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#家族の物語

Vol. 183 一族の要(かなめ)を失った話

Vol. 183 一族の要(かなめ)を失った話

実は今年に入ってから伯父を亡くした。
母の長兄に当たる人だ。

時はまだ「まん坊」の最中だったため通夜にも参列できず大変残念に思う。何故ならこの伯父は

本家の主

として君臨し一族をまとめ上げた人だったから。

母方の実家はとても団結力が強く何かと集合する家だった。田植え・稲刈り・お茶摘みといった農作業はもちろんのこと、私たち子供世代が小さかった頃は毎年夏休みの度、全員本家に集まり泊まり込みで8

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入籍するって新しい家に住むことだったんだね

入籍するって新しい家に住むことだったんだね

結婚って何だろうねって話して。

入籍したのは4月です。
結婚パーティーをしたのは5月です。
19年たちました(半端ですね)。

夫は未入籍結婚を一度していました。

結婚するときに話しました。

どうして結婚するんだろう?

籍を入れるってどういうことだろう?

名前はどちらにしよう。

考えて、私が自分の名前を変えて、入籍したいといったのです。

両親は離婚している。
自分の姓に愛着はない。

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ワイフの誕生日に仕事を休む息子に驚く【息子夫婦と暮らす#3】

ワイフの誕生日に仕事を休む息子に驚く【息子夫婦と暮らす#3】

生きるって暮らすこと。気持ちよい暮らしって心地よい生活習慣を見に付けていくことだと思いませんか? 今、新しい暮らしのルーティン化を模索しています。

新築の家に越してひと月半たちました。家のセットアップだけでなく、息子夫婦とはじめた同居生活の中でお互いをレスペクトし、どんなふうに暮らしていくことが心地よいのかを見極めているところです。

前回伝えたように、わたしが夫との結婚生活の中で考えていたあた

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いじめじゃなかったと思われているけれど

いじめだったとはいい切れないのだろう・・・か。

小学校の低学年のころ、息子はしょっちゅうけがをして帰ってきていた。
息子もそこそこやんちゃだったし、大きなケガではなかったので、それほど気にしていたわけでもなかった。

でもあるとき、目の上に傷をつけて帰ってきた。
「どうしたの?」と聞くと「Ⅿくんがブロックを上に投げてぶつかった」
Ⅿくんは保育園も一緒で、仲のいい子だった。
体が大きくて、頭もよく

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中身のない言葉

中身のない言葉

はじめに僕が小学校低学年の頃に近所に住んでいた子が晩にうちに来たことがあります。はっきとは覚えていませんが夜の7時を回っていたと思います。小学校低学年の僕からすると夜の7時は非常に遅い時間でした。今はそんなことはありません。その子がうちに来た理由は、どういうわけか家に入れなかったので友達の家を回っていたと思います。その時に僕が母親に「○○くん、家に入れへんし、可哀想やからうちにしばらくいてもらおう

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