中野翠

佐久間文子さんの「今月の必読書」…『コラムニストになりたかった』

わくわくする、が人生の決め手

その人の書いたもの読みたさに雑誌を手に取らせる連載というのがいくつかあって、私にとっては、時折、タイトルを変えながら「サンデー毎日」で30年以上続いている、中野翠さんの「満月雑記帳」だ。

その中野さんが、フリーランスのライターとなり、コラムニストになるまでをつづったのが本書で、半自叙伝でもあり、1969年以降の雑誌のクロニクルとしても読める。小説誌に連載中から、わ

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ありがとうございます!
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ちょっとした贅沢は、人を幸せにする

 仕事が休みの日だった。昨日の夜は、オンライン飲み会で楽しく過ごしたけど、今日は何の予定もない日曜日。

 とりあえず朝はいつも通り起きて、東中野から大久保、高田馬場まで走って、筋トレしてまだ10時30分。「今日やること」の予定は何もない。折角だからちょっと最寄り駅の本屋にでも行こうかなって思って、自粛期間に買った新しい服を着てサンダル履いて歩いてみた。天気予報が微妙な感じで、でも家から近いからい

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嬉しいです!
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【追悼・坪内祐三】ツボちゃん、ほんとうに逝っちゃったんだね|中野翠

『文藝春秋』で「人声天語」を連載していた坪内祐三さんが、2020年1月13日、お亡くなりになりました。遺稿となった本誌2月号に掲載された文章は、ちょうど200回目でした。連載開始時から挿絵を担当してきた中野翠さんが、坪内さんへの想いを綴ります。/文・イラストレーション=中野翠

坪内さん

「坪内祐三さんが亡くなりました」―。毎日新聞社のMさんからの電話に、私は、声を失った。嘘でしょ、そんなはずな

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noteのdmから、

ネットで子育てを発表しているだけ、そんだけ暇なんだね、という悪意な人も居るし、そう突っ込んでくる人もこういう記事を読めば出てくるのだけど、実際にもっと忙しい人とかいうのは更新もしていないだろう、

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どうもありがとうございます。

本という形のものに対する愛着。

を本が捨てられない理由に挙げた中野翠氏(『サンデー毎日』12月1日号)。「自分を本好き人間と思いたいがため」とも書き苦悶すらする姿は切なくさえある。本を最近買わなくなった私も村上春樹著の全小説をはじめ読まないのに捨てられない。これをフェチと言う?