ELICO

記憶の記録。 京都造形芸術大学日本画卒。 食事。読書。生活。生きること、死ぬこと。

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記憶の記録。 京都造形芸術大学日本画卒。 食事。読書。生活。生きること、死ぬこと。

記事一覧

自己紹介

いまさら感はあるものの 私が、どういった人物か、自己紹介。 '85年生まれ 女性 ENTP→ENTJ 小中と自主的不登校 高校空手でインターハイ 浪人して京都の芸大へ 就職でき…

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1か月前
9

本が多すぎる

両親の引っ越しに伴い、大量の本が家に届きました。 いくら本棚を買い足しても、壁を埋める本に、部屋は圧迫されて、広くて快適だった家が、途端に窮屈になりました。 母…

ELICO
1か月前
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国際女性デーに寺地はるな作品

 3月8日の、国際女性デーに、こんな日に読むには、誰の本がいいかな、と考えた時に、ふと、思い出したのは、寺地はるなさんの『声の在りか』。  この本、家庭でも外でも…

ELICO
1か月前
3

冬のひとり暮らし/3(着るものについて)

1、2と食べるためのものと、ことについて記してきました。 3は、着るものについてです。 ここでは、仕事で使うもの以外を記していこうと思います。 今、居るところと…

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2か月前
4

冬のひとり暮らし/2(食べるものについて)

冬の寒さから逃げるように、暖かい地に出稼ぎしにきている私の記録。 1では、食べることのための道具などについて紹介しました。 2では、食べているものについて記してい…

ELICO
2か月前
1

冬のひとり暮らし/1(食べることについて)

2023年も春から秋の就業期間が終わり、冬に約3ヶ月の空きが出来ました。 2023年の夏頃から、次の冬はどこかへ働きに行こうと考えていて、派遣に登録したり、検索をしたり…

ELICO
2か月前

村田沙耶香『信仰』を読んで

“信仰”を持たないものはいない。 8つの短編集の1つ 『信仰』 ”現実”を信仰する人。カルトに騙された人、騙して金を得たい人。 自分の信じる何かで、自分や他者を…

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9か月前
4

デート

最近まで、同性の友人と2人で出掛けることを”デート”と言って行動する事はあったのだが、異性との"デート"というものを、昨年初めて体験した。 私自身、同性愛者ではな…

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9か月前
3

生活のTips

昨年から、YouTubeでVlogをよく見るようになった。 何がきっかけだったかは、思いだせないのだが、多分おすすめに出てきたものから見たのだと思う。 私は、韓国主婦のVlog…

ELICO
9か月前
4

変化した日々

昨年、仕事を変えた。 自身の能力を頭から叩き潰されて、ただ同然で、寝る間を惜しませて、思いつきで働かされる環境から、どうしても逃げたかった。 持たないでおこうと思…

ELICO
9か月前

『日刊 イ・スラ 私たちのあいだの話』

7月に家から、車で20分の1番近くにあった本屋が閉店してしまったので、"本を選ぶ"という行為が、楽しみに出来なくなってしまった。 ジャケ買いならぬ、装丁買いの楽しみが…

ELICO
9か月前
6

8月まとめ

8月。生活の記録を、Twitterに移しました。 アレもコレもと、管理するのが難しく感じてきていて、「結局のところ、私は1人だし。」という気持ちから、全てをまとめた、ア…

ELICO
1年前
1

『5つ星をつけてよ』奥田亜希子

Spotifyで聞き流しをしている、真夜中の読書会、おしゃべりな図書室で紹介されていた本。 タイトルが、頭に残っていて手に取ってみた。 6つの短編集。 身近なような、ふ…

ELICO
1年前
1

泣き虫なねこの青いセーター

2月の後半ごろに、気になった絵本。 『ねこのセーター』 ざっくりしたタッチの表紙から伺えるのは、色んな物がある家と、太い眉に、少ししょんぼりとした目とへの字口の…

