寡黙な年寄り

スポーツ新聞社に40年ほど勤務する(編集30年、電子メディア10年)。8時間ダイエット…

寡黙な年寄り

スポーツ新聞社に40年ほど勤務する(編集30年、電子メディア10年)。8時間ダイエットの合間に雑文を書く。満喫とまではいえないが気楽な一人暮らし。

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  • 私の心はいつも春だ

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  • 残したい遠野ことば

    遠野ことばを教えて。いいことば残したい。

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    寝顔見るだけの日々。マンネリから脱出だ。

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    千葉・浦安の自慢は。岡本太郎・躍動の門。

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「こんな風に過ぎて行くのなら」に参列

浅川マキさんに献花!(10年3月10日) 浅川マキさんの「ちっちゃな時から」「裏窓」「少年」を好んで聴く。父危篤(約30年も前)の連絡があり帰省するとき、早朝の地下鉄ホームに彼女の「夜が明けたら」が流れていた。これも思い出の一つか。 そんなマキさんが、1月17日夜、名古屋市内のホテルの浴室で死亡した。67歳。葬儀は20日、故郷の石川県で親族のみで執り行われたという。その日は公休だったので、朝から飽きもせず彼女の歌を聴き続けた。 「かもめ」「夜が明けたら」「ふしあわせという

    • 一面は「大谷 250号」文句ないだろう

      昔のスポーツ紙一面は巨人が多かった。勝っても負けても、試合がなくても大きく取り上げられた。1968年10月14日付の紙面が印象に残る。巨人城之内邦雄投手の前ものにびっくりした。 この年の日本シリーズは12日から20日まで。第1戦は阪急が5-4で巨人を下した。13日は雨天中止となる。14日の第2戦に向け城之内を取り上げたのはいいが、一面はおかしいと思った。 メキシコ五輪が12日開幕した。日本との時差は15時間遅れ。私は入社したばかりのペーペーも「いくら人気の巨人とはいえ、五

      • 正常値報告したいと血圧測定やり直す

        病院(心臓血管外科)の予約時間は午後2時。診察前に血液検査、心電図検査、胸部XPがあり、予約時間より30、40分位早めに病院へ。午後1時から受付だが珍しく誰もいなかった。 待合室を見渡すと三々五々、数えてみたら19人だった。いつもの10分の1程度。暑いので通院を控えている人が多いのだろうか。20年以上通院しているがこの少なさ稀にみるシーンだ。 診察を受ける人は血圧を測って待つ。60代の女性が測定していた。正常値と違うのか測定をやり直す。3、4回目は場所を変えて測り直す。人

        • そろそろ初孫をと願う気持ちは分かる

          同級会で元警察官が話題の中心となった。「息子も警察だったよね」「子どもどころか孫も警察なんだよ」「親父の職業に憧れていたんだ」「やっぱり神奈川?」「2人ともなぜか千葉」。 親子三代か、と思ったら「ひ孫がどうなるかだよね」という。ひ孫の話は初めて聞いた。そばでやり取りを聞いていた友人が「いいなあ、俺のところはまだ孫がいないんだよ」としんみり。 2021年2月の同級会で、友人が一人息子の結婚を報告。「もうすぐ40になるのに結婚しない」と嘆いていたが、39歳でゴールインし心底う

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          防犯ホイッスルまた喜んでもらえそう

          岩手で買ってきたお土産をやっと渡せる。週末に小さい孫がそろって遊びに来る。1カ月前に新花巻駅の売店で選んだもの。最初お土産店に行くと店がなくなっていた。経営が苦しかったのかな。 男、女、男、女。年の順に①銀河鉄道ステンドグラス風キーホルダー②新幹線トリオストラップ③銀河鉄道幸せを呼ぶ防犯ホイッスル④ちいかわ「秋田犬」。防犯ホイッスルは喜んでもらえそう。 小2の孫は前回もらった「防犯ホイッスル」がお気に入り。故障で音が鳴らなくなったことを残念がっていた。「もうダメなんだ」と

