ゆうき(y2aa21)

サッカー未経験者が真面目にサッカーを考える。浦和レッズの「3年計画」を定点観測します。

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サッカー未経験者が真面目にサッカーを考える。浦和レッズの「3年計画」を定点観測します。

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  • 浦和レッズ三年計画を定点観測

    2019年12月13日に行われた「新強化体制記者会見」でクラブから提示されたプレーモデルや三年計画が果たして遂行されるのか定点観測します。

最近の記事

【雑感】2023/9/24 J1-第28節 G大阪vs浦和

神戸、横浜FMがそれぞれ勝っていたというのもありますが、単純に試合展開としてリーグ戦でこれだけの興奮を味わう試合もなかなかないような気がします。 その1つ前も、2つ前も、3つ前も、どれかしら、あるいは全部G大阪のファウルじゃないの?という流れからのカンテ退場劇でしたが、10分以上試合が止まっている間も、そして試合が再開した後もチームを鼓舞し続けた現地組のサポートも素晴らしかったです。 さらに、この試合では引き分けも負けに等しかったので10人になってもリンセン、髙橋を投入し

    • 【雑感】2023/9/15 J1-第27節 浦和vs京都

      スコルジャさんがインタビューで審判について言及したのは今まで記憶にありませんが、DAZNの試合後のインタビューで思わずそうした言葉が出てきてしまう、ある人の言葉を借りるなら「受け入れがたい」判定と試合結果になってしまいました。 前半に関根、後半にリンセン、それぞれ京都の選手がボールにはチャレンジ出来ていなかった、それを何とか踏ん張った結果シュートは枠外になったり力の入っていないものになったりした、それでもシュートは打ったのだから機会損失はしていない、というロジックだったので

      • 【雑感】2023/9/2 J1-第26節 新潟vs浦和

        決して良い内容で推移したわけでは無かったものの、リードした状態で終盤を迎えながら選手交代の部分で勝ち点をこぼしてしまったのは非常に残念でした。同日に行われた横浜FM、名古屋が勝ち点を取りこぼしたおかげで命拾いをしたような感じでしょうか。ただ、上が取りこぼしていたのだからしっかり勝ち点3を取って差を詰めておきたかったですよね。 この試合の大枠としては新潟の保持vs浦和の非保持の構図だったと思いますが、前半は新潟のCBがかなり開いてビルドアップすることが浦和にとっては守りやすい

        • 【雑感】2023/8/18 J1-第24節 浦和vs名古屋

          ナイトゲームにも関わらず30度を超えて湿度も高いという厳しい気候環境での試合だった上に、後半はほとんどの時間を自陣の深い位置で過ごすことになったのでかなり体力的にダメージがあったと思います。 それでも結果だけは掴み取ったということ、試合終盤はスタジアム全体が腹を括って結果を掴み取りに行ったことというのは、この試合がリーグ戦の残り試合の意味づけを大きく左右するものだったことを多くの人が理解していたということだと思います。ここでひとまず踏みとどまれたということは良かったですね。

        【雑感】2023/9/24 J1-第28節 G大阪vs浦和

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          【雑感】2023/8/13 J1-第23節 広島vs浦和

          五分五分なら前に出ていく方を選択するとか、落ち着けるよりはどんどん裏に出ていくとか、そうした好戦的な姿勢と、プレーテンポが上がる中で1つ1つの判断やプレーが雑になるということは紙一重だったりします。多少アバウトにやってもスピードがあるからなんとかなる場合もありますが、スピードを上げた中でも正確にボールを扱うとか、ボールを出す場所を見極めるとか、そうした丁寧さがないと簡単には相手を攻略できません。 この試合は開幕当初にあったような、前に出ていきたい気持ちは見えるけどそれによっ

          【雑感】2023/8/13 J1-第23節 広島vs浦和

          【雑感】2023/8/6 J1-第22節 浦和vs横浜FM

          なるべく情報を遮断した状態で1日遅れで試合を観ましたが、ボールを持った時には相手ゴールに近いところへ人もボールも送り込もうとする好戦的な姿勢が強く、何度かあった決定機もチームとして目指していたエリアを使えていたので、こういう試合を勝ち切ることが出来れば大きな自信が掴めそうな試合だったと思います。 そうなった大きな要因はマリノスの非保持でのWGの選手の振る舞いの怪しさにあったように思います。試合の序盤から浦和は右サイドで大久保や酒井がエウベルを越えた位置でボールを受けることが

          【雑感】2023/8/6 J1-第22節 浦和vs横浜FM

          【雑感】浦和の2023年前半戦振り返りと後半戦への期待

          思ったほどこの中断期間にあれこれ考える時間が取れないので、色々なことをまとめるというよりは思ったことをバーッと書き出しておくという程度になりました。なので、文量はそこそこあるかもしれませんが気軽に目を通してもらえればと思います。 ◆前半戦の大まかな流れとその感想今季の前半戦は初めてACL決勝がGWにあるという日程の中で、そこまではメンバーを固定して連携を習熟させると監督が明言しました。3度目のACL優勝を掴んだ大きな要因としては、非保持で味方同士が繋がり続けることが出来たこ

          【雑感】浦和の2023年前半戦振り返りと後半戦への期待

          【雑感】2023/7/16 J1-第21節 C大阪vs浦和

          リーグ戦の試合数はすでに半分を越えていますが、開幕から試合続きだった中でようやく約3週間の休息期間に入るのでここまでをざっくりシーズン前半として括っても良いと思います。 それに対する振り返りはこの休息期間に考えるとしても、この試合でどう見ても選手たちのコンディションが良くなかったこと、それでもなお試合に絡むことが出来る選手の数が少ないことということについては、この試合だけでなくもう少し俯瞰した視点から向き合う必要があるのだろうと思います。 現体制では攻撃の試行回数を増やす

