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2023GWツアー⑦(DIC川村記念美術館 芸術家たちの南仏とヤチクロバーガー)

千葉からDIC川村記念美術館へ

わざわざ旅の終わりに千葉に立ち寄ったのは、遠くてなかなか来る気になれない千葉の美術館に旅の勢いに任せて寄るため。まあ今日は一箇所しか寄らないけど。

JR 佐倉駅から美術館の無料シャトルバスで向かう。にしても佐藤忠良さんの彫像がこんなところにあったんだね。

《夏の像》1988年

バスは先に京成佐倉駅の停留所を経由してくるのだが、こっちの JR の方に着いたバスはほとんどの席が埋まっていた。休日の朝イチはこんなに混むのだね。

9時15分頃到着。開館が9時半なので、しばらく辺りを散策してみる。

カルミア、うちでも咲いていたのだけど最近みなくなってしまった

そういえばここまで来たのは初めてだ。こんな風になってるんだ。

藤の花はもう終わりか

企画展「芸術家たちの南仏」

意外に見応えがあった。ピカソがこんなにあるとはね。焼き物もいっぱいあって例のヨックモックから借りてきたのかと思ったらそうではないみたい。あのおしりと器のカーブが一体化したエロ壷は覚えてるぞ。

目に留まった作品。

キスリング 《風景、パリーニース間の汽車》1926年
写実的というか童画風で顔が付いたらきかんしゃトーマスかよ。

アンリ・マティス 《マグノリアのあるオダリスク》1923年
マティスのデッサン(よくよく確認したらリトグラフだった)てあまり見ないがやっぱりうまいのか当たり前。にしてもこのおねえさん脇のお手入れしてないなボーボー。

「展覧会歴」に載っていないのだけど、国立西洋美術館所蔵のこれのはず。

マックス・エルンスト 《ポーランドの騎士》1954年
全体に青っぽいし馬がいるので最初シャガールかと思ったらエルンスト。よくみりゃエルンストがよく描く青い鍾乳洞みたいな不思議な岩場が背景になってるじゃん。

パブロ・ピカソ《草上の昼食》1964年
言わずとしれたマネの名作。晩年のピカソは過去の巨匠作品を自分なりに模写していたがなんとこれは陶板レリーフ! こんなのまでやってたのか。しかもこれ「箱根彫刻の森美術館」所蔵だって。あったのかこんなの。

最近撮影解禁にしている美術館もだいぶ増えてきたが川村記念美術館は全面的にまだ禁止みたいね。それについて文句を言うつもりは特にない。そばであんまりバシャバシャされるのも困るなあというひとなので(自分が撮るのは構わないw)

でも遠くて写真も撮れない美術館ときたら今後来場者数にちょっと響かないかなという気はする。

ヤチクロバーガー

さて午前中に川村記念美術館を後にして上野まで移動する。私鉄の方が安いので京成佐倉駅から乗り込む。で、以前シャトルバスを待っている時に気になっていたハンバーガー屋さんにお昼ごはんで入ってみることにする。地域貢献パート2だ🍔

イートインは2階で
SMIRNOFF LEMONADE

中身はコカ・コーラだが。

ハラペーニョチーズバーガーだったと思う。「激辛ですか?」と聞いたらそんなでもないというのでそれにした。たしかにそんなでもなかった。アボカドはトッピングしたかな。出てくるまでけっこう時間かかったからコーラ飲みきっちゃったよ。

千葉県産八千代黒牛使用、香り高くジューシー!でもくどくない」というお店の説明通り、肉肉しいというよりあっさりめだったかも。付け合せのあみあみポテトおいしかった。

で、このあと「マティス展」に行ったのよ。


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