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2年前

麻婆ラーメン🔥

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2年前

マカロニグラタン
ミートソースと茄子🍆

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2年前
自己紹介

自己紹介

いまさら感はあるものの
私が、どういった人物か、自己紹介。

'85年生まれ
女性
ENTP→ENTJ

小中と自主的不登校
高校空手でインターハイ
浪人して京都の芸大へ
就職できず実家に帰り、様々に仕事をしながら各種制作活動
コロナ禍で長野の田舎に引っ越し

体を動かすのも好きけど、芸術と哲学が好き。
何かを作ることと、読書をすると落ち着く。
芸術鑑賞はするけど、分析的で面白くなくなる傾向あり。

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本が多すぎる

本が多すぎる

両親の引っ越しに伴い、大量の本が家に届きました。
いくら本棚を買い足しても、壁を埋める本に、部屋は圧迫されて、広くて快適だった家が、途端に窮屈になりました。

母の蔵書は、20年以上前に、日本文学の古典と言われるものが多く、その全てを読了していました。
その後、母の児童文学ブームがあり、また大量の本が家にやったくることに。
その時、私はラノベとBL小説ブームだったのでそれらの児童文学に、手を出すこ

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国際女性デーに寺地はるな作品

国際女性デーに寺地はるな作品

 3月8日の、国際女性デーに、こんな日に読むには、誰の本がいいかな、と考えた時に、ふと、思い出したのは、寺地はるなさんの『声の在りか』。

 この本、家庭でも外でも自分を表現しきらない、主婦の女性が、さまざまな状況の中から、自分の思い、考えを、声にしていく。大きく一歩前進する…というよりは、砂地を踏みしめている足を、ズッと前に出す力強さがある内容。じわじわとした女性としての自己の復活のような。

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冬のひとり暮らし/3(着るものについて)

冬のひとり暮らし/3(着るものについて)

1、2と食べるためのものと、ことについて記してきました。

3は、着るものについてです。
ここでは、仕事で使うもの以外を記していこうと思います。

今、居るところと、普段いるところとの標高差は600m。
気温は季節が1つ早いイメージでいました。
なので、1月から3月とはいえ、普段、冬に防寒で利用しているベンチコート風のものや、モコモコの靴下などは、置いていこうと思っていました。

問題は、それ以外

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冬のひとり暮らし/2(食べるものについて)

冬のひとり暮らし/2(食べるものについて)

冬の寒さから逃げるように、暖かい地に出稼ぎしにきている私の記録。
1では、食べることのための道具などについて紹介しました。

2では、食べているものについて記していきます。
今回のひとり暮らしの食事では、なるべく複雑な物事をしたくなかったので、バランスは考えながらも、食べることの楽しさも味わっていければいいな、という考えで日々、あれこれと作っています。

基本の材料

材料は、日々の中で応用の効く

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冬のひとり暮らし/1(食べることについて)

冬のひとり暮らし/1(食べることについて)

2023年も春から秋の就業期間が終わり、冬に約3ヶ月の空きが出来ました。

2023年の夏頃から、次の冬はどこかへ働きに行こうと考えていて、派遣に登録したり、検索をしたり、経営者の方などに話を聞いたりしていました。そんな中で、全国飛び回り、ある一つの仕事をしているという方と知り合い、その方経由で、ある会社に登録し、お仕事に行かせてもらえる事になりました。

寮付きのお仕事。
寮費や負担金を考えても

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村田沙耶香『信仰』を読んで

村田沙耶香『信仰』を読んで

“信仰”を持たないものはいない。

8つの短編集の1つ

『信仰』

”現実”を信仰する人。カルトに騙された人、騙して金を得たい人。
自分の信じる何かで、自分や他者を救いたい気持ちが、力強く、気持ち悪く描かれている。

ここ数年、どういったカテゴリ分けをしたらいいのか分からないが、日本人作家で、賞を取って、存命の方々が書かれた作品の、後味の悪さについて。私は「今、これを読むべきだったのか」と、思う

