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2歳児にぴったり!おすすめ絵本5選


こんにちは!今回は、2歳のお子さんにぴったりの絵本を5冊ご紹介します。2歳になると、子どもたちは言葉をどんどん覚え、好奇心もますます旺盛になりますよね。そんな時期にぴったりの絵本を選んで、親子のコミュニケーションをさらに楽しく深めてみませんか?今回ご紹介する絵本は、どれも2歳児の成長をサポートしてくれる素敵なものばかりです。

『おべんとうバス』作:真珠 まりこ

まず最初にご紹介するのは、真珠 まりこさんの『おべんとうバス』。この絵本は、たくさんの食べ物たちが「おべんとうバス」に乗り込むという楽しいお話です。おにぎりやたまごやき、ウインナーといったおなじみの食べ物たちが、次々と「のりまーす!」と言いながら登場するたびに、子どもたちはワクワクすることでしょう。

この絵本の魅力は、シンプルで覚えやすい言葉のリズムと、カラフルで親しみやすいイラストです。食べ物の名前や形を覚えるのにもぴったりで、「これは何かな?」と子どもに問いかけながら読むと、言葉の発達にも良い影響があります。お弁当という身近なテーマが、2歳の子どもにも理解しやすく、読み終わった後には「おべんとう作りごっこ」を楽しむこともできますよ!


『はらぺこあおむし』作:エリック・カール

次にご紹介するのは、エリック・カールさんの『はらぺこあおむし』。この絵本は、世界中で愛され続けている名作です。小さなあおむしが食べ物をどんどん食べて成長し、最後には美しい蝶になるというストーリーが描かれています。あおむしが食べる食べ物がページごとに変わり、穴の開いたページを指で触りながら楽しむことができます。

この絵本は、数の概念や曜日の名前、そして変化というテーマを自然に学ぶことができるのが特徴です。また、エリック・カールさんの鮮やかなコラージュアートが、子どもの視覚を刺激し、色彩感覚を育てる助けになります。リズミカルな文章も心地よく、何度でも繰り返し読みたくなる一冊です。


『もこ もこもこ』作:谷川 俊太郎(作)、元永 定正(絵)

谷川 俊太郎さん作、元永 定正さんのイラストによる『もこ もこもこ』は、とてもユニークな絵本です。この絵本は、言葉では表現しにくい「もこもこ」や「にょきにょき」といった擬音語が次々と登場します。絵本のページをめくるごとに、さまざまな形や色の不思議な物体が現れ、子どもたちの好奇心をくすぐります。

この絵本の魅力は、シンプルでありながら、視覚的なインパクトが強い点です。言葉の少ない絵本だからこそ、子どもたちが自分でイメージを膨らませ、自由な発想で楽しむことができます。また、リズム感のある言葉が耳に心地よく、親子で一緒に声に出して読むとより一層楽しいでしょう。


『おおきなかぶ』作:A・トルストイ(作)、佐藤 忠良(絵)

A・トルストイさん作、佐藤 忠良さんのイラストによる『おおきなかぶ』は、2歳児にもわかりやすい繰り返しの多いお話です。おじいさんが大きなかぶを抜こうとしますが、びくともしない。そこでおばあさん、孫娘、犬、猫、ねずみと次々に手伝いを頼みますが、なかなか抜けません。最後にはみんなで力を合わせて、やっとかぶを抜くことができるというストーリーです。

この絵本は、協力することの大切さや、努力が実を結ぶ喜びを自然に学ぶことができます。また、登場人物や動物たちが繰り返し登場することで、子どもたちは話の展開を予測しやすくなり、安心して物語を楽しめます。何度も繰り返し読みたくなる、長く愛される一冊です。


『あさえとちいさいいもうと』作:筒井 頼子(作)、林 明子(絵)

最後にご紹介するのは、筒井 頼子さん作、林 明子さんのイラストによる『あさえとちいさいいもうと』です。この絵本は、主人公のあさえが小さい妹をお世話する中で、少し目を離した隙に妹がいなくなってしまうというお話です。妹を探しながら、あさえが感じる不安や責任感がリアルに描かれており、子どもたちにも共感しやすい内容になっています。

この絵本は、家族や兄弟姉妹との関わり方を考えさせられる内容で、2歳の子どもにとって大切なテーマを扱っています。林 明子さんの温かみのあるイラストが、お話に深みを与えており、読むたびに新しい発見がある一冊です。お子さんと一緒に、兄弟姉妹の関係について話し合いながら読むと、さらに楽しさが広がります。



いかがでしたか?今回ご紹介した5冊の絵本は、どれも2歳児の発達段階に合わせて選ばれたものです。シンプルな言葉や親しみやすいキャラクター、そして楽しいストーリーが、子どもたちの好奇心を刺激し、親子の絆を深めてくれることでしょう。ぜひ、毎日の読み聞かせに取り入れてみてくださいね!

この記事はR6.9.1現在の情報です。


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