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【歯磨き】歯は健康に大きく関わる!?老後で後悔しないための『歯』の知識

こんにちは、学生起業家のあつぎです!


みなさん『歯磨き』ってしっかりしていますか?
美味しくものを食べたり、人前で笑うとき歯がきれいだと印象がいいですよね。


人によっては、
✅マウスウォッシュ
✅一日に何回も歯磨きをするぜ

って健康志向の人も、使い方を間違えるとかえって健康を損なってしまうケースがあるんです…。せっかくなら正しく歯も健康も守りたいですよね。

今回は、そんな『歯磨き』と『歯と健康』に関する論文を集めてきました。
これを見れば、『歯』についてわかり、
老後に歯も健康を守ることができますよ。


さっそく解説していきましょう。

1.歯磨きは心臓にいい!というお話

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「歯磨きで心疾患リスクが下がる!」みたいな観察研究が韓国からでました。

ざっくりどんな研究かというと、

40〜79歳の男女161,286人を集め、普段どれぐらいのペースで歯を磨いているかをチェックし、10年にわたって追跡調査を行い、心疾患の発症率とくらべた

サンプルサイズは多いので参考にはなると思います。



その気になる結果としてこんな傾向が認められました。

1日に3回以上の歯磨きをする人は、不整脈リスクが10%下がり、心不全リスクが12%下がる傾向があった

この傾向は参加者の年齢や収入、運動習慣、飲酒量、体型などを調整しても確認されたそう。歯磨き大事ですね。

研究者は、この結果に対してこのように考察しております。

歯を磨かないせいでバクテリアが増殖
バクテリアが腸や血液に入り込む
おなじみの炎症が発生!

オーラルケアは虫歯だけの問題じゃなく、体内にバクテリアが侵入するのを防ぐためにも大事なんじゃないか、と。




2.マウスウォッシュのし過ぎで寿命が縮む!?怖い真実

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マウスウォッシュがヤバい!寿命が縮む!」みたいなデータが出ておりました。口臭予防などでマウスウォッシュを使ってる方も多いと思いますが、糖尿のリスクがはねあがるという話です。


これはハーバード大学の論文で、太りぎみの男女1,206人を対象にした観察研究。年齢は40〜65才で、糖尿病や心疾患にはかかってない人だけを対象。


どんな研究だったかというと、

研究のスタート時に、みんなどれだけマウスウォッシュを使ってるかをチェック
3年後にどうなったかを調べる

って感じです。これで、マウスウォッシュを使ってる人と使ってない人の違いがわかるわけです。


さて、その結果がどうだったかというと、

マウスウォッシュを使わない人にくらべて、マウスウォッシュを1日に2回以上使う人は、糖尿病の発症リスクが55%はねあがる

だったそうな。この数値は、食事、歯磨きの回数、睡眠の質、処方薬の有無、空腹時血糖値、年収などの要素を調整しても残ったらしい。





なぜここまでの結果が出たかというと、「マウスウォッシュで口内の良い菌が死ぬから」です。研究者いわく、

口のなかには大量のバクテリアが住み着いている。このバクテリアは硝酸塩を亜硝酸塩に代謝する働きを持つ。口のなかで生まれた亜硝酸塩は消化器官へ送り込まれ、一酸化窒素に変換される。

一酸化窒素は重要な働きを持つ物質で、代謝をコントロールしたり、血流をアップさせたりと、いろんな仕事をしております。さらに、一酸化窒素は体内のインスリンレベルも調整してまして、このバランスが崩れれば、当然ながら糖尿病の発症につながるわけです。


ざっくり流れをまとめると、

①マウスウォッシュで口内の良い菌が死ぬ
②口の中で亜硝酸塩が作られなくなる
③体内の一酸化窒素レベルが減少
④インスリンの分泌が悪化
⑤糖尿病!

ってことです。


マウスウォッシュにふくまれる抗菌剤には、良い菌と悪い菌を区別する能力はない。特定のバクテリアを狙い撃ちするのではなく、口の中の菌を手当たりしだいに殺していくのだ。

ってことで、やはり無闇にマウスウォッシュを使わないほうがいいですよ。



3.歯磨きのメリットは『歯』だけじゃない!

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他にも『歯磨き』は侮れないもの。
いかにざっくりまとめておきますね。

口の中の良い菌は糖尿病や肥満から守ってくれる働きがある
➡マウスウォッシュは手当たり次第に殺菌するので逆効果


歯を磨かないと頭がボケるかも


✅口のなかに住む細菌たちには悪いタイプがいて(P. gingivalisとかStreptococcus mutansとか)、こいつが増えると歯周病になるのはもちろん、

糖尿病
大腸がん
膵臓がん
リウマチ性関節炎
心疾患

といった病気を引き起こす原因になる


とまぁこんな感じです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。


また次回の更新をお待ちください。








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