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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

条件構造文

論理学の条件構造文は、「AはBだ」「AならばBだ」という形で表される。

具体的には、「ペンギンは鳥だ」「ペンギンなら鳥だ」というふうになる。この場合、「ペンギン」が条件で「鳥」が結論になる。
「ペンギンは鳥だ」の「は」は、三段論法で説明したように「完全に含まれる」という意味に書き換えることができる。

条件構造文の「逆」は、条件と結論を入れ替えた文章だ。

「ペンギンは鳥だ」の「逆」は「鳥はペン

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読書感想文って、書くのムズイ

読書感想文って、書くのムズイ

読書感想文、とても苦手なんです。いま、noteさんの企画で推薦されていた作品を読み終えて、いざ書かんとしているのですが、書こうとすれば気持ちが離れ、書かないでいると焦るという支離滅裂な状況になっています。とはいえ、誰にも頼まれていないことだから、書かないでもいいのです。

・・が、どうもこうも僕が書きたくて読んだのに、まさか本の方が待ち構えていたように思えてしまうことも書いてあって、読むのが必然だ

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「少年ジャンプ+」とnoteでマンガ原作を募集中。コンテストへの投稿方法を解説します!

「少年ジャンプ+」とnoteでマンガ原作を募集中。コンテストへの投稿方法を解説します!

2022年11月17日〜2023年1月12日まで、「少年ジャンプ+」と「note」でマンガ原作となる文章作品を募集するコンテストを開催中です。

この記事では、応募方法を部門別に解説します。
基本的なnoteの編集画面の使いかたは、こちらのヘルプページをご覧ください。

応募の詳細は、応募要項からご確認ください。

連載部門への応募方法連載部門はあらすじと3話分の連載作品を、4つの記事にして投稿し

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noteに投稿した作品が「少年ジャンプ+」でマンガ連載のチャンス!「少年ジャンプ+」と「note」でマンガ原作を募集します!

noteに投稿した作品が「少年ジャンプ+」でマンガ連載のチャンス!「少年ジャンプ+」と「note」でマンガ原作を募集します!

『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『チェンソーマン』など多数の人気連載を抱えるマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」とnoteで、マンガの原作となる文章作品を募集するコンテストを開催します!

コンテストのハッシュタグ「#ジャンププラス原作大賞」をつけてnoteに投稿された作品を対象に、少年ジャンプ+編集部とnote運営事務局で審査をします。受賞作品には少年ジャンプ+編集部の担当がつき、マンガ化および

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noteと「少年ジャンプ+」がマンガ原作募集のコンテストを初開催! あなたの文章が「少年ジャンプ+」で連載マンガになるチャンス

noteと「少年ジャンプ+」がマンガ原作募集のコンテストを初開催! あなたの文章が「少年ジャンプ+」で連載マンガになるチャンス

noteは、集英社のマンガ誌アプリ・ウェブサイト「少年ジャンプ+(プラス)」と共同で、マンガ原作を募集するコンテストを、2022年11月17日(木)から2023年1月12日(木)まで開催します。noteとしてマンガ原作の募集および、「少年ジャンプ+」とのコンテストでのコラボレーションは、どちらも初めての取り組みです。

両者では本コンテストの開催により、小説家や脚本家を目指す方、文章やストーリー作

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「こんな文章を書きたい」が見つかると、自分がつくる文章を愛し、育てていける @HNK_715

「こんな文章を書きたい」が見つかると、自分がつくる文章を愛し、育てていける @HNK_715

文章を書くことは、好きですか?

「好き」と即答できる方は、多くはないと思います。
私、ほのかも今でこそ書くことは好きですが、ラブソルにジョインする前はあまり好きではなかった気がします。

文章が得意ではないけれど好きという人、好きだけど上手く書けない という人、あるいは書くことなんて大嫌いという人。
人によってバラバラですよね。

でも、「こんな文章が書けたらいいのになあ」と思ったことはありま

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言語化前の感想先読みはお脳の省エネ化

言語化前の感想先読みはお脳の省エネ化

ツイッターをダラダラ見ていたら、最近の人は自分での言語化をサボって他人の言語化を読んで満足しているのでは無いか、とかいう推論があった。
統計データが伴わないので推論としておく。

迂闊な感想行為メントで炎上を避けたいため、炎上していない感想と作品をチェックしてから追随する、などという推論もあった。さもありなん。わからなくもない。自分の振る舞いに恥じるとこがなければ炎上したところでどうということもな

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Webライティングの仕事でそのまま使える10の型

Webライティングの仕事でそのまま使える10の型

Web媒体向けの記事を執筆する段階で、まず取り掛かる作業は、記事の構成を固めることです。ここでは、筆者がWebメディアで記事を書くときに、実際に使っている10つの型をまとめました(6000字強)。なお、インタビュー記事で使える型は今回の10個のうちには含まれません。

はじめにライター仕事で求められる文に、書き手の“個性”はあまり求められません。求められる“個性”というのも、大抵の場合は“奇抜な企

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夏期講習を思い出しながら~文法の話

夏期講習を思い出しながら~文法の話

もう、さすがに夏期講習という時期でもないですね^^;
俳句幼稚園仲間かつフォロワーさまのところでコメントを残してきて、思い出したついでに「文法」をネタにしてみました。

文法を塾で教える時期としては、定期テストか「夏期講習」が多いでしょうか。冬期講習の頃は、実戦モードでじっくり基礎をやっている時間はないですし。

ワタシ自身も、かつては「塾講師」をやっていた時期がありまして、その折に、なぜか中学生

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読んでもらえる文章を書くには?

文章の書き方を聞かれた。実のところ、私も分からない。私は子どもの頃、作文が大の苦手で、何を書いてよいのか分からなすぎて、弟とオヤツの奪い合いをしたことを不満タラタラで書いたら両親から酷評され(家の恥だから仕方ないか)、そんなだから超苦手意識がある。今も苦手意識は消えていない。

それでもなんだか、私の文章を読んでくれる人が増えたし、世辞かもしれないけど面白いと言ってくれる人が増えた(昔は世辞でもほ

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