リア家の人々、お前もか……
文庫になって復刊された『対談集 六人の橋本治』(単行本時タイトルは『TALK 橋本治対談集』)には、最後に文庫版増補として宮沢章夫氏との対談「『リア家』の一時代」が入っている。だから6+1で実際には“七人の橋本治”なのだけど、そうはならなかったらしい。タイトルは変えたのに。なんで今これが復刊されたのか若干疑問に思いながらも刊行記念で読了。出版社の壁を無視して復刊するのなら私は『ひらがな日本美術史』を写真減らしてもいいから縮尺版で出してほしいと常々思っている(マルメロ方式)。マ