轡田哲朗

(くつわだ)と申します。 習字の時間に名前を書くのが大変でした。 普段、記名では浦和レ…

轡田哲朗

(くつわだ)と申します。 習字の時間に名前を書くのが大変でした。 普段、記名では浦和レッズに関する記事を書くことが多いです。 どこかの媒体に記事として掲載するには難しそうなもの、あるいは個人のどうでも良いような話が多くなります。

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大補強に打って出たオフシーズン エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと議論してみた(MF~GKとマネジメント編)

<全3回中の3回> <23シーズン振り返り編はこちら> <選手評価と3トップ編はこちら> 浦和レッズの2023シーズンが終わり、24シーズンが始動しました。浦和は今季も「2023シーズンの振り返りと2024シーズンに向けて」という総括を発表しています。今回も残念ながらこの総括に関する質疑応答などの取材機会はなかったのですが、サッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」で浦和を担当する沖永雄一郎さんと今季を振り返りながら、そしてこの総括を読み解きながら話をしていきます。 ペア・マティ

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    • 大補強に打って出たオフシーズン エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと議論してみた(選手評価と3トップ編)

      <全3回中の2回> <23シーズン振り返り編はこちら> <MF~GKとマネジメント編はこちら> 浦和レッズの2023シーズンが終わり、24シーズンが始動しました。浦和は今季も「2023シーズンの振り返りと2024シーズンに向けて」という総括を発表しています。今回も残念ながらこの総括に関する質疑応答などの取材機会はなかったのですが、サッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」で浦和を担当する沖永雄一郎さんと総括を読み解きながら話をしていきます。 前回の23シーズン振り返り部分を前編と

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      • 60試合を走り抜けた浦和レッズをどう見るか エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんとクラブ総括を読み解く(23シーズン振り返り編)

        <全3回中の1回> <(24シーズンへの補強について)選手評価と3トップ編はこちら> <(24シーズンへの補強について)MF~GKとマネジメント編はこちら> 浦和レッズの2023シーズンが終わりました。過去にない公式戦60試合という長丁場で、サウジアラビアに2回、中国、韓国、ベトナムに各1回の遠征も入る本当に忙しいシーズンになりましたが、浦和は今季も「2023シーズンの振り返りと2024シーズンに向けて」という総括を発表しています。 今回も残念ながらこの総括に関する質疑応

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        • シーズン前の選手編成は十分だったのか そして補強が必要なポジションとタイプは? エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと振り返る(後編)

          <全2回中の2回> <前編はこちら> 浦和レッズの2023年シーズン前半戦が終わりました。今季からマチェイ・スコルジャ監督が就任したチームはシーズン開幕前に3人の攻撃的選手がチームを離れる形でスタートしました。その編成面に感じた問題点や、補強するならどのようなタイプの選手が必要なのか。沖縄県でのトレーニングキャンプから取材していたサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんと共に振り返りつつ、最後にはシーズン後半戦に期待するものをテーマにしていきたいと思います。

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        • サッカーと新型コロナ
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          マチェイ・スコルジャ監督就任初年度 すべてのタイトルに可能性を残した前半戦 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと振り返る(前編)

          <全2回中の1回> <後編はこちら> 浦和レッズの2023年シーズン前半戦が終わりました。今季からマチェイ・スコルジャ監督が就任したチームはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦を制し、すべての出場大会で優勝の可能性を残したままシーズン前半戦を終えました。そのピッチ上でのパフォーマンスについて、沖縄県でのトレーニングキャンプから取材していたサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんと共に振り返っていきたいと思います。 また、7月23日に公開予定の後編では

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          マチェイ・スコルジャ監督就任初年度 すべてのタイトルに…

          新監督就任の来シーズン、継続性の中身は何か エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと振り返る(後編)

          <全3回中の3回> 浦和レッズは2022年シーズンを終え、リカルド・ロドリゲス監督の退任が発表されています。後編ではマシエイ・スコルツァ新監督就任の発表を踏まえ、フットボール本部が発表した3年計画全体に対する総括を議論しつつ、来季への希望や展望にもサッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」で浦和を担当する沖永雄一郎さんと共に今季を振り返りつつ触れていきます。 ※文中で敬称を省略します。 沖永雄一郎(エル・ゴラッソ浦和担当) 山口県出身。2019年10月よりアイキャンフライしてフ

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          新監督就任の来シーズン、継続性の中身は何か エルゴラ浦…

          3年計画の総括を読み解く。「スピード感」や「環境設定」の意味するもの エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと振り返る(中編)

          <全3回中の2回> 浦和レッズの2022年シーズンが終わりました。2019年末に3年計画を打ち出したクラブは、その総括も発表しています。ボリューム感のあるものをどのように読み解き、フットボール本部のメッセージをどう解釈していくべきなのか。サッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」で浦和を担当する沖永雄一郎さんと今季を振り返りながら議論していきます。 前編では、ピッチ上に表現されたサッカーについて意見を交換しました。 ※文中で敬称を省略します。 <前編はこちら> <後編はこちら>

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          3年計画の総括を読み解く。「スピード感」や「環境設定」…

          2022年の浦和レッズ、ピッチ上では何が起こっていたか エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと振り返る(前編)

          <全3回中の1回> 浦和レッズの2022年シーズンが終わりました。2019年末に3年計画を打ち出したクラブは、その最終年となる今季の最大目標を2006年以来のリーグ優勝に定めましたが、それは早い段階で現実的でないものとなり最終的に未達成となりました。すでにリカルド・ロドリゲス監督の退任や新監督就任、クラブからの総括も発表されていますが、サッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」で浦和を担当する沖永雄一郎さんと今季を振り返っていきます。 前編では基本的にピッチ上の事象について振り返