          【雑感】2023/7/16 J1-第21節 C大阪vs浦和

          【雑感】2023/7/8 J1-第20節 浦和vsFC東京

          かなり蒸し暑い気候になって、試合終盤に両チームとも足が攣る選手も出るくらいにタフな試合になりましたね。興梠が歴代10人目のJ1通算500試合出場という記念すべき試合になりましたが、試合序盤に酒井が負傷交代した上にスコアレスドローというのは残念でした。 東京の保持は最終ラインから右上がりに循環させて3-4-2-1のような並びになりつつ、長友が最終ラインと中盤ラインを出入りすることでビルドアップ隊の左手前に人数をかけながら流動的に前進しようとしていたと思います。 外担当を右は

          【雑感】2023/7/8 J1-第20節 浦和vsFC東京

          【雑感】2023/7/1 J1-第19節 鳥栖vs浦和

          遅ればせながら、今週ようやくジョアン本part1を読みました。そこには「相手GKを分析すると勝率が上がる」「なぜなら相手のゴールを守っているのはGKだから」といったことも書かれていました。で、この試合を観て、岩尾の試合後インタビューを聞いて、「言ってたのこれじゃん!」ってなりました。 試合自体は浦和の方が決定機やそれに近いものは何度も作れていて、これは水曜の湘南戦からの延長線上で、自分たちが目指していること、自分たちで共有していることの中から作れていたように思います。特に相

          【雑感】2023/7/1 J1-第19節 鳥栖vs浦和

          【雑感】2023/6/28 J1-第12節 浦和vs湘南

          湘南はチームとしての大枠自体は決して悪くないものの、直近の試合で0-6で敗戦しているだけでなくなかなか勝ち点が取れていないという状況がなぜ起きてしまうのかというのが見えるような試合になりました。 湘南は5-3-2から非保持ではIH、WBを押し出して疑似的に4-4-2のような形に変化する前向きなアクションを標榜してきていてこの試合でもそれを目論んだアクションがありましたが、浦和の方はそのアクションを手前と奥の両方を使いながらいなす場面が多かったと思います。 浦和は明本、荻原

          【雑感】2023/6/28 J1-第12節 浦和vs湘南

          【雑感】2023/6/24 J1-第18節 浦和vs川崎

          思えば昨年もこの時期は引き分けばかりでなかなか勝ち点を伸ばせずにいて、まるでそれがフラッシュバックするようですね。この6月も今のところ結果的に勝ったのは天皇杯の関西大学戦のみで、それも90分では決着を付けられなかったので、実質全試合引き分けという状況です。 浦和の方はスタメンで髙橋が左SHに入ったことが大きなトピックとして挙げられると思います。ここのところリンセンが同じように左SHで起用されて、鹿島戦も関西大学戦も前半途中で結局中央に移らざるを得ないような非保持の対応があり

          【雑感】2023/6/24 J1-第18節 浦和vs川崎

          【読書感想文】「正しさ」との向き合い方

          今回は2冊の本について、それぞれを読んで感じたことが繋がっているような気がするので感想文というか、読んで思ったことをまとめようと思います。 読んだのは以下の2冊です。 この2冊の本を読みながら考えたのは「正しい」「正論」というものとの向き合い方です。以前からこの「正しい」とか「正論」について思うことというか、悩むことがあって、4月にも自分なりに思うことを書き出しています。 そこから少し頭がクリアになってきたので、その上書き的な位置づけになればと思います。 「正しい」「

          【読書感想文】「正しさ」との向き合い方

          【雑感】2023/6/11 J1-第17節 横浜FCvs浦和

          ACL決勝進出に伴うリーグ戦の延期分とカップ戦が2試合入ったことによる7連戦もこれでラストになりました。連戦だったことだけでなく、この日はかなりの湿度がありながら風がほとんど無かったことで体力的な消耗も大きかったのだろうということが、70分を過ぎてからどんどん中盤のスペースが増えていってしまったことからも窺えました。 それでも、早い時間からチームとして保持で狙っているスペースを使えていながら勝ち点2を落としてしまったことは残念でした。相手を侮るわけではありませんが、下位に低

          【雑感】2023/6/11 J1-第17節 横浜FCvs浦和

          【雑感】2023/6/4 J1-第16節 浦和vs鹿島

          試合に優劣をつけるものではないと思いつつも、やはりこのカードはどうしても勝ちたい、勝たないといけない、という鼻息の荒さがあって、試合前からACL決勝以降の高まりがあったと思います。 試合全体を大雑把に見ると、前半は鹿島の保持、後半は浦和の保持がメインになる展開だったのかなと思います。お互いが非保持を4-4-2をベースにしていて、保持も「ポケット」「ハーフスペース」と呼ばれるエリアを狙うアクションを積極的に起こすという点でスタイル的に似ている部分もあったのかなと思います。

          【雑感】2023/6/4 J1-第16節 浦和vs鹿島

          【雑感】2023/5/31 J1-第11節 浦和vs広島

          京都戦の前半で手前でのプレーが増えて、ハーフタイムで監督から一喝されて、という流れがこの試合にも続いたような感じでした。広島は1トップ2シャドーが浦和の2CB+岩尾に、両WBが浦和の両SBを積極的に捕まえに来ていましたが、浦和の方は序盤から手前で繋ぐことに固執せずにカンテを筆頭に前線の選手を目掛けて蹴飛ばすことが多かったです。 また、手前から繋ぐとしても中央を経由して逆サイドへ展開することは控えて同サイドでレイオフを使いながら縦にやり切ろうとすることで、ボールを失うとしても

          【雑感】2023/5/31 J1-第11節 浦和vs広島