春という季節は 全てを一度許すために巡ってくる 仕事で失敗をした夜 出会うべくして出会ったような言葉だった 4月初めての休日 Lサイズのピザを1人1枚ほど食べて あの音…
これからの名も無き新たな感情が、あらゆる波に乗って貴方の心の強さとなりますように。 そっと祈りを込めて。 2023年になった。 2022年のことをどう綴ろうかと考えている…
手の中でネットの海を泳ぎ回ることも どんなに遠く離れた人と会話をすることも 手軽になった。 そんなインスタントな生活に囲まれてるからこそ、その選択肢の中で自分に肉…
彼女は声を詰まらせて 歌った あの多くの優しい光と温かい眼差しは彼女の胸に届いていたのだろうか。 その理由は語らずとも汲み取れる時間が合間合間にあった。 音楽と自…
考えることを蔑ろにしかけている 家にいる時間が明らかに減った 本棚をもう一つ買うまでと、仮の本棚としてローテーブルに積み上げられた本たちの数週間前と変わらない積…
また自分の感情と向き合うことが下手になっている “意図せず頑張りすぎちゃうタイプなのかな” と最後には名前を呼んでくれたから 過去にも似たような言葉をかけてくれた…
フロランタンとパウンドケーキを焼いた 香ばしい甘い香りに包まれる バレンタインを理由につけて 手作りのお菓子をプレゼントすることは 久しぶりだった これが夢ならば…
朝、電車の椅子に腰を下ろし 指の先に視線を向けた 人差し指の爪の端 落としきれなかったネイルの ラメが溜まって小さな輝きが見えた 何度拭っても 取りきれない小さな煌…
生年月日をスマホで入力する時 生まれ年を少し長めにスクロールするようになってきた気がする 皆が言う 今、幼少期に会ったお姉さんお兄さんと同じ歳なのに全然違う もっ…
6時台 駅のホーム 遅延情報はない 朝日が登りきっていない朝 1日の始まりに 終わりの曲を再生する こんな世界から消えたくなる瞬間や こんな世界と世の中 自分を取り巻く…
まだ好きとかそういう話じゃなくて 何故か分からないけれど思い出してしまう人がいるたぶんあの日と同じで今日も寒すぎたから あの日着た揺れる花柄のスカートに あの人の…
曖昧は自由 曖昧は時に正義だ 自分自身がオリジナルである と言った人がいる。 私はこれを型にはまらないことだと思った。 最近、人それぞれだからと思うことで 自分を…
街が夜に包まれる時間 外の階段を 冷たい空気を浴びながら降りた 踊り場に小さな喫煙所があって その目の前から 数個の星と月を眺めてみた 綺麗とは程遠い暗い街中と なん…
今まで見てきた髪型で1番似合ってるよと 久しぶりに会ったあの子が沢山褒めてくれた記録 前にいた環境で唯一仲良くなった同い年のあの子 話しかけてくれた時の喜びは昨日…
検温する日々が続いている。 冬の寒さも相まって私は35°の更新を続けて、たまに1°だけ上がる数字をただ見ていた。 そう遠くない未来、栄えたところから少しだけ寒くて生…
衣
2023年4月3日 23:20
春という季節は全てを一度許すために巡ってくる仕事で失敗をした夜出会うべくして出会ったような言葉だった4月初めての休日Lサイズのピザを1人1枚ほど食べてあの音楽たちに想いを馳せてプリンを作る気になって閉店間際のスーパーで豆乳とゼラチン誘惑に負けたプリングルスを手に取って手を繋いで夜道を歩いた砂糖の分量がやや少なめの豆乳プリンを作り美味しかったねぇと言いながら眠りについた
2023年1月5日 21:22
これからの名も無き新たな感情が、あらゆる波に乗って貴方の心の強さとなりますように。そっと祈りを込めて。2023年になった。2022年のことをどう綴ろうかと考えているうちに、あれこれと年始の支度を進めていたら時計の針は2023年1月1日0時を差していた。たぶん旧友と呼べるであろう人物から連絡が来た。初詣に行きたかったらしい。都合が合わなかったけど、古くから知る人に今の私はどう見えるか気
2022年8月16日 20:53
手の中でネットの海を泳ぎ回ることもどんなに遠く離れた人と会話をすることも手軽になった。そんなインスタントな生活に囲まれてるからこそ、その選択肢の中で自分に肉付けできた掬いとれたものはなにか。手から溢れ落ちることがなかった何かは、これが自分だってどんな形で自信に変わったのだろう。仕事とか恋とか言い訳して、さらに手軽さ故に後回しにして、理想の自分に近づけてないこと、私が私を諦めかけて“自分
2022年4月17日 23:14
彼女は声を詰まらせて歌ったあの多くの優しい光と温かい眼差しは彼女の胸に届いていたのだろうか。その理由は語らずとも汲み取れる時間が合間合間にあった。音楽と自分と、自分を包み込む様々な事象に向き合う美しさと力強さをこちらが感じ取るには十分すぎるほどの声にずっと圧倒されていた。この記事と今日の時間を対比した。彼女は戦っている。そう思った。あの声はきっと祈りであり叫びであり、温かさ
2022年3月7日 07:55
考えることを蔑ろにしかけている家にいる時間が明らかに減った本棚をもう一つ買うまでと、仮の本棚としてローテーブルに積み上げられた本たちの数週間前と変わらない積み上げられ方がそれを物語っているそれと同時に様々なカテゴリーの思考を停止中だもうこれはその時間を設けることを避けているに近い考えれば考えるほど分からなくなっているからもう直感という逃げに足を突っ込んでいるしただ過ぎていく甘い時
