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〇〇とはなんだシリーズ

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2022年8月の記事一覧

「優しさ」って?

「優しさ」って?

優しいってなんだろう。
相手が「優しい」と感じることか、
そうじゃなくても優しいことだってある。
相手が求めていない言葉や行動が優しいこともある。
相手が想像もしていなかったような嬉しいことも優しさだったりするのか。

そのどれにも共通しているのは、
思いやりと想像力のように感じる。

ありがた迷惑だってある。
感謝されたい、イイように見られたいと考えて、
相手を欲の対象にする。
そうするとズレた

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なんでもない1日

なんでもない1日

何もしなかったなぁという1日

有意義に過ごせていないと思う1日

特に何をしたのか思い出せない1日

色んな、なんでもない1日がある。

少し別の見方をしてみる。

1.本当になんでもなかったのか

実は、自分が幸せを実感できていないだけで、幸せなのかもしれない。

もう2度と自分の足で歩けない人がいる。

外の空気を吸いに行くことすら、誰かに連れて行ってもらわないと行けない人がいる。

声が出

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誰もいなくても、「ご馳走様」を言える人

誰もいなくても、「ご馳走様」を言える人

周りに誰もいなくても、
「いただきます。」
「ご馳走様でした。」

と言える人に悪い人はいない、という偏見を持っている。

その人の本質が出る時は、どんな時だろうか。

僕は
苦しい時と、誰もいない時
だと思う。

何か苦しんでいる時は自分のことしか考える余裕がないのが普通だ。

身体的、精神的、なんでもそうだと思う。

利他的になれるのは、自分が満ちている分を人に分けることが出来るとき。

太陽

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「考える」ってなんだ?

「考える」ってなんだ?


結論から言うと、

「ひとまずこう思う」と決めて、
「行動」してみる。

が、「考える」ということだと思います。

考えるということは、頭の中だけで完結するように思えて、実は違うと思っています。

そこに、「行動」がセットになって初めて考えることができていると思います。

ここでの「行動」とは
脳内で起きたことや、仮説をもとにして
自分の外部に影響を与える行為のこと
を指すように使います。

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老い

老い

日頃仕事で接するのは70代〜の方が多い。

なかなか僕のような仕事をしていないと、色んな高齢の方と出会う機会は無いと思う。

「老い」についてふと考えることがある。

自分はどのような人生になり、どのような最後なのだろうか

どのように老いていくだろうか

病気にはなるのだろうか

人は必ず老いていくし、

死に向かっている以上、仕方がない。

〇〇の死因を減らす、ということを、みんなが言う。

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人がやらない理由3選

人がやらない理由3選

細々と
やらない理由、できない理由を言うけど
結論は3つだけらしい。

自信がない

イメージできない

人からどう見られるか 

逆に言えば、
自信があって
イメージができて
人からどうかよりも、自分がどう思うか

そう思うことが出来れば

なんだって挑戦することができるということ。

ほとんどこの3つの理由になる
というシンプルさが面白い。
こんなに沢山の人がいるのに。

どうすればそう思える

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憧れ、ライバル、こんな人でも

憧れ、ライバル、こんな人でも

これは、人がやる気になったり、
チャレンジしてみようと思う時に、
必要な存在らしい。

憧れ
こんな人になりたい、目指したい
という目標や指針
ビジョン

ライバル
この人には負けたくない
同じ、もしくは自分より少し先に進んでいる
なんとなく似ている部分がある

こんな人でも
正直自分より凄いとは思えない人
思っていなかった人
そのような存在が上手くいっている、先にいる

この3つがあると
人は「

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「やったことはないけど、楽しく見させていただいてます。」

「やったことはないけど、楽しく見させていただいてます。」

この言葉を見た時にハッとした気持ちになった。

Youtubeでテニスの動画を見ている時だった。

コメント欄にあった言葉。

「テニスやらないのに見る意味があるのか」
と一瞬思った。

でもそれはおかしい。

意味なんてなくてもいい。

面白いと思って見る。

それ以上の理由なんて必要ないのに。

無意識に僕自身が「意味」を考えながら、見ていることに気付く。

こうすれば自分も上手くなれるんじゃ

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靴を大事にできる人

靴を大事にできる人

これは僕の憧れでもある。

靴を大事に履いている人に悪い人はいない

という偏見を持っている。

靴って顔からも遠いし、意識から離れがちなのかもしれない。

また、世の中に物も多いから、一足を大切に履くというよりも
履き潰したら次、飽きたら次
となるからかもしれない。

手入れしている時間がないからか。

ファッションとしてではなく、ただの移動手段に必要な道具と捉えているからか。

様々な要因と、

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「怒り」について考えてみる

「怒り」について考えてみる

人はどんな時に怒るか

侮辱されたり、大切なものをむげに扱われたり、気分を害されたりした時などだろうか。

一次感情と二次感情というものがあると聞いたことがある。

怒りというものが、実は二次的なもので
その原因としての一次感情には、寂しさや悲しさなどがある
ということを聞いた。

実は怒りというのは、
見た目では怒っているのは分かりやすくても、
複雑なものなのかもしれない。

怒りは、強いエネル

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人に触れるということ

人に触れるということ

仕事柄、人の体に触れることが多い。

なので、どのように触れたらいいのかを教育される。

出来るだけ「点」で触らずに、「面」で。

指先ではなく、手の全体を使って。

包み込むように。

そうすると、だんだん手のひらが、相手の体に馴染んでいく。

そうすると不快感がなくなっていく。

動かされてる感が減る。

触れる時に、手にだけ集中するけど、
実際はそれだけじゃない。

自分自身の姿勢が大事にな

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人に興味がないのは、自分に興味がないから?

人に興味がないのは、自分に興味がないから?

「人に興味がない」

そのような言葉を言っている人を、よく観察してみると
なんとなく感じるものがある。

それは、「自分自身に興味がなさそう」
ということ。

自分が何が好きで、何が嫌いで
どんなことをしたいと思っていて、
だから今これをしている。

みたいなことが、かなりぼんやりしてるように感じる。

それ自体は全然悪いことじゃないし、ぼんやりしててもいいと思うけど、

他人への興味と、自分への

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リハビリをして良くなりやすい人の特徴

リハビリをして良くなりやすい人の特徴

僕は仕事で理学療法士として、沢山の方をリハビリする。
怪我や病気をしたけど、家に帰る為に頑張る人、仕事に戻れるように頑張る人、施設でも自分で色々できるように、体が固まらず安楽に過ごせるように…

リハビリの定義は色々あるけど、
大まかに言えば、「その人らしさ」の再獲得

内容は多岐にわたる。

その中でも、だんだん良くなっていく人と、そうじゃない人に共通点があることに気がついた。

病気によっては

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「優」と「劣」

「優」と「劣」

自分は「できる人間」になろうとしていた。
でもそれは違う気がする。
確かにそれまでの自分を変える、成長するのはとても大事。
でもやっぱり根本の部分、根は変わらないんじゃないか。

根が何かとなると難しいけど、人には生まれ持った特質、特性、特徴があると思う。
環境によっても変化するのは間違いないけど、
その変化も自分という存在を媒体として生じることであり、
この「自分」が変わる、他のものなら、
その

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