#小さな幸せ
つみあげること #3 青二才シェフの料理帖
ちびやっしげ(いもうと)は、あたらしいともだちと食卓を囲むのをなによりも苦手としていた
ただでさえ極度の人見知りだったのに
なんで?食べないの?嫌いなの?
って好奇心旺盛な年頃のともだちに
聞かれるの、やだったなあと
いまでも渋い匂いがする
いつでもなにかと世話焼きないもうとの性分は
うまれてまもなくからのようで
満足に生まれたものの
なかなか厄介なつくりをしていたようす
出生後まもなくの検
たまご2個のしあわせ #1青二才の料理帖
電車にゆられながら涎がたれる
しゅわあって音がたまらんのよ
基本むかしっから物欲うすめの姉妹なので
ちびはるももにとって
プレゼントは疎遠な響きをしてます
誕生日に、なんて可愛くせびることが脳内にインストールされてなくて、もらった記憶ははるか彼方どこへやら
こういうとなんだか強がってたみたいだけど、全くそんなわけでもなく
シンプルに特にほしいものがなかったから、
というかモノの存在を知らなか