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読書感想文って、書くのムズイ

読書感想文、とても苦手なんです。いま、noteさんの企画で推薦されていた作品を読み終えて、いざ書かんとしているのですが、書こうとすれば気持ちが離れ、書かないでいると焦るという支離滅裂な状況になっています。とはいえ、誰にも頼まれていないことだから、書かないでもいいのです。

・・が、どうもこうも僕が書きたくて読んだのに、まさか本の方が待ち構えていたように思えてしまうことも書いてあって、読むのが必然だったようなことも・・怖い。そんなわけで、本当に読書感想文の難しさを感じているのです。

毎週木曜日に書いているのも、感想文という立て付けなのですが、如何せん読んだ瞬間に書いているものは少なくて、大体が読み終えてから時間が経っています。中には数年前・・というのもあるとかないとか。

物語に直接出てこないのだけれど、もう亡くなってしまったとある人のことを書きたいと思って調べてみたら、もうその人に関することだけで話が書けそう。様々すぎるエピソードを持っていて、人に歴史ありという言葉の意味を改めて知るのでした。

歴史にタラレバはない、なんて言いますが、事件や事故に巻き込まれてしまう時には、何か前兆のような「いつもと違う」ことが起こっているのかも知れません。その人も、いつも違うことをして、事故に巻き込まれていました。

推薦作品なので、未読の人に向けて書くというよりは、読んだことのある人同士が会話するような、そんな視点で書きたいとも思うのですが、それがまた難しさに拍車をかけているのです。

力が入りすぎて、読み終えた時に感じた言葉が思い出せなかったり、結局何が言いたいのかまとまらないのもよくあることで。作品の好きなところ、作品を読んでみて考えていたこと、そして物語への感謝のようなものが書ければと、ぼんやり思います。

すでに何度も書いていますが、話すよりも書くほうが安心してしまう性格。話すように書けばいい、なんてアドバイスをもらうこともありますが、話せないから書けない・・なんて言い訳をしてしまいます。

読書感想文は、その作品を読んだことがない人が読みたくなるのが正解なのか、読んだ人たちで、わいわい楽しむのが正解なのか、自分の人生と重ねるのが正解なのか、よく分かりません。書けないと言いつつ、書きすぎてしまうのも嫌です。

とりあえず、書いてみて、削っていこうと思います。



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