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脱力

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ーああ、そういえばさっき飲んだ牛乳、賞味期限切れてたわ だいたいそんな感じ。
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2019年2月の記事一覧

雨の夜が好きだ。
雨音が色んなノイズを飲み込んで
却って静けさを作ってくれる。

視界が悪いから
一本道を逸れれば
もうそこは別世界。

知らない街を歩いているみたいで楽しい。

疲れていたり注意力が低下していたりして
良く聞き取れない日がある。
そんなときは無理に頑張る必要はない。

駄目なときは準備をして、
よくなったときに行動できるようにしよう。

花を貰った。
すぐさま花瓶に入れて飾った。
部屋の中を移動すると、ふっと香る花の蜜。
今日は久しぶりの晴天。
心も軽やかにしてくれる自然からの贈り物だ。

歩きながら眠れそうなくらいくたくた。
でもやりきった!と胸張っていえる。
そんな数少ない貴重な一日の終わり。
良い夢が見られたら完璧だ。

今日は溜まってた作曲ファイルのバックアップとか整理整頓をしてみた。
「こんなファイルあったっけ?」
「これ、もう使わないのに何のためにとってあったんだろう?」
と、過去の自分を弾劾する一日になってしまった。

バックアップのほとんどは仕分けと待ち時間。
暫くお待ちください、の連続。

待ってるだけの簡単なお仕事です!
平日もこういう仕事がしたいくらい。

そういえば、子供の頃に近所のおばさんに

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眠りにつく一寸前。そういえば良くお泊りと称して祖母の部屋で眠ったな、と思い出す。狭い部屋に二人居たら窮屈だったろうに、嫌な顔一つしなかった。前触れもなく、折に触れては思い浮かべる柔らかな時間。

仕事はほどほどに。
頑張るのはほどほどに。

「ほどほど」って言葉には
「自分でコントロールが効かせられる状態」
という意味がこめられている気がする。

人や状況に流されて
自分のコントロールを見失うこともある。

自分を取り戻せるといいね、って。
言ってくれてたんだなぁ。
ほどほどに、って優しい言葉だったんだ。

もやもやの残る1日。
このネガな気持ちも、きっとまどろみに溶けて明日には薄れているんだなぁ。
そう考えると自分の心ほど当てにならないものはない。

そうやって結局、何も変わらず、何かを変えようともせず
限りある命が日常へと溶け出していく。

失くしても、失くしても、進んでいくのが人生。

失くしたものと同じ質量だけ、此処に残された心を守って生きるのが一番良い。

休むことも大事。
そうは言うけれど、久しく悩みや心配事を一切合財手放して
休んでいない気がする。

前向きに休む。ただ休むだけじゃ
いくら立ち止まったところで足りやしない。

昔、僕の地元では夜9時ごろになると
防災無線から音楽が聞こえてきた。

エレピの音色が心地よく、眠りへといざなってくれたのを
今でも良く覚えている。

夏の寝苦しい夜も、
凍えそうな冬の夜も、

どんな日でもあの音が聞こえると
ああ、今日も良い一日だった、と
そう思えた。

人の記憶に残る音って
音そのものではなく
その音の背景にある出来事だったりするから不思議だ。

バックグラウンドミュージック

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ギターを叩きつけたくなるときもある。
2本のうち、安いほうのギターで。
案外こっちのギターのほうが好みだな、なんて皮肉。
人生てのは、こんな小さなことですらままならないらしい。