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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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2021年3月の記事一覧

フェムテックと健康経営

フェムテックと健康経営

Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせてたFemTech(フェムテック)という言葉が知られるようになりました。生理や更年期等女性特有の体の症状を技術を使って改善する仕組みのことを示す言葉であり、近年は、百貨店にフェムテック商品コーナーが設置されたり、ファムテックベンチャー企業が注目される動きがあります。

働く人にとってのメリットとしては、今まで口に出しにくかったP

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匠の手

匠の手

【近未来予想図 2021年3月未来予想イベント向け記事】

1. はじめに

3月の未来予想イベントテーマは「夢のある人機一体と、実現した未来を予想する」です。

「人馬一体」は聞いたことありましたが、「人機一体」は無く、さっそくGoogle先生に聞いてみると、「株式会社 人機一体」というロボットを開発している会社の記事が見つかりました。

記事1 日本経済新聞「動き繊細 ロボは分身 人機一体の人

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プロダクト開発論:アートとサイエンスとエンジニアリング

プロダクト開発論:アートとサイエンスとエンジニアリング

プロダクト開発は全てのブランドやメーカーにとって最重要テーマの一つです。なぜプロダクト開発が大事なのかというそもそも論や、どんな考え方や仕組みで行っているかを考えてみたいと思います。 正解提示的なものではななく、これまでの試行錯誤の結果として考えた事をまとめます。

良いプロダクトは営業を無くす!?

全ての会社にとって営業活動はすごく大事であると思います。元々前職でコンサルティングを生業として

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AR/MRの未来は、「充電する」という行為から解き放たれる世界

AR/MRの未来は、「充電する」という行為から解き放たれる世界

コンタクトレンズ型という超小型ウェアラブルデバイス。その実用化が視野に入ってきたという記事が出ています。

コンピュータが生成した仮想的な物体を視界に表示する技術は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などを総称してXRテクノロジーとか空間テクノロジーと呼ばれています。このうち製品としての進化が著しいのはVRですが、視界を完全に覆うヘッドマウントディスプレイを使ったVRはエンターテインメントの可能性

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数学とデザインは共に言語である。

数学とデザインは共に言語である。

“universal language.”「univerdsal language = 世界共通の言語」と言うものについて考えてみました。エスペラントはそれを目指として生まれましたが、まだその地位には居りません。そして、この先そうなるようにも思えないのです。英語はビジネスの場面において、多くの国で通じるようになりました。しかし、ビジネスは世界の極々一部であってそれ自体が世界そのものではありません。

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死の谷とキノコとバイオ素材。

死の谷とキノコとバイオ素材。

こんにちは!この記事では、つい最近「面白いな!」と感じたバイオ素材の話題について書きます。

バイオ素材、と聞くと、みなさんはどんな事をイメージされますか?私は「環境にやさしい素材」とか「石油製品じゃなくて、植物を原料にしてる・・・とか?(自信なし)」って感じです。具体的に「バイオ素材の定義とは○○である。」というのは・・・じつはよく知りません。時々素材系のお仕事もさせて頂くのに、はずかしい。

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