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*相談を受ける側になるための心構え

昨年、相談をくれる人は他に術がなくギリギリの思いで頼ってきているのかもしれない――といったテーマでnoteを書きました。

記事では「公開型相談コーナーを持っている人」の意識面や、そこへ相談をする際の注意点、そして相談とは命を預かるに近い内容も多いのではないかという個人的な気持ちを主に言葉にしました。

ただ、それだけでは語りきれなかった部分があるなと思ったので、今回は

相談の定義と心構え

を語らせてもらえると嬉しいです。

毎回すみません。前もって書きますが、ただの個人の考え方です。「これが正解でしょ!」と謳(うた)うつもりはありません。言い争い・議論をするつもりもありません。

私自身の気持ちを、私が作った空間で吐き出したいだけです。相談というものの個人的定義を示す内容であって、相談を普段受けている人への攻撃などではありません。否定もしません。貶したりもしません。シンプルに、

相談とは?
受ける時の心構えとは?

がテーマです。

世界中で読める場所でもあるので、いつも通り可能な限り丁寧に丁寧に言葉を選んで、少しでもニュアンスが伝わるように努めます。ですから、それを理解してくれた人だけ、続きを読んでくれると嬉しいです。

01.「知らない」が悪いのではない

内容次第ですが、相談を受けるとは難しいですね。

私はカウンセラーではありませんし、専門的な資格も持っていませんから「知ったように言うな」と思われるかもしれませんが。

今回は、そんな私が

個人的に相談を受ける時に
心がけている事の話

として読んでくださいね。逃げ口上の意味ではなく「ただの一例」です。

※前置きがしつこくて申し訳ないです。これが私の書き方の癖(言葉の選び方の具体的なコツや反発を減らす書き方の例は以下の記事を参照)なので許してください。不快だったら、どうぞブラウザをバックさせて私の存在はそっと忘れてください。そっと。

でも、本当に思うんです、相談を受けるのは難しいなと。これまで、私も私なりに何年もTwitterの企画で相談に乗ったりしてきました。読み物コンテンツとしての「公開型」でも、個人的に受け付ける「非公開型」でも。

そこでいつも感じるのは、人の悩みの多さと種類と深度。こんなにも悩んだり、苦しんだり、心配したりしているのかと、ひるみそうになった時もあります。

そんな悩み相談において、基本的な事ですが

全てに完璧な知識があるなんて不可能

なんですよね。

相談を受けると一口に言っても、公開型以外に

・知り合いに相談された
・どこかの機関での電話相談

などがあります。でも、その全ての人が全ての問題に対して精通しているとは限りませんよね。

では、なぜ受けられるのか?それは、

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