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デート

デート

最近まで、同性の友人と2人で出掛けることを”デート”と言って行動する事はあったのだが、異性との"デート"というものを、昨年初めて体験した。
私自身、同性愛者ではないが、異性愛者なのかも怪しい、と思っていたので、この行動を取ることが出来たことに、いまだに驚いている。

デートのきっかけは、その相手との会話の中で、日本にムーミン谷があると知って、どうしても行きたくなり、行きたいと言ったら、一緒に行こう

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生活のTips

生活のTips

昨年から、YouTubeでVlogをよく見るようになった。
何がきっかけだったかは、思いだせないのだが、多分おすすめに出てきたものから見たのだと思う。

私は、韓国主婦のVlogをよく見る。
家族、裕福、二人暮らし、ひとり暮らし。
いろんなタイプで、いろんな生活がある。たとえそれが、キャラクタ設定があるものだとしても、その構成が一貫していて、見ていて心地がいい。
そして、その内容も自分の生活を少し

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変化した日々

変化した日々

昨年、仕事を変えた。
自身の能力を頭から叩き潰されて、ただ同然で、寝る間を惜しませて、思いつきで働かされる環境から、どうしても逃げたかった。
持たないでおこうと思っていた、車も手に入れ、仕事を変え、今、少し、気持ちが楽になっている。

変えた先でも、嫌なことはたくさんあるはずなのだけど、それが、ほとんど、自分の負担になっていない。
・美しく
・優しく
これだけを守って、今、過ごしている。
ただ、こ

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『日刊 イ・スラ 私たちのあいだの話』

『日刊 イ・スラ 私たちのあいだの話』

7月に家から、車で20分の1番近くにあった本屋が閉店してしまったので、"本を選ぶ"という行為が、楽しみに出来なくなってしまった。
ジャケ買いならぬ、装丁買いの楽しみが、遠い、贅沢なものになってしまったような気がした。

イ・スラを手に取ったのは、その本屋が、閉店になるという少し前。住んでいる地域に、本屋を見つけて嬉しくなり、かなりの頻度で通っている中で、見つけた。
ウーマンリブやら、フェミニズムや

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8月まとめ

8月まとめ

8月。生活の記録を、Twitterに移しました。
アレもコレもと、管理するのが難しく感じてきていて、「結局のところ、私は1人だし。」という気持ちから、全てをまとめた、アカウントにしました。

8月は、ほとんどが、食事の記録になりました。
夏の間の豊富な食材に感謝し、新しく出来たスーパーマーケットと、新しく知った精肉店のおかげで、食事のバリエーションも増えました。

その中でも、ひとつ、とても印象に

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『5つ星をつけてよ』奥田亜希子

『5つ星をつけてよ』奥田亜希子

Spotifyで聞き流しをしている、真夜中の読書会、おしゃべりな図書室で紹介されていた本。

タイトルが、頭に残っていて手に取ってみた。

6つの短編集。
身近なような、ふわふわとして非現実のような。
不思議なリアリティと、心地悪さが共存した全体感を持った物語たち。

「キャンディ・イン・ポケット」
沙耶な私と、椎子。通学と、のど飴。
美しさへの憧れなのか、恋心のような一方的な気持ち。私だけが思っ

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泣き虫なねこの青いセーター

泣き虫なねこの青いセーター

2月の後半ごろに、気になった絵本。
『ねこのセーター』

ざっくりしたタッチの表紙から伺えるのは、色んな物がある家と、太い眉に、少ししょんぼりとした目とへの字口の猫。
さぁこの猫さん、どんな猫さんなんでしょう。
猫さんと、セーターの関係は?
と、ワクワクします。

開いて初めに、この猫が、さむがりで、なまけものだという説明がありました。
親切設計。この先、すぐに読む文章の助けになります。

画面に

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マカロニグラタン
ミートソースと茄子🍆