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詩・日記

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日々を徒然なるままに。自由に書いています。
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#哲学

5分間だけの

5分間だけの

帰路に着いて

駅に降り立ったその瞬間
ちょうど、プレイリストから大好きな曲が流れてきて。
足早に過ぎ行く人々を流し観ながら
誰の目にも留まらないような場所へ移動して。

ただ、目を瞑りイヤフォンだけに神経を集中する。

この一瞬のために自分は生きてるのではないか…
と錯覚さえする、
それくらい大切な5分間。

目をもう一度開けば
ほら、私も雑踏の
足早に過ぎ行く背景に戻るよ

プレイリストはもう

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満員電車の車窓から

満員電車の車窓から

我思う故に我あり
なんて言葉があるけれど
それはつまり、自分の意識があるから、自分というものを認識できているんだということだろう。
あれあれ、そんなに小難しい話では無いですよ。少しだけ、最後までお付き合いください。

動物としてただ呼吸をして摂取して排泄しているだけ、
そこに自己という概念がなければ、人を人たらしめているとは言い難い気がする。

途方もない広い宇宙と、地球。この世界。
世界と自分を

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