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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ…
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2019年10月の記事一覧

言語化能力を高めるフレームワークと方法を具体例で解説

言語化能力を高めるフレームワークと方法を具体例で解説

今回は、言語化についてです

この記事でわかること人に説明するのが苦手…

言語化する力を高めたい

どうすれば言語化能力は伸ばせる?

こんな疑問に答える内容で書きました。

この記事でわかるのは、言語化する力をどうやって高められるかです。

言語化とはそもそもどういうことか、なぜ言語化する力が大事なのかもわかる内容になっています。

具体例を使って説明しています。ぜひ最後まで読んでみてください

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読まれる文章について、考てみたこと

読まれる文章について、考てみたこと

今日はいつもとテイストを変えてお送りしたいとおもいます。

以前から note を利用させていただいていますが、読まれる作品と、あまり読まれることのない作品があることに気づきました。作者は一緒でも、そういうこともあるのだなぁと気づき、どう心がければ、よい文章になるのか考えてみました。

いきなりなのですが、これまで書かせていただいて読んでいただいたなぁと思える文章は、「本音な文章」だと思います。本

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なろう系文体および異世界転生の定着経緯

・なろう系とは いわゆる「なろう系」とは、小説投稿サイト「小説家になろう」の投稿小説群を中心として発展したスタイルであり、ネット小説から、商業出版、コミカライズ、アニメ化等の派生作品までを含むものである。

「なろう系」については、様々な種類のものがあり、現在も増え続けているが、少なくともある時期において、異世界転生と呼ばれるジャンルが支配的であったと言えるだろう。

 特に、現在、漫画化・アニメ

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アニソンの歌詞を書く仕事をしてる人に会ったことがあって、素人が「ありがち」と思う歌詞を書くことがいかに難しいかを教えてもらったのだけど、自分が考える側になると、難しさが重みを持って感じられるな…
(お手伝いしている映画の、歌詞に関する作業をしています…)

おちこんだひとへ

おちこんだひとへ

僕は「落ち込まない人」よりも「落ち込む人」の方がいい文章を書けると思っています。付け加えるならば「落ち込んだところから這い上がった人」や「希望を見出した人」が人を惹きつける言葉を手に入れると思っています。感受性という「フラジャイルな装置」は、ふいに身体の中へ飛び込んできた小石を時間をかけて真珠に変える力があります。

その繊細な感受性は、時にあなたを苦しめるでしょう。あらゆる力には功罪が伴います。

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「正しい内容」と「分かり易い表現」の違い

「正しい内容」と「分かり易い表現」の違い

物事には、いつだって「これが正しい内容」と言われるものと、それをよりかみ砕いて説明するための「分かり易い表現」というものがある。勿論、内容として正しいのは「正しい内容」と呼ばれる方であることは間違いないのだが、大衆向け・知識のない人向けに「正しい内容」を突き付けることが「正しい行動」だと私は思わない。

勿論、「分かり易い表現」において大前提となるのはベースが「正しい内容」を基にしているという事で

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なんで人は文章を書くのだろう

なんで人は文章を書くのだろう

仲さんのせつない言葉を読んで考えこんでしまった。

ちゃんとは読まれないかもしれない。それでも書いておきたい。そのどうしようもない気持ちはなぜ起こるのか。どこから来るのか。

もう散々言われてきたけれど、べつに文章を読まなくても書かなくても生きていける。何かを書く人(僕もだけど)は言葉や文章を水や食べ物のように、なくては生きていけないものと同列で扱ってるふしがあるけどね。

そもそも、いまは「読む

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そうか、君は二歳児だったのか【エッセイ】

そうか、君は二歳児だったのか【エッセイ】

私は、このnoteではよくエッセイを書いている。随筆だ。日々の暮らしの中で心に思い浮かんだことをみんなに見える形として残している。その中でも子育てに関することはよく書いていて、これは不特定多数に向けて書くというよりはいつか私の愛する子ども達に読んでほしいという思いを込めて書き残している。

未来へ届く手紙だと思っていた。
10年ないし20年先に子ども達が、父である私のnoteを見つけ出したならそれ

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好きなんです

私は小説が好きだ

でも、書くことは出来ない

出来ない中で、出来ることを見つけてしまった

それは・・・

書き出し

この本知ってますか?

私は、ラジオで知ったのですが

この本は、全て書き出しのみなんです

書き出し以降は、もう想像の世界

こんな賞まであるんです

面白いですよね〜

既存の小説以外にもいろんな世界が

あちらこちらにありますね

文字数の制限の小説

キッチリと決まった

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私がライティングをする理由

私がライティングをする理由

少し前に、こんな投稿をしました。

何度読んでも感情入りまくりの文章だなぁと思う。
でも私にとって、とても大切なおはなしです。

この『夢は、叶うよ。』は、私がSHElikesのライターコースを担当させてもらうことになったとき、ちょうど受講生の募集開始直前くらいの真夜中に書いたnoteでした。

すごく伝えたいことだったからです。

だから、ここで声を大にして私は言います。
夢は、叶うよ。
これは

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「僕は」「私は」で文章を始めない、と10月7日の日記

「僕は」「私は」で文章を始めない、と10月7日の日記

小学3年生の時、先生が作文の時間の時に、「『僕は、』『私は、』で始めると、文章がつまらなくなりがちです。僕は、私は、で始めるのをやめてみましょう」と提案したことがありました。

わかりますか?

小学生って、こういう文章を書くんです。

「昨日、僕は、学校から帰って、おやつを食べました。おやつは、お母さんが作ってくれたマドレーヌでとても美味しかったです。そして僕はテレビを見ました…(この話が時系列

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「本を出してる人」は何を大切にしているか要点を5つにまとめました

「本を出してる人」は何を大切にしているか要点を5つにまとめました

いつもお世話になっております。松本でございます。

19年10月に、人生で初めて2冊同時刊行を経験させて頂きました。1冊でも苦しいのですが、2冊同時は「苦しい」を超過して「死ぬかもしれん」と思いました。でも良い経験でございました。

今の心境は書き終えてホッとした気持ち半分、ここから書籍を売って行かなければならないという気負い半分、といったところでしょうか。

「なぜ「つい買ってしまう」のか?」に

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あなたの記事が3万PVなければ原稿料1万円の価値がない理由

あなたの記事が3万PVなければ原稿料1万円の価値がない理由

メディアビジネスは、会社によってマネタイズのスキームが違いますが、最も一般的なのがアドネットワークとネイティブアドを軸にしたマネタイズです。ネイティブアドは、ある程度メディアに格(ブランド)とアクセス数がないとなかなか出稿はしてもらえません。また、ヨッピーのような売れっ子ライターになるとネイティブアド1記事で15万〜30万円くらいは稼ぐようです。

一方アドネットワークはPV数が勝負です。極論すれ

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反応でものを語らない自分ルール

反応でものを語らない自分ルール

決めてることがある。何か書くとき(話すときもだけど)反応だけでものを言わない、語りはじめないということ。

世の中には「は?」みたいなことが溢れてる。たぷたぷだ。

例のグレタ・トゥーンベリさんの怒りスピーチとそれに対するお怒りの大人たちもそうだし(何らかの理由で子供に怒鳴る必要がある、いい大人を受け入れるために『グレタ・トゥーンベリ ヘルプライン』まである)、noteさんの部分最適な(に感じてし

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