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【不定期連載】落書きの下書き #4、#5
#4 . 属人性組織での人の出入りは必ず発生するし、組織を構えるのであればみんなで同じ方向性を取れるように出来るだけ属人的な事柄が生まれないようにしたい。それは分かる。組織の中でルールや原則を定めて、みんなでそれに沿って、その枠組みに従って行動することで実現していくことになる。
ただ、属人性を徹底的に排除した状態というのは誰もが自分の代わりになれるということ。自分で無くても成立する状況ばかりになる
【不定期連載】落書きの下書き #1、#2、#3
#1 . はじめに何かを読んだり、観たり、聴いたりする中で頭の中にふっと浮かんでくる考えや感情があります。そういうものは後で思い出そうとしても何か足りないどころか手掛かりすら思い出せないこともしばしば。
こうしたことを無くしたいという想いからSNSを開いてはポツポツと投稿することがあるのですが、SNSにはこれが出来る手軽さがある一方で、過去の投稿をカテゴリ分けすることが出来なかったり、参照したい
【読書感想文】脳科学者の母が、認知症になる(恩蔵絢子)
僕の母方、父方、2人の祖母との別れ方はとても対照的でした。別れ方だけでなくそこまでの関係性も対照的でした。
母方の祖母は母の姉と一緒に大阪に住んでいて、僕らから訪ねることは無く数年に一度うちにやって来て、お気に入りの焼き肉屋に行って、お気に入りの健康ランドに寄って、僕とは大した会話もせずに帰っていく人でした。やがて、祖母も伯母も高齢になり、近くにいた方が一緒に面倒が見れて良いだろうということで祖
【雑感】2024/4/12 J1-第8節 柏vs浦和
この試合に向けて柏を予習する中で思ったことだったのですが、正に柏にはハードワークのご褒美があった試合になったのかなと思います。
ネルシーニョ体制ではプレッシングでの噛み合わせ至上主義というか、相手の保持の形とプレッシング隊の噛み合わせを良くして対面の相手に向かっていく姿勢を前面に出していく反面、昨季の対戦でもそうだったようにポジションのローテーションをされたり、矢印を出す選手の根元を使われたりす
【雑感】2024/4/7 J1-第7節 浦和vs鳥栖
リアルタイムで観られない時に難しいのは試合の結果が入って来るの仕方ないとしても、内容まで知ってしまって初見での印象に影響を与えてしまうことです。その時に取れる手段としてはSNSに一切タッチしないことで、今回は3-0というスコアは結果を知らないソワソワを避けるために見てしまいましたが、スタメンが出るくらいの時間から一切SNSを見ないことで多少はフラットな状態で試合を観られる環境を作れたかなと思います
もっとみる【雑感】2024/4/3 J1-第6節 FC東京vs浦和
今季初のミッドウィークの試合でしたが、両チームのスタメンの入れ替えは対照的でした。浦和は前節負傷から帰ってきたばかりの大久保と大畑が入れ替わって、ポジションは渡邊をWG、大畑をSBとしただけでそれ以外は継続。ビルドアップは4バック+グスタフソンのところに岩尾も絡んできて、グスタフソンが必ずしもへその位置に定位しないことで相手の基準をずらすことを目論んだのかなと思います。
一方、東京は前節が0-3
【雑感】2024/3/30 J1-第5節 浦和vs福岡
代表ウィークを挟んで両チームとも故障していた宮と大久保が戻ってきたのがまず一つの変化ポイントで、それに加えて浦和はIHに岩尾、福岡は左のシャドーに岩崎が入りました。
浦和は保持でグスタフソンのアンカーとしての振る舞いは格別なものがありますが、敦樹と小泉がIHの時にはグスタフソンがヘソの位置からどいたときに代わりにそこを使うのに時間がかかっていて、それが保持の停滞感を招いていた部分もあったと思いま
【雑感】2024/3/17 J1-第4節 湘南vs浦和
湘南は開幕から2節は4-4-2だったものの、前節の福岡戦では昨年までやっていた5-3-2の形に戻していました。福岡戦は引き分けだったものの、それまでの2試合と比べて保持で最後尾に左利きの大野が入ったことでボール前進がスムーズになった印象でした。
また、浦和が前節の札幌戦で興梠に加えて前田と小泉を前に出したプレッシングをするので、そこで大岩とキムミンテの2CBでビルドアップをスタートさせるのは心許
