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家庭学習で満点を目指そう!小学生編

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記事一覧

国語の文章問題:ポイントを確認!

国語の文章問題:ポイントを確認!

少し前に「読解力」についての記事を書きました。今日は小学生の国語における《文章問題》のポイントを確認したいと思います。テストの見直しの際、間違えた漢字や書けなかった漢字の練習を必ずして下さい。何故か子ども達は、同じ漢字を《何度も何度も》間違えることが多いです。2回以上同じ漢字を間違えた場合には、自学用の漢字練習ノートに書き取るようにして下さい。学期末やまとめのテストの際には同じミスを繰り返さないよ

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記述問題対策に有効。要約のスキル

記述問題対策に有効。要約のスキル

先日の全国学力調査の話を聞くと、どうやら今回のテストは《記述問題》が多く出されたようです。やはり、最近の傾向としては以前のように単に暗記や記憶だけで対処出来る問題が減り、その分《考える力》を問われる問題が増えてきているようです。この考える力を学習時にしっかりと養うことで、前回の記事で取り上げた《文章問題》や《記述問題》に対応出来るようにしていきたいものです。国語のテストを例に挙げると、漢字や四字熟

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授業と繋がる瞬間!教科書ワーク活用法

授業と繋がる瞬間!教科書ワーク活用法

先日の記事で家庭学習の強い相棒として文理の「教科書ワーク」をおすすめしました。学校の授業の復習や半歩分の予習には最適なテキストです。発売元の文理のHPでは各学校の教科書に対応したドリルを検索可能です。早速、生徒さんの学校を検索してみると・・・。国語は皆、光村図書の物でしたが、算数に関しては見事にバラバラ。3社に分かれてしまいました。しかし、教科書が違えど、授業の進行・習う順番に合わせてレッスン出来

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読解力を身に付け文章題に強くなろう《国語編》

読解力を身に付け文章題に強くなろう《国語編》

以前、文章題を解く力を身に付けることは、全ての教科に通じる力になると記事の中でお話しました。私が繰り返し述べていることの一つに、《国語力》の重要性があります。理系科目がもてはやされる昨今・・・国語の存在は影を落とし、算数や理科の方が「出来るとかっこいい!」という風潮さえ感じます。しかし、国語が出来ることだってかっこいいし、素敵です!国語力、中でも《読解力》を養うことで、他の科目のとりわけ文章問題に

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国語・漢字辞典ともっと仲良しになろう

国語・漢字辞典ともっと仲良しになろう

小学校入学のお祝いに祖父母から、ランドセルや学習机などを買ってもらったとの話を聞くことがあります。入学の時期はその他にも買い換えが必要な物も多いので、案外と出費が重なりますよね。なので、大物を贈っていただけるのは、大助かり!大変ありがたいことだと思います。既に学用品のほとんどは揃っていると思いますが、もしも、これから小学生のお子さんのために揃えた方が良いものとして挙げるなら『国語辞典・漢字辞典』の

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家庭学習の相棒は定番「教科書ワーク」

家庭学習の相棒は定番「教科書ワーク」

教科書が配布されたら、まずはじめにすることは・・・そう、落丁・乱丁のチェックです。めったに起きることはありませんが、過去に何度かページの抜けがあり、交換してもらった話を聞いたことがあります。そして次にすることは、《記名》です。1年間(場合によってはその後も)お世話になる教科書の記名は出来るだけ丁寧な文字で書くようにしましょう。間違えて前年度の学年やクラスを書いてしまうことも、あるあるですが、落ち着

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子どもの宿題、手伝ってもいいですか?

子どもの宿題、手伝ってもいいですか?

