- 運営しているクリエイター
記事一覧
zineとの遭遇(zine販売会に行ってみた)
今まで、出版社から出ている小説や新書など
所謂、商業本というものは沢山読んできました。
本格的に本を読むのが好きになって、
はや数年。
そんな私も遭遇しました。
世の中には「zine」というものが
あるのですね。
「zine」とは。
個人やグループで作られた
自由な感じの小冊子。
個人的な出版活動なので、大きな制約は無く
とにかくそれぞれが好きなことを綴っている。
イラストもあれば、小説
言葉にしてしまっても良いのだろうか?
桜庭一樹さんの新作
『彼女が言わなかったすべてのこと』
を読んでいる。
普段は一冊くらいなら
一日で読んでしまう私なのだが……
この作品は、
私が自分の生活の中で引っかかっていた
ことが書いてあったり
主人公と共に進むうちに
「確かにそうかもしれないな…」
と納得させられ 想像力が広がることが
書いてあったりして、
なかなか読み終わらない。
安易に軽率に読み進めちゃいけない気がして
むしろ
【読書記録】光のとこにいてね(一穂ミチ)
約460ページものボリュームを感じさせない
疾走感に溢れた作品でした。
4月に発表された #本屋大賞 では、
結果 第3位とのこと👼👼
高評価にも納得の、満足感がある長編小説!
一穂ミチさんの作品は
『 #パラソルでパラシュート 』
『 #スモールワールズ 』
を読んだことがあるのですが、
どれも全然違った物語で
毎回楽しく読ませて頂いています📖´-
今作はガールミーツガールミーツ的
【読書記録】アドバイスかと思ったら呪いだった。(犬山紙子)
その名の通りの内容で
生きていく上で押し付けられがちな
〈クソバイス〉についての怒りを
ぶちまけた痛快な作品でした📖´-
エッセイかと思いきや
クソバイスを募集・共有し怒りを発散、
更にはクソバイスに傷つかないための
バリアの張り方や、カウンターパンチとしての
言い返し方などが盛り込まれた
「お悩み相談室」のような構成。
この「お悩み」部分にあたるクソバイス例が
なかなか面白くて目次だけでも
【読書記録】布団の中から蜂起せよ(高島鈴)
この本の言葉は、どれも重く響く。
それが受け取り手にとって
良い事だろうが、悪い事だろうが
どうやったって響いてしまう。
読者の中の深いところに共鳴して、
この本を読む前の人間とは
別の何かに変えてしまう。
本書を開いて、序章のわずか見開き2ページで
痛感させられ、私の危険を察知する部分が
警告を鳴らすのがわかった。
これはとても怖いことだけれど、
そしてとても危険を孕んでいるけれど、
「誰の人生にも必ず、ドラマがあります」を、ドラマにする職業・エッセイスト。
小澤竹俊さんの『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』という著書を読んでいたら
タイトルにも入れた「誰の人生にも必ず、ドラマがあります」という一文が出て来た。
確かに、どんな人生にも色々な出来事があり、生きているということは等しく価値があるのだ、ということを表すには凄くピッタリの言葉である。
けれど、私の脳内に浮かんだのは
「え、エッセイスト(コラムニスト)やってる人達…すごくないか…?」
と
【読書感想文】うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ(Caho.)
本気で死ぬことを考えた事がある。
何度も。
どのやり方が一番苦しまずに今ある現実から逃げられるだろうって沢山調べて、大切な人達に向けて遺書は書きたいなって手紙を残して。
でも、今、生きている。
何故なのかはよく分からないけれど。
ひとつ言えるのは、ここまで来て見てみると、あの時踏ん張って生き残って良かった気がしている。
今回読んだ『うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ』は、ギリギリの人にも