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心うたれたnote

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言葉にできないほど好きな文だったり、ためになったり、助けられたり。そんなnoteを集めています。
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#最近の学び

小さなにんじんから知った、うれしい褒め方

小さなにんじんから知った、うれしい褒め方

次女の初節句だった。

先日、わが家は年中にんじん料理を作る、というお話をさせてもらったが、やっぱり雛祭りの日も、にんじんが登場した。

メインは手巻き寿司パーティーなので、今日作ったのは、お吸い物と、にんじんの小鉢のみ。ちょっと、心を込めた。

食卓をのぞきこんだ、長女。

『わー ! かわいい〜!♡♡
 きれ〜い♡♡ おいしそ〜う!!たのしい!!!』

歓喜の声で、くしゃっくしゃの笑顔にな

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負担になる読書から、心を満たす読書へ

負担になる読書から、心を満たす読書へ

 自分が好きになった本を「自分の本」と呼ぶことにした。心が動いた言葉と出会い、自分の胸の中に何かが生まれた本ならば、それはもう私の本だ。
 おこがましい表現かもしれないが、勇気を出して、そう思ってみる。

 「この本を読みたい」と思う時、その中には「その本を好きな人になりたい」みたいな思いが、自分の中に渦巻いてしまうことがある。

 自分の価値を肯定できなくて、それを本に押し付けてしまう。その本を

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「社会人になる前に読むべき本」でおすすめされた21冊を2週間で読んでみた

「社会人になる前に読むべき本」でおすすめされた21冊を2週間で読んでみた

4月から社会人になります。12月に内定が出た私は、それまでの時間をどう過ごそうか改めて考えることになりました。

新卒での入社とはいえ、同い年からは2年遅れて社会人になるということになりました。卒業旅行は一昨年と去年に浴びるほどして貯金が全てなくなったし、友達はもうみんな社会人だからもはや遊ぶ相手も限られてしまったし、それになにより遊べるようなご時世ではなくなってしまったし。

そんなわけで勉強し

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ゆっくり歩き、いっぱい休め

ゆっくり歩き、いっぱい休め

大学生の時に所属していたゼミは、30人前後の学生の前でパワーポイントを駆使して3〜40分発表する、やたらとプレゼンテーションに力を入れているゼミだった。
そんなゼミで私は、必死に文献にむしゃぶりつき、無我夢中でパワポを作り、手のひらを緊張の汗でしどどに濡らしながら発表に臨んだものだった。

だけど。
これまでの人生で、最も緊張し、一番力を入れてプレゼンしたのは、実はゼミではない。
私が最も緊張し、

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必要だからやるんじゃなくて、ただやりたいからやる、がいい

必要だからやるんじゃなくて、ただやりたいからやる、がいい

50代からの10年をキャリアの集大成と思ってがんばろう、そう決めたときに、では40代後半の今から何を準備しておけばいいかと考えて真っ先に思い浮かんだのが英語力の向上でした。

ってね。ロジカルに考えると、この先、私がやりたいと思い描いていることに、英語力はそこまでいらないんです。そもそも私は日本語のライターで、これから見据えているキャリアもライターだからです。書くための情報集めという点では、日本語

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ひとりじゃない

ひとりじゃない

色紙をもらった。それも絵と写真とメッセージでいっぱいのどデカい色紙。
どう見ても人に恵まれている状況である。

先日、僕は1年ほど続けたアルバイトを辞めた。
バイトの詳細について書くことは控えるが、企業のオフィスでの勤務だった。
辞める僕に職場の人たちから寄せ書きのプレゼントがあったのである。

あ、ひとりじゃない。

世の中がどれだけ絶望的だったとしても、僕の周りにはいつも素敵な人がいたし、僕は

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読書はちゃんと少しずつ人生を良くしていくよ、と実感した話。

読書はちゃんと少しずつ人生を良くしていくよ、と実感した話。

「読書って本当に意味あるの?」

そんな疑問を感じる人って多いですよね。だって成功者の本を読んだからって、みんなが成功できるわけじゃない。心理学の本を読んだからって悩みが全部無くなるはずなんてないですから。

実は僕もそんな疑り深い性格で、本なんて読んでも無駄じゃない?って考えてる時期もありました。(それもかなり長い間w)

ですが、今は自信を持って言えます。

読書はちゃんと、少しずつ人生を良く

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