東大・京大で1番読まれた本『思考の整理学』
「思考」をwikipediaで調べると次のようなことが書かれています。
本書は思考についていかに整理するかを、著者自らの体験をもとに、具体的な内容が紹介されています。
自分自身、思考の整理については具体的にどうすればいいのか?
漠然としか分かっていませんでしたので本書を購入してみました。
この『思考の整理学』は1983年に刊行された本ですが、読みやすく現在でも十分通用するノウハウがたくさん紹介されています。
そんな本書から、いくつか参考になった箇所をいくつか紹介します。
一晩寝て考える
良いアイデアは朝浮かんでくると言われています。
確かに夜の疲れきって緊張した状態で深刻なことを考えても、良い考えが浮かんでくることは少ないです。
それならいっそのこと考えるのは一旦棚上げして、朝起床後のクリアな頭で考えたほうが落ち着くべきところに落ち着く場合が多いですね。
早めに見切りをつけて、ゆっくり寝て朝考えることを心がけます。
ものを考えるとき
これも実体験から、緊張してあせると良い考えが浮かんでこないのは頷けます。
気分を落ち着かせるには散歩とかストレッチをして、一回頭の中をクリアにしたほうが良いでしょう。
調べるとき
今やネットで簡単に情報収集が可能です。
本に頼らなくても記事を一本書くことも可能ですが、ネット上の情報は不確かなものも多いです。
サクッと簡単に調べられても、本質を理解できていない可能性が高いのではないでしょうか。
まずは調べる対象をはっきりさせること。そして、内容を吟味咀嚼しなければ本当に理解したとは言えないかもしれません。
そのためには調べるだけではなく、よく考える時間も必要なのです。
つんどく法
何か専門性のある記事を書く時に、この方法は有効ではないでしょうか。
本の内容をいちいちノートに書き写すのは大変です。
ノートに書いてあることが、全部後々使えるわけでもないし書き写す時間も勿体ない。
それならば簡単なメモ程度で、基本的に頭に情報を記録する。何事も興味を持てば、そう簡単に忘れることはありませんね。
手帳とノート
確かに何かを思いついたらすぐにメモを取らないと、忘れてしまうってことは今まで幾度となくあります。
思い出せないもどかしさで、焦ってもどうにかなるわけでもありません。後悔するよりはすぐにメモしたほうが良いでしょう。
今はスマホという便利なツールがあります。何かを思いついたらPCと同期できてサクッとメモできる「Simplenote」に書き留めています。
とにかく書いてみる
書く時の勢いは大事であるとは感じています。一度立ち止まってしまったらその後なかなか書くペースは戻りません。
それならとにかく何が何でも書いてみる。
一旦終わりまで書いてしまったら、推敲、構造的変更や大きな改修作業が待ち受けています。
しかし、終わりまで行っているという安心感があるため、ゆとりを持って落ち着いて作業をすることが可能です。
まとめ
ここでは、外山滋比古『思考の整理学』の内容を紹介しました。
結構古い本ですが、今の時代にこそ必要な学びの本質について紹介されていてい、非常に参考になりました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
私のnoteでは、今までの経験で培ったノウハウを
随時公開しています。
今後も頑張って更新していきますので、
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