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エッセイ

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なんでもない時間のなかで見つけた幸せ、愛おしさ、歓び、哀しみ、怒り、癒し、気づきなど、その日そのときの琴線に触れたもの、ことを表現できたら。ものかき稼業40年の集大成になるといい… もっと読む
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脳梗塞から5カ月

脳梗塞から5カ月

ビリー・ジーン・キングcupの日比野奈緒戦を見ながら、noteを読んでいた。

あやまなママさんのこのnoteに大きく頷いた。
わたしの場合、脳梗塞はかなり軽症で済んだからそれほどでもないけれど、1型糖尿病のあとは同じ思いを始終していた。

「元気?」と聞かれると返事に詰まる。いちおう、普通に暮らしているけれど、前と同じ状態じゃないから、元気じゃない。そんな捻くれた気分に悩まされたものだ。

今は

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桜まつりに行ってきました。

桜まつりに行ってきました。

昨日、つぶやいた児童公園での桜まつり。去年もちらりと覗いたけれど、昔からの町内会の人たち(わたしも町内会費を払っているんだけど 苦笑)だけの、なんだか入りにくい雰囲気で通り過ぎるだけで終わっていた。
ところが!

なんじゃ、この賑わいは!
もうびっくりでしたよ。
昨年、近隣でタワーマンションが続々と竣工し、新しい住人が増えている感じはしていたけれど、ここまでとは!

今年はなぜか区役所(たぶん。区

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自己紹介テンプレートにのっかってみた

自己紹介テンプレートにのっかってみた

名前 いろいろあります

ハンドルネーム : ぷれこ
ネットを始めた頃、熱帯のナマズ、プレコを飼い始めたところから、ぷれこの響きが気に入ってネットのHNに。
ちなみに、当時は黒地に白いドットのオレンジフィンカイザープレコがいたけれど、早世。現在はうちに来て18年、全長28センチのセイルフィンプレコが主になっている。

ペンネーム : ぷれこ
絵本「たまちゃんのおくりもの」(世界文化社)

ペンネ

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雑誌報道記者だったわたしⅡ

雑誌報道記者だったわたしⅡ

この↑記事の続きです。

■ミーハー気分の学生アルバイト

最初はただのミーハーだった。雑誌の仕事? かっこいい! 東京ってすごい! ワクワク感と冒険心と緊張感で心がパンパンだった気がする。

田舎から出てきたばかりの18歳。きっかけは、伯母の結婚式だった。かつて編集プロダクションに在籍していた伯母は、結婚披露パーティに雑誌の編集者を何人か招待していて、私を紹介してくれたのだ。
「アルバイトしたい

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空飛ぶコッペパン

空飛ぶコッペパン

未明の4時、5時に目が覚めることはなくなってきたけれど、相変わらず朝がいちばん元気がいい。
今朝(26日)は急に料理がしたくなって、スープカレーを作ることにした。人参を大きめに切って面取りをしていると、リビングのテレビからニュースが流れてくる。神戸大学バトミントン部の呆れた所業に対して、大学側が謝罪会見をしたというような内容だった。
大谷翔平選手の元通訳による違法賭博事件の陰に隠れて早々に話題に上

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菊地凛子すごい! ブギウギ良いわぁ

菊地凛子すごい! ブギウギ良いわぁ

ブギウギにハマっている。
内藤剛志さんが刑事役で出演して、ヒャーヒャー言いながら見た先週に続いて、今週は福来スズ子と茨田りつ子のかけ合いが登場。
茨田のスズ子に対する厳しい物言いに、茨田自身の人間性と愛が溢れていた。

菊池凛子さん、ほんとうに上手いわぁ。

茨田のモデルとなっているのは淡谷のり子さんだ。
最晩年の淡谷さんは、ほんとうにあんな感じの人だった。菊地さんが演じる茨田は、淡谷さんの人間性

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雑誌報道記者だったわたしⅠ

雑誌報道記者だったわたしⅠ

わっ! エンディングテーマ、シンディ・ローパーかよ。まいったなぁ。会ったよ、わたし、東山くんの対談で。やだなぁ、とことん思い出しちゃうもんだなぁ、やられたなぁ、、、、、、

泣けない私が、久しぶりに泣きそうになった。日テレ開局70年記念SPドラマ「テレビ報道記者」。

日本テレビの女性記者ほか80人を取材した上で構成したノンフィクションというふれこみで、1983年から2020年に渡る大事件を背景に

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目からうろこ~わたしは病気を言い訳に人生をかなりつまらなくしていたらしい~