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          2022年の浦和レッズ、ピッチ上では何が起こっていたか エ…

          勝ち切れないもどかしさを抱えた浦和のシーズン前半戦 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと振り返る

          浦和レッズの2022年シーズン前半戦が終わりました。2019年末に3年計画を打ち出したクラブは、その最終年となる今季の最大目標を2006年以来のリーグ優勝に定めましたが、シーズン前半戦の成績はそれとはかなり遠いものになってしまいました。そこにはどんな要因があり改善点にどんなことが必要なのか、沖縄県でのトレーニングキャンプから取材していたサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんと共に振り返っていきたいと思います。 6月17日の金曜日(18日朝に再放送)は、テレ

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          勝ち切れないもどかしさを抱えた浦和のシーズン前半戦 エ…

          浦和vsガンバのPKになりかけた場面のあれこれ

          サッカーはボールに向かってプレーするのが原則 26日の浦和レッズとガンバ大阪のゲームで、試合終了間際に1点を追う浦和にPKが与えられた場面がありました。最終的にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認で、ファウルの地点がペナルティーエリアわずか外だったということでFKに修正されましたが、あのようなファウルは選手もよく理解していないことが多くあります。 試合の状況を整理すると、ガンバが1点をリードした状態で浦和は空中戦に強いDFの犬飼智也選手を前に入れて、パワープ

          浦和vsガンバのPKになりかけた場面のあれこれ

          3年計画の集大成への期待と展望 リーダーとして期待する選手は? エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと今季の浦和を振り返る(後編)

          <全3回中の3回> <前編はこちら> <中編はこちら> 後編では、3年計画の最終年となる来季への展望や期待を語っていきます。例年のホーム&アウェーではなくセントラル開催ですが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)へも3大会ぶりに参戦します。リーグ優勝を最大目標にしつつも、チームの底上げと成長を感じさせるシーズンにすることも大切。獲得すべき戦術的なバリエーションや、偉大なレジェンドの後を継ぐ存在についても意見を交わします。 沖永雄一郎(エル・ゴラッソ浦和担当) 山口県出身

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          3年計画の集大成への期待と展望 リーダーとして期待する選…

          チームを根本から変えた2人の選手は? 後半戦で復活したゴール前への課題 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと今季の浦和を振り返る(中編)

          <全3回中の2回> 前編から引き継いだ中編では、中断明けのシーズン後半戦について振り返ります。ハーフシーズンの時点では異例と言える大幅なメンバー構成の変更があったシーズンでしたが、単なる補強の枠にとどまらずにチームを変えたと言えるほどの選手もいました。そして、「ゼロトップ」とも呼ばれた前線の構成についても意見を交わします。 前編はこちら 沖永雄一郎(エル・ゴラッソ浦和担当) 山口県出身。2019年10月よりアイキャンフライしてフリーランスという名の無職となるが、気が付け

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          チームを根本から変えた2人の選手は? 後半戦で復活した…

          期待と不安が押し寄せた沖縄キャンプから、成長を感じたシーズン前半戦 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと今季の浦和を振り返る(前編)

          <全3回中の1回> 浦和レッズの2021年シーズンが終わりました。19年末に3年計画を打ち出したクラブは、2年目となる今季にリカルド・ロドリゲス監督を招聘し、リーグ戦で6位、ルヴァン杯でベスト4、天皇杯で優勝という結果を残しました。そのシーズンを、沖縄県でのトレーニングキャンプから取材していたサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんと共に振り返っていきたいと思います。 まずは前編として、プレシーズンに行われた沖縄県でのトレーニングキャンプから、東京五輪で中

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          期待と不安が押し寄せた沖縄キャンプから、成長を感じたシ…

          浦和とFC東京のオフサイドあれこれ(私見)

          判定変更に時間が掛かった理由浦和レッズがFC東京と対戦した25日のリーグ戦で、前半ATに浦和の酒井宏樹がゴールした場面は、一度オフサイドと判定された上でVARのチェックによりオンサイドだったことが分かり、得点が認められた。私たちのいる記者席は、味の素スタジアムが陸上競技場の側面も持つ場所なので、メインスタンドの右側にある。これは、陸上のゴールが見える位置に記者席が置かれることが理由なのだけど、そのプレーはメインスタンドから見て左側のゴールで起こった。だから「ああ、オフサイドだ

          浦和とFC東京のオフサイドあれこれ(私見)

          記者会見がライブ配信されること

          キッカケの1つはコロナだろうけど昨年くらいから、サッカーに関するものでも記者会見そのものがライブ配信される機会がとても多くなった。それまでにも例がなかったわけではないし、僕がよく取材する浦和レッズでは新加入会見がそのまま配信されることもあった。また、日本代表のメンバー発表会見なんかもライブ配信されることが少なからずあったけれども、こちらは質疑応答は配信後に行われることになっている。 そもそも、こうしたライブ配信が増えたキッカケは新型コロナウイルスという社会情勢の中で、記者会

          記者会見がライブ配信されること

          髪型や髪の色を変えた理由を選手に聞くべきか。競技と関係のない質問をすることのあれこれ

          大坂なおみさんのことで世間的に注目されている話題女子テニスで世界的なトッププレーヤーである大坂なおみさんが、全仏オープン開幕直前に記者会見に出席しないことを宣言して、それが世界的に話題を呼ぶことになった。最終的に彼女がうつ病を告白して大会から棄権したのは別の問題であり、僕はテニス界における記者会見のルールを知らないのであまり勝手なことは言えないのだけど、彼女が報道陣に対して不快な思いをした理由の中で「会見場に座ると、これまで何度も質問されてきたことを聞かれたり、不信感を覚える

          髪型や髪の色を変えた理由を選手に聞くべきか。競技と関係のない質問をすることのあれこれ