佐藤忠良

柴田正徳 陣場のアトリエでのお話 2019.6.4.

とにかく桜井さんは、みんなのお手本だったんです。きちんと仕事をされて、マラソン走者のように同じペースで寡黙に仕事をこなしていくんですよ。気がつくと作品が仕上がっているんです。それがものすごい早いんです。桜井さんは、石彫作家として鉄ノミだけを使った最後の世代で(鍛冶仕事、鉄を焼いて…

【ほんのたより 270通目】 ねがいは「普通」

年が明けて2週間経ち、もうすっかり普段通りの日常を過ごしていたところに信じたくない訃報が届きました。画家の安野光雅さんが昨年12月24日に亡くなったというのです。94歳の生涯でした。 普段、私は情報収集のためにtwitterで全国の出版社、書店、本に携わる人々を何百とフォローしていますが、この…

《絵本レビュー》おおきなかぶ

こんばんわ! もう、今月も10日が経ちましたね。 師走に向かって加速して行くばかりです。 急に、朝の風も冷たくなってですね。 わたしは、今朝間違ってUNIQLOの夏用の下着を着てしまってガチガチに凍えてました。 んさっ、今宵もはじめていきましょう!(笑) レビューする絵本は、ロシアの昔話【…

わらしべちょうじゃ

[さいごう たけひこ/ぶん   さとう ちゅうりょう/え   ポプラ社] 貧乏な男がたまたま手にしたわらしべ一本。わらしべはみかん三つに、そして反物三反に、さらに馬一匹へと変わっていき、やがて男はりっぱなやしきと広い田んぼを手に入れた。 この有名なお話の絵本はたくさんあります。  そ…

8月28日のおはようございます

8月28日のおはようございます。 今朝は雨が降っています。日の出の時刻には空がとても明るくて、光に満ちていました。そして雨が降っていました。不思議な感覚になりました。 今日の一枚は帽子をかぶっている猫です。このポーズは佐藤忠良の彫刻<帽子・立像>へのオマージュです。 猫に帽子をか…

ヘンリー・ミラーのこと、佐藤忠良さんのこと

この記事は2017年11月に書いた文章です。のこしておきたいので、こちらにも記しておきます。   ∞ ◆ 泉美術館にいきました   やすみの今日は、広島市西区にある泉美術館へ行きました。お目当ては、佐藤忠良さん。『開館20周年記念特別展 彫刻家佐藤忠良の遺したもの』が開催中でした。   ヘンリ…

【絵はどこまでも心で描かねばならぬ。】

タイトルは日本画家の巨匠、横山大観の言葉。 ルノワールも生前、絵についてこう語っていた。 「絵とは、楽しく、美しく、愛らしいものでなくてはならない。」 「かく」ということは、とてつもなく重要だ。 まず「見る」「聴く」姿勢が身に付く。良い所が自然にインプットされる。 次に「かく」とい…

東 千賀 昔の桜井さんの記憶から

桜井さんとは全く関係なく、卒業後、生活のために岩波映画の美術担当で朝倉摂さんとの仕事を8年。あまりにも時間を取られ絵が描けなかったので、摂さんと忠良さんがお知り合いだったことで、桑沢に縁が生まれた。桑沢のデッサンを教え、非常勤勤務。桑沢のカリキュラムで1年生が基礎造形で美術の日が木…

【芸術は自然をうつす鏡である】

「芸術は自然を人間にうつす鏡である。」 北海道の芸術家佐藤忠良の言葉だ。 「しんけんに、絵をかき、ものを作り続けていると、 じょうずになるだけでなく、人としての感じ方も 育ちます。このくり返しのなかで、自然の大きさが わかり、どんな人にならなければならないかが わかってきます。 」(…