オオシマ

スキダラケ / 遊び」を紡ぎたい人。

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スキダラケ / 遊び」を紡ぎたい人。

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  • 音遊び

    作曲まとめ。

  • 遊びを「作る」

    作った遊びです。

記事一覧

面白さとの距離感

面白いことをやろうとすればするほど面白くなくなる。 面白さを企めば企むほど、現れてくるのは面白さではなく企みの部分である。 そういう裏の企みが見えるほど、見てる側…

オオシマ
2年前
1

淡々と

00:00 | 00:00

1 色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま。 2 態度・動作などが、あっさりしてこだわりがないさま。 3 水が静かに揺れ動くさま。

オオシマ
2年前

意気込み

00:00 | 00:00

進んでしようとして、奮いたつ。はりきる。

オオシマ
2年前

遊びの制作 : カードを合わせてキメラを作るゲーム 『キメキメラ』

長い間制作を続けていた『キメキメラ』という遊びが完成した。 今回は、その完成した遊びについて紹介させていただきたいと思う。 ーーーーー □ 概 要 『キメキメラ』…

オオシマ
2年前
9

210910_惧

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おそれる。おどろく。

オオシマ
2年前
2

遊びの「破壊性」について

人が「遊ぶ」ことで、それが「遊び」になる。 日常的には「遊び」という言葉でまとめて括られがちだが、遊びについて考えていくとき、この「遊ぶ」と「遊び」というのは分…

オオシマ
2年前
6

模様替えより、光り替え

家の廊下を歩いているとき、いきなり白く周りが光り、一体何事かと驚いた。 その日は大雨が降っていたため、雷かと思ったが、廊下に窓はないし、光った割にその時間差でや…

オオシマ
3年前
4

観戦と遊び

父がオリンピックのサッカーの試合を観ていた。 それはもう近所迷惑になっているんじゃないかと、不安になるほど盛り上がっていた。 僕もサッカーの試合を観るのは好きだが…

オオシマ
3年前
4

世界で一番大きなアリ

ある晴れた暑い夏の日のこと。 Aの野郎とBの野郎が、川沿いを歩いていたました。 そんな何でない2人の目の前に、いきなり空き缶ほどの大きさを持つ、デッカいアリが現れま…

オオシマ
3年前
5

真面目な会話に冗談をそえる

人と話しているとき、なにか冗談を言いたくなる。 もう少し言ってしまうと、冗談を言える人でありたいと思っている。 会話を成立させることに頭を動かしつつ、なにか面白い…

オオシマ
3年前
2

スコッチと一緒に蜂蜜を

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オオシマ
3年前
1

ポケモン ダイアモンド/パールが1番面白い理由について考える。

まず、「ポケットモンスター 」というゲームシリーズにおける面白さの根源は「冒険」だと思う。 ポケモン のストーリーというのは、シリーズによって異なる。 でも.全てに…

オオシマ
3年前
4

遊びの大きさについて / 側溝に流れる水と、川を流れる水

小雨が降っていた日に散歩をしていた時、側溝を流れる緩やかな水の流れに目がいった。 水の流れというのはどうも魅力的で、ボーッと眺めたくなってくる。 この無心に見れて…

オオシマ
3年前
1

遊びと仕事の違い / 収束点の位置

遊びの興味のあるメンバーと遊びについて話し合う「遊びを語り会」。 その第二回が開催されました。 その話し合いの中で個人的に一番興味深かったテーマが「遊びと仕事」に…

オオシマ
3年前
4

それぞれの「遊び」の付き合い方

先日、「遊び」に興味を持つ3人でお話をする機会がありました。 1人はだっきーさん。 発達心理学から遊びを捉えている方で、今は障害者の福祉支援の支援員をやられていま…

オオシマ
3年前
5

トランプの遊び構造

遊びと聞くとどうしても不真面目な要素を強く感じてしまう。 そのことは間違ってはいないんだろうけど、その一言でまとめられるほど単純なものではないと思う。 むしろ遊び…

オオシマ
3年前
2

面白さとの距離感

面白いことをやろうとすればするほど面白くなくなる。
面白さを企めば企むほど、現れてくるのは面白さではなく企みの部分である。
そういう裏の企みが見えるほど、見てる側は冷める。
自分が感じていた純粋な面白さが、一気にただのゴミのように見えてくる。
面白さはそれが何者なのかよくわからないくらいが丁度いい。

面白くありたければ面白さを考えちゃいけない。
いたって普通に、平凡に、そのまま出さなければならな

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淡々と

オオシマ

00:00 | 00:00

1 色・味・感じなどが、あっさりしているさま。淡泊なさま。
2 態度・動作などが、あっさりしてこだわりがないさま。
3 水が静かに揺れ動くさま。

意気込み

オオシマ

00:00 | 00:00

進んでしようとして、奮いたつ。はりきる。

遊びの制作 : カードを合わせてキメラを作るゲーム 『キメキメラ』

遊びの制作 : カードを合わせてキメラを作るゲーム 『キメキメラ』

長い間制作を続けていた『キメキメラ』という遊びが完成した。
今回は、その完成した遊びについて紹介させていただきたいと思う。

ーーーーー

□ 概 要

『キメキメラ』は、2枚のカードで一対となり、そのカードの組み合わせで様々なキメラをつくることができるカードゲームである。

カードには対となるカードが存在し、そのカードを接続面で合わせると、現存する動物の絵が浮かび上がる。(犬とか、マグロとか)

