山越栞

1991年栃木県日光市うまれ。ライター・編集者。ここでは奮闘するただのこけしです。書いているのはその日付の時点で思っていること。振り返ったら考え方が変わっている自分のことも知れたらたのしい

山越栞

1991年栃木県日光市うまれ。ライター・編集者。ここでは奮闘するただのこけしです。書いているのはその日付の時点で思っていること。振り返ったら考え方が変わっている自分のことも知れたらたのしい

    マガジン

    • 往復書簡

      • 15本

      せせなおこと山越栞のオフィシャル文通です。 毎日連絡取り合っていて、のちに一緒に住んでたくさん話をして、何か企画するたびに「ねぇこのやりとり全部公開できたらラクだったのにね笑」って会話を繰り返してきたので、この機会にはじめてみました🖋

    • 今夜は麻婆茄子

      ただただエッセイ。タイトルはライター志望だったころのブログ名です

    • 編集とライティング

      フリーランスになりたてのころから書き留めていたお仕事関連の葛藤や学びについての記事たちをこのマガジンにまとめました。稚拙なものばかりですが、いつかの私と同じような迷いを抱えている人の息抜きになればうれしいです。「転ばぬ先の杖」として使ってもらえるのも本望です🌿

    • 小料理「夜更けの庭で」

      • 5本

      商店街のはずれにある小さな料理屋「夜更けの庭で」。今日と明日のあいだにぽつりと照らされた店内で、優しい料理と物語でお迎えします。

    • お茶のこと。

      ずっと続けてきた茶道から日々感じるたいせつなことたち

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    最近の記事

    下萌えの季節を経て

    過ぎ去る年の振り返りと、新年の抱負をまとめることは、自分の一年間にあえて輪郭をつけて、近い未来の自分へ「こうありたい」とおまじないをかける作業だなと思う。 そんな習慣も、かれこれ4度目を迎えた。 ひとりでは何もできないことにやれやれと思いつつ、まずは人と環境に恵まれた幸せに感謝の言葉が浮かびます。ありがとう。 前置きが長くなってもしかたないから、さっそく本題です。 「静」の前半と、「動」の後半 2021年は、前半と後半で全然雰囲気が違っていて、まるで別の人生を過ごした

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      • 「すみだ向島EXPO2021」とはなんだったんだろう

        この秋、自転車で何度往復したか分からないキラキラ橘商店街には、いつもヒットソングのBGMがループ再生されていました。 父が好きなMr.Childrenの「くるみ」は歌詞をほとんど覚えているので、マスク生活をいいことに、実は何度も口ずさんでいたりします。 ”ねぇくるみ この街の景色は 君の目にどう映るの?” まるで神様が仕組んだかのように、しっくりくるフレーズがリフレインする日々。とっても楽しかった。 PRマネージャーなんてたいそうな役割をいただき、裏方としての文章づく

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        • もしも願いが叶うなら

          毎月の、大好きな大きめの仕事が昨日ひと段落ついた。 校了や〆切の翌日は、いつも不思議な穏やかさに包まれている。 急ぎの用事もないし、今日は無計画に出かけて、気が向いたカフェで原稿を書こう。なんて思っていたのに、そんなときに限ってAirPodsの充電がない。文字起こしをしないと進まない原稿だっただけに、いまひとり、青山のブルーボトルコーヒーにぽつんと座ってトーストを食べている。 まぁ、これも予期せず天からプレゼントされたお休みということで。これくらいのドジをポジティブ変換で

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          • 東京を、好きなまま。

            向島百花園の梅が開花したことを、Twitterで知った。 上京して10年。 こんなにも家を空けたことがあったかな。 2021年を迎え、三ヶ日が過ぎた頃、私はひっそりと栃木の実家へ戻ることにした。 このまま独りで東京にいられない、と思ったけれど、東京の家を引き払うほど、未練なく故郷を選ぶこともできないままに。 これは、住む場所の意思決定を縁と運に丸投げしてみた私の、これからの位置情報のはなし。 ここで生きてるだけで迷惑をかけている言葉にするとけっこうショッキングに響く

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            2020年の振り返り|ぜんぜん大丈夫じゃなかった

            「正直、今年のことなんて振り返りたくもないんだけどなぁ。」 なんて思いつつ、やっぱりこの一年のことは残しておきたいと思い、すごく久しぶりに自主的な文章を書いています。 今年ほど「好きに書く」ことを考えると胸がギュッとした年はありませんでした。言葉を世に送り出すことが怖くて、ライターなのに「こんなときこそ自分の文章で」とは思えない自分への憤りもありました。 合言葉は「消化試合」だったし、全然大丈夫じゃなかった。いつもならこんな元気のないこと書きたくないけれど、反対に、今こ

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            人と同じ、という簡単なことができない。

            わたしには、「共通のルールを守るのが下手」というコンプレックスがある。 新体操部だった高校時代は「みんなと全く同じタイミングで片足を上げる」という、たったそれだけのことができずに、ずっと団体戦のメンバーに選んでもらえなかった。 10代から習っている茶道のお稽古では、「型」として絶対に守らなければいけない順序や身のこなしがなかなか身に付かず、先生からよくお叱りをうけた。 たとえみんなより身体が柔らかくても、顔が和風だから着物姿がサマになったとしても、それらはオプションであ

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            「平和で最強な編集部」づくり|心理的安全性とアウトプットの質について

