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【ニュース感想文】値上げか倒産か… 「1000円の壁」に直面するラーメン業界を米紙が取材

こんばんは!
いよいよ日本は岐路に立たされたなぁと感じております。小栗義樹です。

本日はニュース感想文を書かせて頂きます!
気になったニュースを題材としてその感想を文章にまとめる試みです。この感想文をきっかけに、ニュースに関心を持っていただけたらいいなと思っています!

本日の題材はコチラです!

値上げか倒産か… 「1000円の壁」に直面するラーメン業界を米紙が取材
です。

2024年、デフレを経てインフレに突入した日本においてラーメン屋さんの閉店ラッシュが起きているというのが、この記事の主な内容になります。

インフレに円安、価格高騰など、お店にとっては苦しい値上げラッシュが続いていますが、消費者は今も「ラーメンで1,000円を超えるとは何事か!」という声をあげているため、お店側はなかなか値段を上げられないまま、気づいたら倒産しているというようなことが書いてあります。

もちろんこの記事には、ラーメン屋さんの倒産から見えてくるもの・背景や、日本がなぜそのような状態になっているのか?や、本当にその声は正しいのか?に対するリアルな声なども反映されていて、真偽はともかくちゃんと調査されているなぁという印象を受ける記事になっています。

かなり興味深い事が書いてある記事だと思いますので、ぜひ読んでみてほしいです。

この記事を読んでいると、お金や商売に関する教養が薄い国なんだなぁと思います。というのも、僕は仕事柄閉店してきたお店を沢山見ています。それはお店の方の技量の問題もありますが、もう1つは「無自覚にお店を潰している消費者」の問題もあるなぁと思う場面をよく見るのです。

例えば口コミです。高いとかサービスの割に対したことがないとか、ネガティブキャンペーン的な口コミを沢山見かけます。あれは一歩間違えればお店を閉店に追い込み、そのお店の方及びご家族の生活を破壊する可能性を秘めています。

質が悪いなと思うのが、その口コミがお前の知識不足から来ている可能性があるということに気づいていない点です。全員がそんな風にとは思っていません、あくまで一部の人たちです。

〇〇がもっと〇〇ならさらに良かったなぁ。次に期待しています。

とか、言いよういくらでもありませんか?

というか、高いか安いかとか、サービスの割に対したことないとかって、口コミというより感想ですよね。何度も言いますが、お店側にも問題があるのかもしれないということは前提です。でも、そのサービスが出来上がるまでにどれだけの人やお金がかかっているかを全く想像もしようとしていないから、高いなんて安易な言葉が出てくるわけですよね?人の苦労も分からない、知識も教養も品も無い、それがお店を閉店に追い込む可能性も考慮できない、

終わってますよね。

僕、あれには心底がっかりします。

高いか安いかは、お金の知識があれば分かります。というか、メルカリとかやってれば自然とお金の流れって身に付きませんか?あれ、何にお金がかかっていて、どこでどのようなお金が発生しているかを一番簡単に理解できるツールだと思うのですが、あれを使ってある程度のお金の流れを理解したら、高いなんて言葉は安易に使わないですよね。

このラーメン屋さんの値上げか倒産かという問題も、お店側が値上げに対する対処法や必要性を知らない/お客さんが根拠なく高いと思い込んでいるという2つが原因で、これらは勉強すれば解決できると思います。

うまく値上げに成功したお店もあるわけですし、値上げしてもお客さんが離れなかったお店も沢山あります。何にお金がかかっていてこの値段になったのか?とちょっと想像するだけで、価格に納得感は生まれます。そもそも、高いと感じてお店に行かなくなるとするなら、この先どのお店に入れなくなるでしょう。ましてや、自分で行く店の数を減らすかもしれないネガキャンをするなんて、自ら人生の選択肢を少なくしている以外のなにものでもありません。

こういうニュース記事は、今の日本人がシビアに触れるべきニュース記事だと僕は思っています。残念ながらこれは現状です。そしてこういう時、自分の身は自分で守らないといけません。その際、今どのような状態なのか?についてをきちんと把握していなければ、正しい判断を下すことは出来ません。

これからきちんと貧乏になります。その中で楽しく生きるのか、より多くの大きな仕事を手掛けるために海外にいくのか、日本でも安全だけは担保出来る環境を作っていくのかは、それぞれで決めないといけないと思います。

ぜひこのニュース記事に触れて、身の上を考えてみてほしいです。

というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!

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