淀川コーエン

映画を見たり海外ドラマを見たり本を読んだりミシンをかけたり猫と戯れたり箱ワインを飲んだ…

淀川コーエン

映画を見たり海外ドラマを見たり本を読んだりミシンをかけたり猫と戯れたり箱ワインを飲んだり飲まれたりの日々を綴る「まんざらでもない日記」です。2023年12月にWordpressからnoteへ引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。

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  • まんざらでもない日記

    映画日記、読書感想、その他込々の日記です(2~3/週更新)

  • 読書感想

    読んだ本の感想です

  • 映画感想

    観た映画の「ザックリとしたあらすじと見どころ」です。 ほぼ洋画、ヒューマンドラマ多め。感想は若干の偏愛を含んでいます。基本ネタバレなし、1500文字程度の読みやすいサイズとなっておりますです。

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    映画レビューのタイトル索引です。

  • 映画まとめ、コラム

    好きな映画、おすすめの映画についてまとめたり語ったりしたものです。少々長くなってしまいました。

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スクート・マクネイリーが出演する映画・ドラマ

私が好きな俳優の一人、スクート・マクネイリー。その出演作品と見どころをザックリまとめました。 スクート・マクネイリー出演映画まずは映画から。 映画『モンスターズ/地球外生命体』(2010年) 2001年から俳優としてのキャリアをスタートしたスクート・マクネイリー。最初の主演映画がこの『モンスターズ/地球外生命体』です。 メキシコ上空に謎のモンスターが襲来するというSF映画。 モンスターがなかなか全容を表さないという低予算感のある作品です。マクネイリーは危機迫る中、アメ

    • 夕食の準備前に見る『À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~』 最高!

      ちょい前(2023年1月)のドラマを配信で見始めた。 『À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~』 平日の午後、配信で映画を1本見た後、夕食までにちょっと時間がある。そんなときに1話見るのにちょうどいい。 歴史上の人物たちがどんなものを食べていたのかも面白いし、この夫婦がホントに素敵。主人公のジュンは大学職員。その大学の教授がくれたレシピを参考に漬物メーカー勤務の夫ヨシヲと一緒に買い物に行き料理を作る。そして食べるときには交互に選んだワイン(予算は1,500円以下

      • 奇縁。コロナが明けて読む『たちどまって考える』 ヤマザキマリ著

        2024月4月25日 というわけで、さっそく読んだ。 結論から言うと、想像していたようなコロナ禍の日常をー、って話ではなかった。結構ガッツリと「日本はー、」「イタリアはー、」と主語が大きな語り口で、たぶんコロナ禍に読んでたらモヤモヤしただろうな、もしかしたらぶん投げていたかも、と思った。 ま、そうなってしまったのがコロナ禍。「不要不急」とか「自粛警察」とか、最近すっかり聞かなくなった言葉たちの現役バリバリな感じが懐かしい。 ある日息子さんに「フェイスブックの投稿が異常

        • 「読む気」を喚起せよ! これから読む(予定の)本

          2024年4月22日 最近買った(といっても中古の)本がいつものごとく積み上がってきた。 いかん。本は積むものではなく読むもの。なぜ買ったのかを思い出せるうちに思い出し、読む気を喚起したい。 つまり、ここから先はまだ読んでいない本の紹介です。 『たちどまって考える』ヤマザキマリ著 新型コロナウイルス感染が猛威をふるうさなかのエッセイ。 コロナ禍ではこうした本をいくつか読んだ。人との交流、接触を控えなければならない日常のなかで、著者は何を考えどう過ごしたか。TVやネ

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          ご注意!突然のカエル映画

          2024年4月19日 今年もまたこの季節がやってきた。 田畑に囲まれたわが家には新緑を揺らす風がそよぐ。ツバメが盛んに往来し、見えないほど高いところでヒバリがさえずる。 ってな悠長なことを言ってられない。ヤツが来る。ヤツらがやって来る。 私はカエルが苦手ですなせ嫌いなのか、どこがどう苦手なのかを考えるのも嫌。ザックリいうとあのフォルムと質感が苦手。庭先にやってくる小さなアマガエルもダメ。大きいのはもっとダメ。あーもうカエルのことは考えたくないっ! ご注意!カエルが登場

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          【映画日記】ドラマ『ザ・クラウン』から『グレート・スクープ』、そしてBBCのインタビュー

          2024年4月16日 Netflixのドラマ『ザ・クラウン』完走 英国エリザベス2世の生涯と、その間の王室や世界のなんやかんやを描いた(ザックリ、スイマセン)このドラマ。2016年に配信スタートしたシーズン1以降、2023年年末のシーズン6(シーズン6は2期に分けて配信)まで、たっぷり楽しませていただきました。 2シーズンごとにキャストが変わる構成。エリザベス女王を演じたのは、若き日をクレア・フォイ、壮年期をオリヴィア・コールマン、老年期をイメルダ・スタウントン。かなり

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          【映画日記】いつまでもカッコイイ、でいいのか『勝手にしやがれ』

          2024年4月11日 相変わらず映画熱が上がらない。 こんな時はサウナでいうところのアウフグースのように、人さまに熱波を浴びせてもらうというのはどうだろう。ま、サウナに行ったことはないけれど。 人さまの映画レビューを読む 「そうそう!この映画ってココが面白い」と共感することもあれば、「はて?そうじゃろか?」とか「え、そんなに感動する?」ということもある。 ストーリーのそこそこ長文での要約、制作や撮影の裏話、入魂の考察、 「どこが面白いかわかりませんでした」「途中で離

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          【映画日記】なぜこれが「見るリストに」?『デルタ・フォース』