            こんにちは、こんばんは。 編集者・ライターをしている山越栞です。 このたび #リブセンスnote100本チャレンジ の一環として、編集部運営においての個人的な正義について書いてみようと思いました。 ちなみにリブセンスでは、転職ナビというサービスのマーケティングチームにてJOBSHILとJOBSHILBIZというウェブメディアの編集をさせてもらっています。SEO流入以外に、これからはソーシャル流入も獲得できるメディアへとシフトチェンジさせている真っ最中です。 今回は、編集

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            私には「ままならないもの」が必要だった

            こんにちは。連休なので猫の話をします。 今、私の家には推定年齢3〜8歳という、謎多き雌猫の「このは」がいる。茶色いから「木の葉」なのかな。ボランティアさんがつけた名前なので、由来は不明。 ややこしいのだけど、このはは私の飼い猫じゃない。 大人になってから路上で保護されて、最近までシェルターにいた猫で、私は「預りさん」と呼ばれる、保護猫に里親が見つかるまで、家猫として慣れさせる役割。 そう説明すると聞こえはいいけれど、こうなった背景にはかなり利己的な理由がある。 1、

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            下町の花屋へ

            友達に薦めてもらった大好きな『蝶々喃々』という小説に 下町の軒先はおおらかで、ひしめき合う民家は各々に鉢植えを並べ、多少はみ出しても許し合っている みたいな描写があるのだけど、いまの私の暮らす地域もそんなかんじなのです。 植物は好きだから観葉植物や切り花は日常なのだけど、いかんせん軒先ガーデニングはレベルが高そうだ。 「あれをやったらいよいよだぞ」という、最後の砦感がある。 だけど、このご時世なので散歩が捗ってしまうわけで、近隣の皆さんの軒先ガーデニングを堪能する絶

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            住む。

            数週間前に買った花たちが枯れてしまった。 その子たちを土に還させてもらうまでが一連のしごとなので、朝もはよからぱちんぱちんと小さく切り刻む。茎は5ミリほどの長さに、花びらは一枚ずつに。 いつも、この動作をしていると「申し訳ないなぁ」と思う。ひっそりと解体し、遺棄しているようなものだ。 そして、岡倉天心の『茶の本』にあるこの一節を思い出す。 星の涙のしたたりのやさしい花よ、園に立って、日の光や露の玉をたたえて歌う蜜蜂に、会釈してうなずいている花よ、お前たちは、お前

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            狡猾なエッセイ

            好奇心で体重計に乗ってから、小さく後悔をした。 昨日一昨日と家族と過ごしてごちそうを食べ、ハメを外してきたこともあり、デジタルの画面は近ごろ見ていなかった数値をたたきだしている。 体重の推移を記録しているスマホアプリにデータが残らないようにし、キッチンに残っていた烏龍茶をペットボトルからそのまま飲んで、今日はそういう日だ、とノコノコと2階の自室に戻る。 気が済むまで布団で暮らそう。そんな日。 だから今は、すっぴんにお団子、メガネ姿の、おおよそ漫画に出て

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            2月24日 晴れ

            せせさま いやぁ、東京はなんだか春をかんじる陽気です。 福山雅治のBeautiful life、聴いてみたけどなんというか、せせちゃんらしいと思ってしまいました。 私の場合はJUDY AND MARYの散歩道が「これだ!」ソングなのだけど、こうやって音楽で伝え合うと思考が丸見えな感じがしておもしろいね。笑 去年一緒にやったエイプリルフールお花見企画、結構好きだったな〜。なんだか最近は、嘘とか本当とかどっちでもいいなという心境になってるんだけど、だからこそ嘘も楽しめる気が

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            2月7日 晴れ

            せせさま ありがとう〜! ではこちらも。

            2月2日 晴れ

            せせさま https://note.com/s_nao25/n/naf5c26532665 あけましておめでとう。 遅くなってごめんね。寒中お見舞い申し上げますだね。 昨日、「送り主せせなおこ様」で大量の鍋のお汁セットが届いて、あけた瞬間笑ってしまいました。ありがとね。 「でもあたし一人暮らしだよ…?」と少し寂しくもあったり。また一緒に鍋をつつこう。 今は熱海に来ております。 たまの小旅行はよいね。(実はセンチメンタルジャーニーだったりもします。ベタだけど笑) 最

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            2019年の振り返り

            こんにちは。いつもありがとうございます。 今年もこうして振り返りができることがうれしいな。一年のうちでいちばん、個人的なことを綴る大切なnoteです。 おかげさまで幸せな2019年でした。 例年なら今頃は、肌身離さず持ち歩くことにしてる手帳を買い替える時期なんだけど、この一年に起きたあれこれが大切すぎて「まだ新しくしたくない」なんて内心ゴネています。こんなことは初めてで、改めて今年の濃度に驚く〜! 今ではかけがえない存在になっている友人たちや、ほんとうに夢みたいな嬉し

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            クリスマス・キャロル

            毎年この時期になると、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を手にとってしまう。 それはまるで条件反射で、読んでいないとクリスマスを平和に迎えられないと本能が訴えているようなかんじ。 たぶんきっとイギリス文学を専攻していた大学生のころからなんだけど、でも、何年生のときだったか思い出せないし、もしかしたらもっと前だったかも。 * そんなに長い物語ではないので、まだ読んだことがない人はぜひ。 本当に、全ての人に読んでほしいのです。 それも、クリスマスから年末に

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