前回に続き、宿題をテーマにお話します。ところで皆さんはお子さんの宿題を手伝ったことはありますか?夏休みの宿題が終わらず8月31日に家族総出で手伝う・・・などのエピソードは「ちびまる子ちゃん」や漫画でも定番のネタですよね。では、日常的にお子さんの宿題を手伝うこと、これはいいのでしょうか?悩みますよね。私が思うには条件次第では有りだと思います。ただ、その際はあくまで《手伝い》の範囲を超えることの無いよ

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義務じゃない!?宿題をしていかない子ども

義務じゃない!?宿題をしていかない子ども

時々、宿題を全くして行かない・・・宿題は好きな物以外はほとんど提出しない・・・というお子さんの話を聞きます。『宿題は義務ではないからしない』『宿題に意味を感じない』このような理由が多いように思います。(もちろん、単に時間がないというお子さんも居ますが)宿題は義務ではない・・・そう言われる何とも返しようがないですし、宿題をしていかないお子さん達のテストを見ると案外、高得点が取れています。《高得点が取

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丸付けはその場で即座にしよう

丸付けはその場で即座にしよう

お子さんとワークをする際、答え合わせをする時には《その場で》《即座に》丸付けをするようにして下さい。一生懸命に取組んだワークやプリントに対しその場で反応を返すことはとても大切です。丸付けをその場で行うことで、合っていた問題、間違っていた問題を即座に双方で把握することが出来ます。間違っていた問題に対しては×を付けるのではなく、幼いお子さんであれば何か別の印や無印とし「ここは間違いだったよ」と教えます

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「目標はテストの点数20点アップ!」

「目標はテストの点数20点アップ!」

今日のお話は小学生のお子さん向けのお話です。小学生になると日々の宿題に加え「テスト」が始ります。漢字や計算の小テストは、お子さんの日々の学習の理解度を確認するために行われるものです。そして、各単元のまとめの時期や学期末にはテストが実施されると思います。皆さんのお子さんの学校、クラスではテストは事前に日程や範囲のお知らせがありますか?それとも、抜き打ち式でしょうか?私個人としては、大よそでも構わない

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「これで出来る!家庭学習 成功6つのポイント~小学生編~」

「これで出来る!家庭学習 成功6つのポイント~小学生編~」

家庭学習成功のポイント、前回の幼児編に続く第二弾は小学生編です。基本的には先にご紹介した幼児のお子さん向けのものも小学生にも応用可能です。出来れば幼児期から就学前学習で下地作りをし、本格的な学習がスタートする就学後に繋げてほしいと思います。幼小をスムーズに渡ることが出来れば、就学後への不安材料を減らすことも出来ますし、何よりお子さんの自信に繋がります。

【家庭学習 成功6つのポイント】

○目標

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「理科・社会にこそ力を入れよ」

「理科・社会にこそ力を入れよ」

小学3年生になると今まで学んでいたせいかつ科から新たに理科、社会の科目が増えます。算数や国語をしっかり学習しているお子さんでも、理科と社会への対策が手薄となっていることはよくある話です。確かに、理科や社会は常識的な問題が多いので、何の対策をしなくてもカラーテストで高得点が取れるお子さんも多いでしょう。しかし、理科、社会も学年が上がるに連れてその内容はより深いものへとレベルアップしていきますし、中学

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「家庭学習のポイント」~算数偏~

「家庭学習のポイント」~算数偏~

家庭学習のポイント第二回目の今日は算数についてお話します。前回、国語と算数の宿題が出された際には国語→算数の順番で課題に取組むと効率的であることはお話しました。よく、算数の成績が悪いと「この子は理系に向いていない」「文系かしら?」とおっしゃられる保護者の方もおられますがまだ小学生のうちは文系、理系をはっきり分ける必要のない時期ですので、親や周りが偏った先入観を持たせ過ぎないよう気をつけて下さい。将

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「家庭学習のポイント」~国語編~

「家庭学習のポイント」~国語編~

今日からは各科目毎の学習をする際のコツをお話したいと思います。第一回の今日は国語についてです。ところで、皆さんのお子さんは帰宅後に宿題をする際、国語と算数のどちらから取り掛かりますか?

【宿題は国語が先】お子さんによって得意、不得意や好みがありますが、私は「先に取り掛かるのは国語から」と保護者の方や子ども達にお話しています。その理由として、国語の宿題として音読や漢字の書き取りなど丁寧に取組むべき

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