2022年2月24日 21:28
また自分の感情と向き合うことが下手になっている“意図せず頑張りすぎちゃうタイプなのかな”と最後には名前を呼んでくれたから過去にも似たような言葉をかけてくれた人たちの顔が浮かんでその言葉に心当たりがあったその言葉をかけてくれたことが嬉しかったのか理由が今はわからないけれど涙をただ眼から溢れさせることしか私には出来なかった私は喉が渇いたという感覚がわからない多分今かもしれないなとい
2022年2月14日 22:44
フロランタンとパウンドケーキを焼いた香ばしい甘い香りに包まれるバレンタインを理由につけて手作りのお菓子をプレゼントすることは久しぶりだったこれが夢ならばどうか覚めないでそう強く願ってしまう瞬間が増えたそうか、こんな表情になるんだったという気づきも増えた幸せで少しだけ痛い一つのことばかり考えている甘い香りの中で泳ぎ続けてる感覚抜け出せない砂糖の海に沈んでいる気がする
2022年1月31日 23:37
朝、電車の椅子に腰を下ろし指の先に視線を向けた人差し指の爪の端落としきれなかったネイルのラメが溜まって小さな輝きが見えた何度拭っても取りきれない小さな煌めきはありふれた日々の欠片のような心の奥底に眠る記憶に似ているそんな煌めきを少しだけ掻き集めることが上手になった気がしていた今は新鮮な輝かしい光を見つめることも増えた同時に靄がかかって何だかもどかしい気持ちで脳の隅
2022年1月2日 12:15
今年の一言は?の質問に「溢れる気持ちをを形に」と答えた私の気持ちに嘘で覆い被せることがないように想いを形にできる人になれますように
2021年12月30日 20:36
生年月日をスマホで入力する時生まれ年を少し長めにスクロールするようになってきた気がする皆が言う今、幼少期に会ったお姉さんお兄さんと同じ歳なのに全然違うもっと大人に見えたのにって私も毎回自分の歳を口に出す度嗚呼もうそんな歳なのかって少し人生を考えてしまうきっとそのお姉さんお兄さんたちも同じような事を感じて歳を重ねていったのかもしれない2021年が終わる今年はこれまでの答え合わ
2021年12月27日 21:04
6時台駅のホーム遅延情報はない朝日が登りきっていない朝1日の始まりに終わりの曲を再生するこんな世界から消えたくなる瞬間やこんな世界と世の中自分を取り巻く苦しい状況に絶望する瞬間のこと数えても数え切れない枯れた心を生む日は何時だって誰の傍に居たとしても孤独を感じていて寂しくて虚しい私の周りに同じ読み方をする同じ下の名前の人が数人いるあっちの●さんは上手くいってる
2021年12月23日 22:13
まだ好きとかそういう話じゃなくて何故か分からないけれど思い出してしまう人がいるたぶんあの日と同じで今日も寒すぎたからあの日着た揺れる花柄のスカートにあの人の姿を重ねて過去に苦い日だったクリスマスを今日だけはどうしても思い出してしまう“身体に気をつけて 無理はしないで お元気で”側に居てもふと離れてしまう時にそう思いたい違う、今でも心の奥の方ずっとずっと奥の片隅でこの気持ちを
2021年12月17日 23:15
曖昧は自由曖昧は時に正義だ自分自身がオリジナルであると言った人がいる。私はこれを型にはまらないことだと思った。最近、人それぞれだからと思うことで自分を守ってきた気がする。ここまでで書き留めた2020年1月約2年前になる久しぶりだねと再会のような気持ちになってくる絶対なんて絶対ないと書いた先日のnoteに似ていてこの下書きの存在は忘れていたけれど、根底にあるものはそう変
2021年12月12日 23:33
街が夜に包まれる時間外の階段を冷たい空気を浴びながら降りた踊り場に小さな喫煙所があってその目の前から数個の星と月を眺めてみた綺麗とは程遠い暗い街中となんてことない景色にほっとした微かなタバコの香り冬の三日月2.5階の私“歩き慣れてない夜道をふらりと歩きたくなって蛍光灯に照らされたらここだけ無理してるみたいだ”あの人と歩いていた道を一人で歩く暗くても寒くても
2021年12月8日 21:28
今まで見てきた髪型で1番似合ってるよと久しぶりに会ったあの子が沢山褒めてくれた記録前にいた環境で唯一仲良くなった同い年のあの子話しかけてくれた時の喜びは昨日のことのように思い出せるもうこの環境にいる限り、まとめて1日5分程度しかコミュニケーションがないのだろうと孤独を感じ始めた頃の事同じフロアのすれ違う程度だった可愛い栗色の髪色がよく似合うあの子が突然、おいくつですか?と話しかけてく
2021年12月2日 19:51
検温する日々が続いている。冬の寒さも相まって私は35°の更新を続けて、たまに1°だけ上がる数字をただ見ていた。そう遠くない未来、栄えたところから少しだけ寒くて生まれてから一度も出たことのないこの街から出ることになるなと思っている。ここに楽しくて嬉しくて苦しくて悲しい思い出が全部詰まってる。自分に付けられる傷はこの場所で沢山付けてきた。幼少期にブランコから落ちてできた膝の傷は残ったままだ