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210910_惧

オオシマ

00:00 | 00:00

おそれる。おどろく。

遊びの「破壊性」について

遊びの「破壊性」について

人が「遊ぶ」ことで、それが「遊び」になる。

日常的には「遊び」という言葉でまとめて括られがちだが、遊びについて考えていくとき、この「遊ぶ」と「遊び」というのは分けて向き合わないと全くもって何も見えてこないと思っている。

そして、遊びにおいて重要なのは、遊びを行う対象ではなく、「遊ぶ」という行為そのものなんじゃないかと思う。
人が持っている根源的な能力で、ただの石ころであろうとその人が「遊ぶ」を

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模様替えより、光り替え

模様替えより、光り替え

家の廊下を歩いているとき、いきなり白く周りが光り、一体何事かと驚いた。
その日は大雨が降っていたため、雷かと思ったが、廊下に窓はないし、光った割にその時間差でやってくる音も聞こえなかった。
困惑している中、動きを感知して付くはずの廊下の電球がつかないことに気づく。
どうやら、ちょうど電球が力尽きる瞬間を目撃したようだった。
その体験が妙に面白くて、ついテンションをあげながら母に電球がきれたことを伝

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観戦と遊び

観戦と遊び

父がオリンピックのサッカーの試合を観ていた。
それはもう近所迷惑になっているんじゃないかと、不安になるほど盛り上がっていた。
僕もサッカーの試合を観るのは好きだが、こうもやかましい人がいると楽しめないので、そそくさと自分の部屋に退散し、うっすら聞こえる父の声から試合の状況を把握していた。

それにしても父は楽しそうである。
応援というより、ほとんど罵声であり、一見怒ってるように見えるが、なんだか楽

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世界で一番大きなアリ

世界で一番大きなアリ

ある晴れた暑い夏の日のこと。
Aの野郎とBの野郎が、川沿いを歩いていたました。
そんな何でない2人の目の前に、いきなり空き缶ほどの大きさを持つ、デッカいアリが現れます。
2人は同時に足を止め、その嘘のような現実に釘付けになります。

「…あれって、アリだよな?」
先に口に開いたのはAの野郎でした。
Aの野郎は、Bの野郎に顔を向けず、じっとでっかいアリを見つめたまま、Bの野郎に問いかけました。

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真面目な会話に冗談をそえる

真面目な会話に冗談をそえる

人と話しているとき、なにか冗談を言いたくなる。
もう少し言ってしまうと、冗談を言える人でありたいと思っている。
会話を成立させることに頭を動かしつつ、なにか面白い冗談になるような素材とか、それを言うタイミングとかを探している自分もいる。

それは、話している相手に面白い人と思われたいという、他人からの自分のの評価を上げたいという理由もあるが、それとは別に、会話の質を上げるためにも冗談というのは必要

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ポケモン ダイアモンド/パールが1番面白い理由について考える。

ポケモン ダイアモンド/パールが1番面白い理由について考える。

まず、「ポケットモンスター 」というゲームシリーズにおける面白さの根源は「冒険」だと思う。

ポケモン のストーリーというのは、シリーズによって異なる。
でも.全てに言えることは「ジムバッチ8個を獲得する」ことで、そのために「8つの町をめぐる」ということである。
ポケモンはさまざまな要素が複雑に絡んだゲームであるが、究極的に言えば「8つの町をめぐる」というゲームなのである。

もう少し詳しく説明す

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遊びの大きさについて / 側溝に流れる水と、川を流れる水

遊びの大きさについて / 側溝に流れる水と、川を流れる水

小雨が降っていた日に散歩をしていた時、側溝を流れる緩やかな水の流れに目がいった。
水の流れというのはどうも魅力的で、ボーッと眺めたくなってくる。
この無心に見れてしまう動きというのは色々あるが、その中でも水というのは特別強いように思う。
川とか最高だ。
こういう見惚れることのできる動きというのはなんなのだろうか?
前々から抱えている疑問であり、そういうこともあって、側溝の流れに食いついてしまった。

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遊びと仕事の違い / 収束点の位置

遊びと仕事の違い / 収束点の位置

遊びの興味のあるメンバーと遊びについて話し合う「遊びを語り会」。
その第二回が開催されました。
その話し合いの中で個人的に一番興味深かったテーマが「遊びと仕事」についてでした。

話し合っているメンバー3人は成人済みで、それぞれの仕事をしています。(自分はだいぶ特殊ですが)
そうなるとやはり仕事の話が多くなります。
大変なことも、辛いことも、逆に面白いことも、嬉しいこともあります。
そんな仕事とい

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それぞれの「遊び」の付き合い方

それぞれの「遊び」の付き合い方

先日、「遊び」に興味を持つ3人でお話をする機会がありました。

1人はだっきーさん。
発達心理学から遊びを捉えている方で、今は障害者の福祉支援の支援員をやられています。

もう1人はゆーだいさん。
ゆーだいさんの方は教育から遊びを捉えている方で、今は保育士として活動されています。

お二人は以前から個々で関わりがあり、遊びについてお話してきたのですが、今回はだっきーさんから3人でお話してみないかと

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トランプの遊び構造

トランプの遊び構造

遊びと聞くとどうしても不真面目な要素を強く感じてしまう。
そのことは間違ってはいないんだろうけど、その一言でまとめられるほど単純なものではないと思う。
むしろ遊びの構造というのはものすごく「真面目」である。
遊びが真面目でなければ、遊び手は不真面目になることはできない。
遊ぶ人と遊ぶを作る人の考え方は全くもって違う。

トランプの構造を見てみるとよくわかる。
まず1から13の並んだ数字の列がある。

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