          防犯ホイッスルまた喜んでもらえそう

          参加者たったの4人今は見る影もない

          中学の同級会が7カ月ぶりにあった。以前は20~30人集まっていたが、今は見る影もない。23日午後1時、京急品川駅国道側改札口前集合。この日の参加者は暑さ厳しき折、たったの4人。 新浦安ー東京ー品川。乗り換え1回、44分。品川に12時30分に着いた。すぐきた友人と、残る2人を待つことになる。「国道側とはここなのか」「改札口は1カ所。ここで間違いないよ」。 午後1時に3人となり残るは幹事だ。「改札口が分からない」と電話があり迎えに行く。「松戸駅と違って品川駅は広いね」。飲み会

          参加者たったの4人今は見る影もない

          2日がかりの散髪、身だしなみ整える

          午前中、散髪に行った。待ち時間は40分。暑いので頭を涼しくということで3㌢短くしてもらう。実は日曜日午後にも行っていた。予約者26人で待ち時間152分の表示にあきらめ帰ってきた。 スタッフに「昨日は混んでいましたね」と声を掛けると「特に土日は混むんです。お客さん、昨日待ちくたびれて途中で帰りましたよね」と笑顔。忙しい最中によく覚えていたと感心する。 以前、Uセンターの運転手さんのことを書いた。1回しか乗っていないのに2、3カ月後乗ったとき「下車は前の場所でいいですか」と聞

          2日がかりの散髪、身だしなみ整える

          南部風鈴出番なし、孫にあげようかな

          この暑さ、あと1カ月も続くのか。そう思うとうんざりする。室内の温度も30度超えが多い。昔は窓を開けておくだけで涼しかった。うちわがあれば大丈夫、風鈴を数個つるして夏を過ごした。 扇風機はともかく、夫妻ともエアコンが苦手。やむなく購入したのは2000年夏で、初孫専用のエアコンだった。遊びにこないときは扇風機を使った。最近は連日エアコンのお世話になっている。 睡眠不足もたたり午後1時ごろ眠くなる。そのため昼寝をしている。ものの本によれば「昼寝は30分以内」とか。一理あるようだ

          南部風鈴出番なし、孫にあげようかな

          三つの恩と三つの無駄か、なるほどね

          妻がお世話になった朝起会から会報「倫風」8月号をいただいた。封筒の中に、8月6日(火)平和祈念朝起会。午前5時~6時、〇〇会館4階。「皆様のお越しをお待ちしております」。 投函したのは会友さんだ。妻は1981年から40年間、朝起会に出てきた。私も節目の朝起会に誘われて出席している。「朝の誓 今日一日 三つの恩を忘れず 喜んで進んではたらきます」。 ※三つの恩=親の恩・師の恩・社会の恩。「今日一日 三つの無駄を排し 新しく大地に生き貫きます」。※三つの無駄=物の無駄・時の無

          三つの恩と三つの無駄か、なるほどね

          自分の子ども何人いるか覚えていない

          娘が2回目のケーキを持ってきた。この日は孫の21歳の誕生日。「ケーキ代くらい払おうか」「そんなに貧乏ではありません」。今月はまだ誕生日がある。「また持ってきますから」と言った。 妻は2年前の3月、孫の高校の卒業式当日に亡くなった。もう21歳か、早いものだ。今年3月の3回忌以来顔を見ていない。「暇を持て余している。たまには遊びにくるように」と娘に伝える。 夕方、田舎の友人から電話があった。「〇〇君が行方不明」という。彼は3度も4度も結婚し、姓が変わったりしている。8年前会っ