          2024年4月7日 どこかのレコメンドに上がっていて「見るリスト」に入れていた(記憶もない)映画を何の前情報もなく鑑賞し、ひどく驚くことがある。 どこがおすすめなんじゃごらぁぁあ! 先日見たコレがまさにそう。 映画『デルタ・フォース』(1986年/アメリカ) 一応この映画についてザックリとご紹介します。 カイロ発のアメリカ航空機がハイジャックされる。 「新世界革命機構」と名乗るハイジャック犯はベイルートに向かうよう指示。が、機長の機転によってアメリカ陸軍に通報。対

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          【映画日記】なぜか映画熱が低温の日々

          2024年4月4日 春本番の暖かさ。なのになぜか映画熱は低温の昨今。 そんな中見た映画の感想をザックリと。 『テイクオーバー』(2022年) Netflix配信のオランダ産アクション映画。 導入間近の自動運転バスに絡む情報漏洩の回避に成功したホワイトハッカーのメル。が、同時に意図せずある犯罪組織のネットワークを停止させてしまい組織に追われることに。さらに身に覚えのない殺人の容疑で警察にも追われる身となりー。 90分弱の短尺らしくまとまりのある1本。ハッキング云々のや

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          2024年3月の「まんざらでもないまとめ」

          2024年3月 春です。気象庁の桜の開花宣言が年々イベント感を増しててモヤモヤしますが、そんなことは気にせず今月のまとめとまいります。 結婚、開幕、通訳解雇 過熱報道に「大谷ハラスメント」メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手。先月末に突然結婚を発表し、お相手は誰なんだ?と騒がれるなか、韓国での開幕戦の直前に球団が写真を公開。 が、その直後に通訳の水原一平氏の解雇が発表された。違法賭博による多額の借金があり、大谷選手名義の口座から資金が流用されていたことが明らかに。数日後

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          【映画日記】「短いのがお好き」 映画の適尺問題

          2024年3月28日 ちょっと前に「映画は長ければ長いほど良作(名作?)」という出所不詳の意見があってちょっとザワザワした。ま、出所不詳なのでことの真意はわからないけれど、たしかに最近の話題作は長い。 『オッペンハイマー』は3時間。 『デューン 砂の惑星 PART2』は2時間46分。 『哀れなるものたち』も2時間21分。いや、2時間21分は長いほうじゃない。普通です。 が、この普通の長さですら「2時間超えか…」と見る気が削がれてしまう。 私は短い映画が好き 短けりゃ

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          【映画日記】性の固定観念を破壊する『MEN 同じ顔の男たち』

          自民党青年局の過激ダンスショーのパーティ問題。 あのパーティーに女性がいたのかどうかは知らないけれど、企画の段階で「こんな"ザ・男の趣向"に振り切って大丈夫ですかね?」なんて意見はなかったのだろうかと思った。 男性だってこんな企画は嫌だと思う人は大勢いるだろう。 「男だから」「男性中心社会だから」でもないはず。 そんなこんなに関係あるようなないような映画『MEN 同じ顔の男』(2022年)を見たので感想を。 映画『MEN 同じ顔の男』(2022年)のザックリとしたあらす

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          【映画日記】視聴の”直後感想”を読み直して気づくこと 

          2024年3月21日 SNSの整理も兼ねて、過去にX(Twitter)に投稿した視聴直後の映画感想を読み直す日々。 タイトルだけ見てもサッパリ思い出せない映画が、感想を読んで「そうそう!そんな映画だったな」となるのはちょっと得した気分になる。忘れておいてナンですが。 どんなストーリーかは公式やレビューサイトを見ればわかるのだけれど、この映画を自分がどう見たのか、なぜ見ようと思ったのかは自分の記録を見直さないとわからない。 「この頃は○○監督作品にハマってたな」とか、「

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          【映画日記】発見!ホラーは成長ストーリーと好相性 『ブラック・フォン』 

          2024年3月17日 ”発見!”などと大きく出てしまいましたが、ホラー映画って主人公ほか、人間の成長ストーリーと非常に相性がいいなと思ったのです。 そう思いながら見た映画はコレ。 映画『ブラック・フォン』(2022年・アメリカ) 1978年のコロラド州デンバーを舞台に、少年が犠牲となる連続誘拐事件が発生。主人公の少年フィニーは大人しくいじめられっ子。家族は精神を病んで亡くなった母と、それがもとで子どもに愛情を向けられなくなった父、そして予知夢を見る妹グウェン。 そん

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          やさぐれない!心穏やかに本を読む

          2024年3月14日 大番狂わせもなく無事終わったかと思ったアカデミー賞授賞式が人種差別の騒動に。 『オッペンハイマー』で助演男優賞を受賞したロバート・ダウニー・Jrが前年の受賞者でプレゼンターを務めたキー・ホイ・クァンを無視。さらに『哀れなるものたち』で主演女優賞を受賞したエマ・ストーンもプレゼンターのミシェル・ヨーを無視し、隣にいたジェニファー・ローレンスからオスカー像を受け取るような行動をとったというもの。 授賞式後にはにこやかに一緒に写真に納まる姿も見せ「人種差

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          アカデミー賞授賞式を横目に【映画日記】

          2024年3月11日 アカデミー賞受賞式の速報をチェックしながら。 前哨戦でも強かった『オッペンハイマー』の作品賞ほか、順当に決まりそうな気もするけれど、大番狂わせがあってほしいような、そうでないような。 今年は全部門の予想をせずに観戦。ここ数年、前哨戦ほか各映画賞のデータを取って、近年の傾向や社会情勢も(一応)ふまえ、自分の評価や好き嫌いを挟むことなく、ひたすら当てることを目的とした予想をしてきた。 当てたからといってご褒美も何もないのだけれど、読みが当たるとやっぱ

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