2023年10月の記事一覧
他人の価値観を変えるための二つのアプローチ
他人の価値観を変えるには大きく二つのアプローチがあるんじゃないかと思っています。
それは、
言動の矛盾を指摘する
別の価値観に感化させる
の二つです。
言動の矛盾を指摘する想定している価値観は何でもいいです。自由主義でも個人主義でも民主主義でも資本主義でも共産主義でも。
意識的にせよ無意識的にせよ、各々何らかの価値観に基づいて人は行動したり発言をしたりしています。いや、より正確に言うと
2023年10月振り返り
厳密には一日早いのですが、今月の振り返りをしようかと思います。以前毎日更新してた時も月末に恒例で振り返りしてたんです。それをまたやろうかなと。
今月は毎日更新の方針を(見切り発車で)ぶち上げたのがやはり大きかったですね。
久々の毎日更新でブランクありありでしたので、やはり力加減が分からず苦労しました。ところどころで泣き言を語る系の更新があったので江草がいかにジタバタしていたか伝わってたかもしれ
君たちは寝かしつけをどう生き延びるか
世の中では仕事が終わって家に帰ったらゆっくりできるかのように考えられてる節がありますが、こと小さい子供がいる家庭では当てはまらないことは皆様ご存知の通りです。
社会学者の著した『タイムバインド』という書籍でも、現実そのような「避難港モデル」は成り立ってないことが指摘されています。(「仕事が危険な海に出ることで家庭が安全で休める港」というモデル)
そう、子どもの目が開いてるうちは家庭内はただの戦
魔法陣の上で僕らは生きている
我が子がそろそろ魔法少女になってしまいそうです。
というのも、娘(2歳)がアレクサに向かって「メルちゃん、お買い物、再生!」と呼びかけるようになったのです。
娘は最近YouTubeでメルちゃん動画を見るのにハマっています。自分でも自由に観たがって、親がアレクサに再生の指示を出しているのをマネするようになったというわけです(Fire TVはYoutube再生を声だけで指示できるのです)。
あと
「自分がやりたいことをやる派」と「なりたい自分になる派」のタイプの違い
みなさん、自己啓発本はお好きですか。江草は大好きです。
こないだ、けんすうさんの『物語思考』を読みました。
「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のために「なりたい自分になる方法」をマニュアル形式でStep by Stepで指南してくれる、まあThe自己啓発本です。
雑にまとめると、「自分はどうしたいのか」と問うのではなく「自分がなりたい理想のキャラだったならどうするだろう」と問うことで、自
自分の過去記事を振り返るのがブロガーの醍醐味
ブログやnoteを年単位でやっていて面白いことのひとつが、ふいに自分の過去記事を読むことです。自分で書いたもののはずなのに、けっこう忘れてる。それどころか、他人が書いたもののように新鮮な驚きがあったりします。
たとえば「うんうん、こいつけっこういいこと言うじゃんー」と思って読んでいたら「あ、自分だったわ、てへぺろ」という感じ。
逆に「何言ってんだこいつ、恥ずかしいやつだな」と思って読んでいたら
「3人のレンガ職人」の寓話にイチャモンをつける
ビジネス系の言説で有名な寓話のひとつに「3人のレンガ職人」があります。
さまざまなところで登場する話で、細かい点では少しずつ異なるバージョンが存在していそうですが、今日のところはとりあえず検索して当たった一例を引用してみます。(長い引用となりますが、このサイト自体ももともと他の出典から引用されていますし、既に世の中に広く知られた寓話ですから、著作権的な問題は許容されると信じて載せてみます)
な
自由眠主主義とは何か
こっそり江草は「自由眠主主義」という怪しげなイデオロギーを掲げています。まあ、見ての通り「自由民主主義」のパロディなので冗談混じりではあるのですが、でもけっこう本音のところもありまして、半分冗談半分本気なんですね。
思想の根幹は「睡眠時間を8時間確保すべき」というところ。個人や社会の諸問題も実のところ睡眠不足から来てるものが多いと感じてます。睡眠不足だと、判断能力も学習能力も鈍るし、気も短くなる
iPhoneとiPadのキーボードをazooKeyで魔改造する
毎日noteを更新すると決めて問題になったのは書くための執筆環境でした。こう見えて最近それなりに忙しいために、じっくりとPCの前に座るタイミングが意外と無いのです。
本来であればコーヒーでも傾けながら、我がLG製の4Kモニターに向かい、REALFORCEのキーボードを華麗に操って、めくるめく魅惑の文章をつづっていきたいところなのですが、まことに悲しいことにその前に座れないのならば宝の持ち腐れです
AI画像生成で遊んでみた
最近固い話ばかりやってた気がしますし今日は軽いトピックで。
遅ればせながら初めて画像生成AIをいじってみました。MicrosoftのBing chatで無料でDALL-E3という最新の画像生成機能が試せると聞いて、これなら気軽に試せるぞと、江草も重い腰をあげたというわけです。
とりあえず作ってみたのが自分の現行のアイコンをモチーフにした画像達です。
まずは定番の女性化。
ぐおお、かわいい。
少子化と子ども関連事業縮小の悪循環
最近、家の近くにあったファミリーフレンドリーなレストランが閉店して、新しくオシャレなレストランに生まれ変わりました。確かにとてもよさそうなお店で、江草としても行ってみたいなとは感じます。
ただ、夜遅くまでやってることを売りにするなど、いかんせん大人用の雰囲気のお店になってしまい、子連れでいくのは難しそうです。
正直なところ、また一つ家族で行ける場所の選択肢が減ってしまったなと残念に思っていると
「だれでも金で回ってる」〜 金動説にご注意を〜
グレーバー&ウィングロウ『万物の黎明』を読んでいて、とても目からウロコの箇所がありました。
つまり、物が長距離移動していることの原因を「交易」と決めつけるのは、物の移動の原因として「交易」以外が思いつかない想像力の問題ではないか、そしてそれは「これが交易の証拠」だと言いたいがための循環論法に過ぎないのではないか、と言ってるわけです。
あいかわらずのグレーバーらしい手厳しい指摘です。
実際、他
権威とはフォロワー数のことである
今日は「権威とは何か」について考えていたのでその話を。
もちろん、「権威」の意味は辞書を引けば出てきます。
ただ、辞書らしい言い回しでなんとも小難しいし、「服従させる威力」というのも「権力」との違いが分かりにくいしで、個人的にはしっくり来ないなあという感覚があったんですね。
で、思いついたのが「権威とはフォロワー数だ」というとらえ方です。もちろん、あくまで個人の主観的なひらめきでしかないので
ファッションが世相を反映しているということは
ファッションの流行り廃りは世相を反映していると言われます。確かにそんな気はします。その目線で世の中のファッションのトレンドを見ると面白そうです。今日はそんなことに思いをはせてみました。(もともと別に江草はファッションに詳しくも何ともない人間でもあり当然女性ファッションのことは余計に分からないので、男性ファッションについての話と言うことでご了承ください)
たとえば、一昔前には(服装に多少なりとも気