目からうろこ~わたしは病気を言い訳に人生をかなりつまらなくしていたらしい~

noteには示唆に溢れる文章があちこちに転がっている。
目からうろこが落ちるの思いをすることが多い。

たとえば、写真家の幡野広志さんのこのnote。血液のがんを患いながら、自分らしく生きる決意に満ちて清々しい。

わたしも自由は大好きだ。何よりも大切かもしれない。
ただ、わたしの自由のなかに旅はないかな。出無精だからな、ククククク。

最初はそう思った。でも、

ほんとうにわたしは本来、こどもの

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肺炎球菌ワクチンの副反応がかなり手強かった件

肺炎球菌ワクチンの副反応がかなり手強かった件

爽やかに目が覚めた。体も軽い。
そうだよ、これが普通なんだよとホッとする。

丸3日、肺炎球菌ワクチン接種の副反応で体調がすぐれなかった。
熱は38.7°まであがった。
腕はまだ腫れている。注射をした腕の裏側全体が肘を中心に15センチくらい腫れている。
コロナの副反応がほとんどなかったので、甘く見ていた。そもそも接種前には副反応のことなどこれっぽっちも考えていなかった。

やれやれ。

とはいえ、

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軽井沢に来ています

軽井沢に来ています

昨日から軽井沢に来ている。
早朝に東京を出発。休み休み高速を走って8時半ごろに到着。吹雪舞う軽井沢を眺めながら、豪華モーニングをいただいているうちに晴れてきて、ちょこっとスキーをし、まだ滑れる!を確認してから、ホテルにチェックイン。
少し昼寝をしてゆっくり露天風呂などに浸かり、チラとサウナ体験もして、部屋に戻ってからは昼寝したりしながら午後を過ごし、極寒のアウトレットでお土産などを見て、夕食。

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泣けないわたし

泣けないわたし

猫の日によせて

いつからだろう。わたしは全然泣けなくなった。
悲しい映画を観ても、ドラマを観ても泣けない。小説もダメ。動物ものか子どもの話なら泣きそうになっていたころもあったけれど、最近はどうだろう。
ぎりぎり泣けそうなのはドキュメンタリーかな。ただ、グ~ッとこみ上げるものはあっても、あと一歩のところでスッと涙が引っ込んでいく。滲むくらいで終わってしまう。

大泣きしたい! 思いっきり泣いたら、

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祝! 猫ちゃんは生きていた!

祝! 猫ちゃんは生きていた!

 いきなりなに? と、思わないでほしい。秋から冬にかけてずっと気になっていたさくらねこを、半年ぶりに目撃して、今、私はとてもご機嫌だ!

我が家の北側に広がる昭和の香り漂う住宅地で、数年前から時折、目撃していた猫たち。中でもこの子はなかなかの美猫で、多少は人慣れしている。ねぐらになっているっぽい猫トイレもあるから、外で飼われている元地域猫かもしれない。別のお宅の前では、カリカリももらっていたようだ

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いつもにこにこ

いつもにこにこ

また、クリニックのお世話になっている。今度は細菌性の胃腸炎。もうほぼ治ったのだけれど、止まらない下痢の対処にもう一度、診てもらうことになった。
10年ほど前に胆嚢を取ってから、下痢をしやすい体質になった。20代は便秘で悩んだというのに、28歳で盲腸炎を発症、手術してからは便秘とは無縁になり、快眠快便だった私が、50代で下痢体質だ。ジロウ(悔しいから軽く見えるようにカタカナにしてやる!)なとどいう有

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クドカン先生、絶好調♡今期ドラマを熱く語っちゃうぞ

クドカン先生、絶好調♡今期ドラマを熱く語っちゃうぞ

ドラマ『不適切にもほどがある』(TBS系)が面白い。
最初から最後まで、ゲラゲラ笑って頷いて、「そーそーそー」「あったあった」「だったよね~」連発で、わくわくドキドキしっぱなしの50分だ。
こんなドラマは滅多にない。

今クールは『さよなら、マエストロ~父とわたしのアパッシオナート』(TBS系)がダントツかなぁと思いきや、奈緒の好演が光る『春になったら』(フジテレビ系)もなかなかで、NHKの 『正

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