【雑感】2024/3/10 J1-第3節 札幌vs浦和
ショルツと前田がどちらも右脚のハムストリングのあたりを痛めて負傷交代し、後半は手前1/3でのプレー時間がかなり多くなったことで試合を観ていた僕は手汗だけで脱水症状を起こすのではないかと思いましたが、なんとか今季初勝利を挙げられて本当に良かったですね。ホッとしました。
負傷交代した2人だけでなく、81分にIHの小泉と敦樹が交代する時には同時に足を攣って倒れ込んだり、そもそも両チームともゴール周辺で
【雑感】2024/3/3 J1-第2節 浦和vs東京V
終了間際に相手を崩したとは言えない状況でのPKゲットで勝ち点1を取れたことはラッキーだったなと思うような難しい試合展開でした。前節存在感を発揮した前田がまさかの体調不良でメンバー外になり、ソルバッケンはいまだゼロバッケンということでヘグモさんの志向する4-3-3で肝になる突破量のあるWGを控えに置けない、後半からのブーストが望みにくいという中での試合になりました。
スタメンで言えば前節はWGが関
【雑感】2024/2/23 J1-第1節 広島vs浦和
昨年、今年と新監督の特徴の予習としてポーランドリーグ、スウェーデンリーグの試合を観る中で感じるのは「Jリーグはプレッシングを頑張るし、プレッシングを受けても出来るだけ繋ごうとするチームが多いな」ということと、「Jリーグはキャラクターの違うチームが多いな」ということでした。
外国籍の監督が初めて日本に来た時に対応が難しいのはそうした環境になれないといけないからなのかなと思ったりします。そんなことを
【雑感】2024シーズン開幕に向けて
CWCからまだ2ヶ月弱しか経っていないですがいよいよ2024シーズンの開幕が近づいてきました。今年も新監督が直近で指揮したチームの試合をいくつか観た上で、ここまでの監督や選手たちのコメントから今目指しているであろうことを観つつ、今季どのような内容の試合が展開されそうかを想像していこうと思います。
ヘグモさんが昨季まで指揮していたBKヘッケンの試合をいくつか観ましたが、先に話の前提にしておきたいこ
【雑談】「浦和を背負う責任」を再考する
今回は約2年前に書いた文章と同じテーマを改めて考えてみることにします。その文章がこちらになります。今回の文章は当時思ったことに対しての反論というつもりで書いているものではないので、その時に書いたことの繰り返しは出てくると思います。
浦和レッズに関わる人たちにとって「浦和を背負う責任」というキーフレーズがあります。これは2019年末に浦和レッズのフットボール本部が設立された時に土田尚史さん(当時S
浦和レッズ 2023年の総括
1年間お疲れさまでした。今年も年間総括の時期がやってきましたね。昨年は三年計画の最終年で、年間総括だけでなく三年計画全体の総括を記事を4本に分けて、全体で約10万字のボリュームで行いました。
僕がこうして文章を書くのはこれで4シーズン目なのですが、自分なりの感想をアウトプットすればするほど、試合を観たり監督や選手たちのコメントを読んだりした時に思うこと、言いたいことのボリュームが増えてきたような
【雑感】2023/12/19 CWC-SF 浦和vsマンチェスターシティ
この言い方が適切なのかは分かりませんが、今季通して出来ていたことが出来て、出来ていなかったことが出来なかったという印象を持つ試合でした。
時間は短かったですが、浦和の保持の時間を見ていて思ったのはルヴァン杯準決勝の横浜FM戦2ndLegと近い現象が起こせそうだったなということでした。それは、シティの非保持が4-2-4のような配置でSHが早めに前を覗くようなイメージで横浜FMのそれと同じようなもの
【雑感】2023/11/25 J1-第33節 浦和vs福岡
リーグでのホーム最終戦のこの戦績の悪さは何か憑いているに違いないので来季は最終戦の前にみんなで御祓いに行っておいて欲しいところですが、だとしてもチームとして足りない部分が露呈してしまった負け方なのでそういうもののせいにし切れない残念な試合になってしまいました。
久しぶりに連戦から解放されてコンディションはある程度回復したことが窺えましたが、岩尾がカード累積、敦樹が負傷で入れ替えが必至だったCHに