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桜街スピカ
2024年3月28日 15:34
自転車を走らせあの駅へ遠くへ行こう期待を抱いて今までを壊せあの頃はもう戻らない仰ぐ青空未来に夢を電車に乗ってあの駅へ遠くへ行こう見慣れた景色が消えていく見慣れた誰かも消えていくたった一人でも一期一会助けてくれる声を逃さないように警告文を繰り返して回した脳を目的地にピンを指して記事を見る遠くの情景
2024年3月24日 19:28
ああ愛おしきあの夜桜へ街頭に照らされ輝く思い出貴方はいつも冬の耐えがたき寒さにも耐えどんな向かい風も乗り越えてここまで来るただ芽吹く時を待ち焦がれてついに芽吹いた春先の空咲いた花びらはいずれ散っていくけれど人々の心に今も残り続けるものがあるああ愛おしきあの夜桜へ今年も見ることが出来るだろうか星々
2024年3月21日 20:57
四方に囲まれた白い部屋誰かの寝息が聞こえる廃墟淡く照らされたあばら屋で卒業する理屈抜きの愛を込めて白い砂浜に桜を散らす青い海に溶けてくように消えていく時間カッコウの夜絶望で満たされた空の中命を燃やせば流れ星にすらなれるだろうそんな夢を見たあの日いつどんな時も変わっていく身体と思考そんな日々に少し
2024年3月18日 21:42
目を瞑れば見えてくる夜空一人彷徨くショッピングモール広い店内あちらこちらに目移りして心揺るがす迷っていくある日逃げ込んだ駅切符を買って改札へと抜けていく遠くまで行きたいと願って行く先も分からず乗り込む電車変わっていく景色期待と不安目を瞑れば夢を見る未だに行く先は定まらない青空に移った案内標識あの街も
2024年3月15日 19:25
脳に走る電流直感が鈍る前に思いを形に失敗してもいい間違いは自分で塗り潰す今日はこれ明日はあれ明後日はそれ赴くままに何もなくても言葉を紡ぐ繰り返して可能性を探る一切合切洗い出して意識を失うまで考える「何かが違う」「これが好き」その感覚を大切にしてね誰が言っていたからその言葉が胸を打ったから直感が鈍る前
2024年3月12日 23:24
いつの日か何かを為したいいつの日か認められたいそんな理想が今も胸の中で渦巻いている下っていくそれだった人生が上っていく誰かの存在で理想とする夢があることでいつの日か誰かを救いたいいつの日か自分を救いたい今までの私は幸せだったたくさん優しくしてもらってだきしめてもらえたけどそれでも満足という果てを作らない
2024年3月9日 22:46
落ち着いた庭園積み上がったいし歴史を思わせて梅の花が咲くその高潔に たたずむ黒猫その姿をけづくろう写真じゃ切り取れない文字の庭園水面は揺れて流れて心を潤す静かな空間が溢れていく波紋のように広がる無数の言葉触れてはいけない硝子の向こう座り心地のいいソファーに腰掛けて私も景色の一部になった眺めているひとりき
2024年3月7日 10:10
地下通路を進む張り巡らされる蜘蛛の糸のように提示される選択肢暗がりの中宝物を見つけに行こう衝動に駆られる手放せないものを抱き締めて誰かの意見を受け入れてその上で進路を決めていく他人の指図なんて関係ない現状維持では満たされないそんな気持ちで別れを告げる少しの寂しさを胸に秘めて自由を目指して乗り込んだ地下鉄別の出口
2024年3月3日 23:21
私は自分を晒すことが苦手だった批判や否定も恐れていたけどなにより理解されないことを恐れていた思い出の数々否定されて傷ついた心は理解されずに苦しんだ心はもう、元に戻ることはない時計の針が時を刻む伝えても意味がないかもしれないそうやって諦めてしまってめんどくさいって自分の中で理由を作ってふさぎこむ日々それがずっと苦しかった吐き