          自分の子ども何人いるか覚えていない

          片道4㌔徒歩通学、自分の自転車なし

          「玄関ポストに何か入っているよ」。娘が帰り際にそう言った。ポストを開けずにどうして中が見えるのだろうか。自治会環境衛生部からの「自転車ステッカー更新のお知らせ」が入っていた。 昨年3台あった自転車を処分した。新規購入の予定もなく更新とは無縁だ。子ども・幼児用自転車・三輪車にも1台ずつステッカーが必要も、自転車置き場をのぞくとスペースは十分ありそう。 2歳から乗れる補助輪付き自転車を見た。これに毎日乗っていたらすぐ補助輪を外してもよさそう。大人用の自転車で三角乗りの練習をし

          片道4㌔徒歩通学、自分の自転車なし

          年配者に注意され我関せず大馬鹿者だ

          ミンミンゼミの鳴き声が聞こえてくるようになった。午前中、窓を開けていたら「ミーンミンミンミンミー」。もう7月中旬なので珍しくはないが、先日は墓地公園でトンボが飛んでいた。 ベランダの手すりにハトが止まっている。視線が合っても窓を開けても逃げる気配がない。剥製のハトのように動かず2羽向き合ったまま。10分ほどして示し合わせたかのように飛び立つ。 窓から見える林の小径は、団地内で唯一自転車で通れない。入り口に自転車禁止、押して通ることという注意書きがある。いつだったか30代の

          年配者に注意され我関せず大馬鹿者だ

          福島に移住すると言い出さないでよね

          サッカー好きな男がいる。ゲームがなくてもサッカー場へ。家からスタジアムまでわずか10分。退職後、いい物件を探して引っ越した。「年間で20試合もないけどね。まあ道楽だよ」。 孫のお陰という女がいる。高校までサッカー選手。県大会、東北大会、全国大会と孫の応援について回る。「少年サッカーのころからだから、ルールもいつの間にか覚えていましたね」。 ドーム球場対策で禁煙した男がいる。一日3箱ほど吸っていたがすっぱりやめた。長く図書館通いを続けたいと近くに家を買った金持ちがいた。皆や

          福島に移住すると言い出さないでよね

          歩数に集中して坂道を休まずに上った

          浦安ジャンクション(JCT)は、市内を走る国道357号と千葉県道276号が交差するクローバー型のJCTである。そばに2本の歩道橋が架っているがここ数年渡るの苦手になってきた。 若いころは自転車を降りずに上れた。今は2、3度休みながら渡っている。市役所に用事があり徒歩で行くついでに、歩道橋の入り口から出口までの歩数と分数をチェックすることにした。 1、2、3、4と数えながら坂道を上る。橋を渡り切り道を下って出口へ。歩数は510歩で5分かかった。大雑把に1歩50㌢として全長2

          歩数に集中して坂道を休まずに上った

          映画鑑賞会に行く、観客のルール厳守

          7月の名作映画鑑賞会に行ってきた。13日の「バタアシ金魚」=1990年、日本(95分)、松岡錠司監督=は欠席した。14日は「お引越し」=1993年、日本(124分)、相米慎二監督=だった。 6月は所用で2日間休んでおり、この日は2カ月ぶりの鑑賞会。「お引越し」のあらすじなど予備知識はあまりなかった。上映時間2時間は長いなと思ったが、面白ければ時間は関係ない。 上映前、図書館作成のチラシを読む。「両親が離婚を前提とした別居をする中で揺れ動く主人公レイコの心情と成長を描く人間

          映画鑑賞会に行く、観客のルール厳守

          60年付き合っているのに名前分からず

          こんなことを言うと怒られるかな。高校の同級生に「尚子」さんがいる。馬が合うのか60年超の長い付き合いだ。書道もうまく「死に至る病とは絶望である」と掛け軸にしてもらった。 夜行バスで帰省した時は早朝出迎えにきた。朝食の用意もしており、その後家まで車で送ってくれた。田舎は車がないと移動できない。タクシー代わりの「尚子」さんに深く感謝した。 新幹線がなかったころ花巻駅まで見送りにきた。「ホームに行かないのでここで」と握手して別れたこともある。それなのに名前分からず。何子さんなの

          60年付き合っているのに名前分からず