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【4月】推し本TOP5
【はじめに】
どうも、ふうねです!
私は本が大好きで、Instagramの方でも
本に関する投稿をしているのですが、
4月は24冊読了しました〜👏👏
毎月コンスタントに本は読んでますが、
4月は特に沢山読めた印象です。
その24冊の中から、
「特におすすめしたい!」と
思った作品を5つご紹介します🌿
※分かりやすいように、
おこがましくも順位をつけたランキング形式で
ご紹介しますが、どの作品も等しく尊いし
好みの問題でもあるので、「ふーん」程度に眺めてもらえると…!
第5位
『花屋さんが言うことには』山本幸久
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105114062/picture_pc_d8437ae0d0b76f421772d15d03076c9b.png?width=1200)
その名の通り、お花屋さんを舞台にした
連作短編集です。
めぐる季節に合わせて色々なお花が
登場するので、どの季節に読んでも
身近な気持ちで楽しめると思います。
また、お花にまつわる豆知識や
花言葉が沢山出てくるので、
お花を家に飾る習慣のある方には
タメになる本かも知れません〜🌸
個人的には、花もさることながら
「きのこ帝国」が幾度も登場することに
感動を覚えた作品でもありました!
(RADWIMPSときのこ帝国は私の背骨)
お花が好きな方、邦ロックが好きな方、
新しい一歩を踏み出したい方にオススメ!
第4位
『飛び散れ、水たち』近江瞬
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105114496/picture_pc_5d84e63df273de9ef07240399325c83e.png?width=1200)
彩度高めの、キラキラ系短歌集です。
個人的に夏って、緑がくっきりしたり
あらゆるものの輪郭がいつもより鮮明だったり
するイメージがあるんですが、
この作品は、そんな夏の景色を思い起こさせる
爽やかで色鮮やかな短歌が沢山詰まっています。
なので、読むタイミングをオススメするなら
やっぱり夏かな〜🎐.*
更に、著者の近江瞬さんは東北出身ということで
東日本大震災についても触れられています。
震災から時間が経ち、
少しずつ復興もしていってる中で
個人レベルでの当事者の言葉に触れる機会は
どんどん少なくなっているように感じます。
(自分から取りに行かない限り)
近江さんの言葉たちは、
記号や漠然とした流れのようなものではなく
1人の人間の熱を持って私に届きました。
短歌にチャレンジしたい方、
東日本大震災についての当事者の言葉に触れたい方などにおすすめです🌿
第3位
『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105114977/picture_pc_8ff45ae833d701ddcd96aa859f2da4c4.png?width=1200)
小説 × 音楽 × 著作権?!
本屋大賞 ノミネート作品です🎻
装丁フェチとして、まず言いたいのは
「装丁ぴったり来すぎだろ〜!!(最高)」
表紙って、物語を読む前に目にする物だから
これからどんな世界が始まるのか
ワクワクする扉のような感覚なのですが、
内容との相性がガッチリ来すぎてて
読んでいる間もずっと装画のイメージが
濃くなったり深まったり…
作品によっては装画のイメージに引っ張られて
思うように自分の中で余白を楽しめない時も
あるのですが、今回はもう…最高!!
深い青のイメージに包まれながら、
そこに更にチェロの音のイメージも加わるので
物語を立体的に感じることができ、
奥行きのある作品だな〜と
しみじみ感じました。
音楽に救われたことのある方、人間味のある作品が読みたい方、話題作が気になる方にオススメ!
第2位
『水中の哲学者たち』永井玲衣
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105115146/picture_pc_a71dd61e01129ef88977d6fc09dab7e8.png?width=1200)
「哲学」って聞くと、なんだか
堅苦しいものを想像してしまうけれど、
その実態はもっと身近で 柔らかなものなんじゃないだろうか?
この作品の中では、身近な問いに焦点を当て
日常から生まれる「不思議」を
どうしてこうなのかな?と考えることも
哲学として書かれています。
「なんのために生きるの?」
「どうして人を殺しちゃいけないの?」
「働くとは?」
「神様はいるのか?」
のような、身に覚えのある問いばかりで
わかる!すごい不思議だよね〜!と共感し、
「こんな身近な問いも哲学なのか…」と
目からうろこのような気持ちになりました。
今あなたが抱えている気持ちやモヤモヤも
もしかしたら哲学的思考に触れたら
1発で解決!とは行かずとも
少し角度や深度を変えて 捉えられるかも…。
哲学に関心がある方だけでなく、
今の自分とは違った角度から見た世界を
感じたい方や、新しい考え方に触れたい方、
世界をもっとよく見たい方に
オススメの作品でした📖´-
第1位
『自分も傷つきたくないけど、他人も傷つけたくないあなたへ』アルテイシア
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105115531/picture_pc_4b3e8e5ae5454e26700e17e6c248869c.png?width=1200)
ジェンダーを中心に、社会問題に触れながら
「自分も他人も傷つけずにすむには?」
と本気で考えている作品。
この作品が今の日本で出版される
ということ自体を一つの〝希望〟として
感じる作品でした。
すごく勉強になったし、
今の私を救ってくれる作品で
本当に出会えて良かった〜😭😭
図書館本だったのですが、
何度も読み返したいし
自分の本棚にお迎えしたい!
と、早速ポチリました。
自分や周りの人間関係や社会に
モヤモヤを感じている
全ての人に読んで欲しい!
なんなら、
「全然モヤッてないしHappyやでぇ」
という人にも読んで欲しい。
私の言葉が誰かにとって対して圧力をかけて
しまっては本末転倒なんだけど、
残らず皆、ぜひ読んで欲しい。と
願わずにはいられない作品でした(熱)
男は○○、女は○○と決めつけるような表現は、もうやめようよ令和。
男も女もいろいろだし、みんな違って当たり前、が当たり前の社会の方が生きやすいじゃないか。
古よりフェミニストは「男の敵」「男嫌い」とレッテル貼りされてきたけど、フェミニストの敵はセクシスト(性差別主義者)だ。
フェミニストが憎んでいるのは「男性」ではなく「性差別や性暴力」であり、その構造やそれに加担する人々だ。
「こういう言動は今の時代はアウト」とよく言われるが、昔からアウトだったのだ。昔からその言動に傷つく人は存在したけど見えなかっただけで、ネットやSNSによってようやく可視化されただけなのだ。
【まとめ】
いかがでしたか?
読まれたことのある作品、
気になる作品があったら
是非コメントで教えていただけると
嬉しいです🕊🕊
本好きの方にとっても、
そうでない方にとっても
本選びの際の参考になれば幸いです🌸
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました〜🧚
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