ブルーバックス

#189 「前書き」「後書き」読みのススメ

#189 「前書き」「後書き」読みのススメ

私の最近の楽しみは,書籍の「まえがき」「あとがき」を読むことです. 一番力の入った文章はどこにある? もしも自分が本の著者になったなら? さて,どこに最もエネルギーをかけて文章を書くでしょうか? 「全て同じ」と言う人もいるかもしれません. もし私なら,一番最初に書く「書き出し」あるいは最後の「むすび」だと考えます. 本文を読み始める前に 「あとがき」から読むというのは,何か礼儀に反したり,ずるいことをするように感じるかもしれません.読み物的な場合には,最後の落ちを先に読ん

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はかりと科学の交差点…1キログラムの正しい測り方を考えてみる

はかりと科学の交差点…1キログラムの正しい測り方を考えてみる

毎日私も職場健診やら、通院やらがあると、毎度のことですがメタボを指摘されております。日頃、重さ(というよりは体重)を気にかけております。 そんな私の重さを解消してくれる福音書となるのか? 積読ゾーンに鎮座しておりました「新しい1キログラムの測り方 科学が進めば単位が変わる (ブルーバックス)」の読み進めた、というのが今回の記事になります。 昔から「はかる」ことは重要だった?今回の記事は度量衡に関するものです。正しく"はかる"こと=度量衡は国家が存続する上でも重要です。歴史

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【第28回】なぜ生命に寿命があるのか?

【第28回】なぜ生命に寿命があるのか?

■膨大な情報に流されて自己を見失っていませんか? ■デマやフェイクニュースに騙されていませんか? ■自分の頭で論理的・科学的に考えていますか? ★現代の日本社会では、多彩な分野の専門家がコンパクトに仕上げた「新書」こそが、最も厳選されたコンテンツといえます。この連載では、哲学者・高橋昌一郎が「教養」を磨くために必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介します! ヒトの最長寿命1961年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部の微生物学者レオナード・ヘイフリックは、次のような実験

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近況とかいろいろ。勉強・youtube

近況とかいろいろ。勉強・youtube

こんにちは。最近勉強スランプ気味でした。調子が悪くなると思うとすぐにやめてしまうので、このごろはまったくやっていませんでしたが、昨日あたりから再開しました。少しずつやっています。 最近は大学生物学の教科書(ブルーバックス文庫)を読んでいます。前々から気になっていたのですが、なかなか入手できずにいました。誕生日プレゼントでもらいました。 この本は大学の生物学の本ですが、読みやすく面白いなと思います。少しずつ読んでいきたいです。 あとは英文読解入門の本を少し読みました。山川

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お久しぶりです。調子を崩してしまっていたのとスランプでやっていなかった勉強を今日からぼちぼち再開させたいと思います。手始めにブルーバックスの大学生物学の教科書を読んでいます。面白いと思います。もう少し集中して勉強できたらもっといいなと思っています。

お久しぶりです。調子を崩してしまっていたのとスランプでやっていなかった勉強を今日からぼちぼち再開させたいと思います。手始めにブルーバックスの大学生物学の教科書を読んでいます。面白いと思います。もう少し集中して勉強できたらもっといいなと思っています。

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栄養学を拓いた巨人たち

栄養学を拓いた巨人たち

 今週末の金曜日(2021.6.25)は久々の基礎医学塾です。今回は栄養学の番外編で、栄養学を作った人々を幅広く勉強していきます。  カロリーの燃焼からはじまり、いわゆる分子栄養学を発展させた人たちまでを、概観していきます。テキストは以下のブルーバックスですので、参加希望者は読了しておいてください! 栄養学を拓いた巨人たち (ブルーバックス) 杉 晴夫 講談社 2013-04-20

今週末は解剖・生理・栄養学の講習会です

今週末は解剖・生理・栄養学の講習会です

 今週末は統合医療学会の認定講習会「解剖・生理・栄養学」です。題名からして、一年かかってもできそうもないものを、なんと90分で!という無理な企画です。  2年前に一度、いわゆる対面講義でやったもののオンライン版です。内容が膨大なので、当然、詳細な解説はできません。ブルーバックスのテキストに基づいて問題を解いていくので、あらかじめの学習が必須となります。短時間に総復習をしたい、という方は是非とも受講してみてください(学会主催ですのですこしお高いですが)。なお、この講義は、認定

我思う故に世界が生まれた

我思う故に世界が生まれた

書評:池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』(ブルーバックス) 私が最も興味を惹かれたのは、第三章「脳はゆらいで自由をつくりあげる」の後半部分、つまり「秩序と自由」を創発する「ゆらぎ」を生み出す「構造とノイズ」、そして「構造の自己言及性(再帰性)」の部分だ。 私はもともと文学趣味の人間なのだが、そのなかでもなぜか惹かれるのが「メタ・フィクション」形式の小説である。つまり、「入れ子構造」や「自己言及」的な形式・内容を持つ小説、ということである。 しかし、そうした嗜好は、何も「

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〈記憶力が弱い人〉への福音

〈記憶力が弱い人〉への福音

書評:池谷裕二『進化しすぎた脳』(ブルーバックス) 本書の元版が刊行されたのは、2004年なので、すでに15年も前の本となる。したがって、本書の知見は「脳科学の最前線」というわけにはいかず、脳科学に興味のある人には(NHKの科学情報番組などによって)既知の事実も少なくないだろう。 しかし、脳科学紹介のパイオニアと呼んでいい著者の、脳科学についての考え方を知ることは、脳そのものを知ることに劣らず興味深いことであり、知的興味をそそるものなのではないだろうか。 言うまでもないが

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ダブルシンクとニュースピーク

ダブルシンクとニュースピーク

書評:三田一郎『科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで』(ブルーバックス) きつい言い方をするようで恐縮だが、本書は、欧米などのキリスト教圏にはありふれた「信者科学者による護教書」あるいは「プロパガンダ本」にすぎない。 本書を高く評価するレビュアーというのは、そういうことをまったく知らないし考えたこともない「ナイーブな読者」であるか、もしくは、自身が「キリスト教信者であることを隠したレビュアー」かである。 この手の「護教書」を絶賛するレビュアーには必ず

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