向の相手ということで、スタメンもゲームプランも継続ということで臨んだように見えました。 単純なシュート数や枠内シュート数は札幌の方が多かったものの、そのうち決定機はいくつありましたか?という視点で見ると浦和の方がより決定機は作れていたと思います。リカルド体制になって多く見られてきた(その中で結果を出してきた)手前から繋いで相手を攻略していく、相手からさっさとボールを取り上げて失点の可能性を減らしていくと

            【雑感】2022/10/8 浦和vs鳥栖(J1-第32節)

            内容は少し怪しい部分もありましたが約1ヶ月ぶりの勝利でした。試合前日の定例会見でリカルドが話した内容がきちんと試合には反映されたなという印象です。 相手がマンツーマン気味であることは広島戦と近いかなと思います。広島戦ではビルドアップ隊を2CB+岩尾がベースになった結果、ビルドアップ隊のボールの逃げ道が減ってしまい、相手のプレッシングを正面から受ける結果になりました。 この試合では酒井を残した左上がりの最終ラインと岩尾の脇に敦樹も立つことが多い3-2の並びでスタートすること

            【雑感】2022/10/1 広島vs浦和(J1-第31節)

            ポジショナルプレーという静的な配置をスタートにして相手をしなやかに蹂躙するスタイルが多くの指導者にインストールされていき、その後それに対するアンチテーゼとして前から捕まえに行って相手から時間を奪いに行くハイプレスが広まっていくという流れは欧州の主要リーグでも起こっている現象で、それ流れはここ1~2年でJ1にもやってきたと思います。その象徴的なチームとして挙げられるのは横浜FM、鳥栖、札幌、柏そして今季の広島でしょう。 日程くんのいたずらによって浦和のラスト5試合はいわば水と

            三年計画の定点観測(2022年9月度月報)

            ◆前書き 昨年も書いてきた1か月程度の間隔で試合内容や会見のコメントなどを拾いながらクラブが提示した三年計画、コンセプトと照らし合わせて考えていく「定点観測」シリーズを2022シーズンも行います。 ◆9月の戦績これは8月の月報で最後に書いたことだったのですが、残念ながら9月は結果で今のチームとしての方向性が正しいということを証明することは出来ませんでした。 この1ヶ月を振り返る時にきちんと記録しておかないといけないのは2点あって、ACLの激闘の後に3休→3勤→1休→1勤と

            【雑感】2022/9/17 湘南vs浦和(J1-第30節)

            浦和にとってはミッドウィークのC大阪戦に続いてとても厳しい内容の試合になりましたね。金曜日の定例会見でもチーム内にコロナ陽性者が出てから試合に出続けている選手が疲労でコンディションが落ちているのと、復帰した選手のコンディションが上がらないという2つの要素が噛み合ってしまったタイミングで連戦になってしまっている難しさも多分にあったと思います。 ただ、コンディションの問題で片づけて良い試合内容だったかというと特に前半はそうではなく、C大阪戦と同様にこの試合に向けての策がハマらず

            【雑感】2022/9/14 浦和vsC大阪(J1-第26節)

            これだけ決定機を作れなかった試合も久しぶりでしたね。C大阪は直近の鹿島、柏以上に攻守両面が整備されていて、もし自分が浦和サポでなければこの試合に対して面白い試合だったという感想を持ったかもしれません。 C大阪の非保持は縦横がかなりコンパクトな4-4-2で、各選手の距離が近い分、誰かがズレた後のスペースや誰かの背中に対するスライドが早く、浦和はなかなか守備ブロックの内側でボールを持てる場面が作れませんでした。 浦和はここ最近定番の4-1-2-3の形から少し変えた3-1-5-

            【雑感】2022/9/10 浦和vs柏(J1-第29節)

            自分の脳内ネルシーニョは、もっとガッツリ配置のかみ合わせを良くして、各選手にマッチアップを用意して個々が相手を上回るということを求めているのですが、この試合の入りではそういう感じではありませんでした。 浦和の4-1-2-3気味のビルドアップに対して5-3-2という並びなので浦和は宮本、明本の両SBのところが浮きやすくなっていたり、ショルツ・知念・岩尾のところをドウグラスと細谷の2人でなんとかするという様子だったので、浦和のビルドアップ隊はあまり規制を受けることなく前進できた

            【雑感】2022/9/3 鹿島vs浦和(J1-第28節)

            試合の2日前にクラブから選手1名、スタッフ1名のコロナ陽性がリリースされましたが、この試合のスタメンが出た段階でさらに衝撃でしたね。試合後に酒井はACLのノックアウトステージの中で肉離れを起こしていたとの記事が出ましたが、彼以外にもACLのノックアウトステージに出場した選手で言うと、西川、馬渡、モーベルグ、大久保、江坂がベンチ外でした。 この試合のメンバー選考でどれだけギリギリのタイミングで変更が入ったのかは分かりませんが、メンバーが出た段階では言ってもこれまで試合に出てき

            三年計画の定点観測(2022年8月度月報)

            ◆前書き 昨年も書いてきた1か月程度の間隔で試合内容や会見のコメントなどを拾いながらクラブが提示した三年計画、コンセプトと照らし合わせて考えていく「定点観測」シリーズを2022シーズンも行います。 ◆8月の戦績7月は試合の切れ目の都合でPSG戦のところで区切って、月末の川崎戦からを今回は扱います。 PSG戦に向けてのところではリカルドがコロナ陽性になってしまい、川崎戦に向けては前日の29日にようやく合流。ただ川崎はそれ以上に深刻で蓋を開けるとベンチメンバーが5名かつ、GK