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#哲学

ヴァルター・ベンヤミン著作集III「言語と社会」-解釈

ヴァルター・ベンヤミン著作集III「言語と社会」-解釈

ヴァルター・ベンヤミン著作集III「言語と社会」-解釈
解釈-ヴァルター・ベンヤミン著作集III「言語と社会」から、「言語一般および人間の言語 」 1916

「言語一般および人間の言語 」解釈「言語一般および人間の言語 」
人間の精神面の表出は、すべて、言語の一種として把握することができる。
この把握にあたっては、至るところで新たなる問題の提起の道が開かれた。
簡単に言えば、精神面全ての伝達は、

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「意味」を仮設しつつ、未完成のままに -意味分節を生きる

「意味」を仮設しつつ、未完成のままに -意味分節を生きる

奥野克己氏と清水高志氏の共著、『今日のアニミズム』を読んでいる。

『今日のアニミズム』は「アニミズム」の本であり、「人類学」の本であるけれども、その表向きの「分野」や「テーマ」の向こう側に、人類×言語の動的で開放的なハイブリッド・システムに残された可能性の種子を植えるような、凄みのある一冊である。

例えば、次の一節を読んでみよう。

ここで問われていることは「端的に生死でも去来でもあるもの」で

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どうしようは要らない

どうしようは要らない

どうしようは要らない。
どうしようと思うから
変な思い込みに囚われる。

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偶像崇拝禁止は神のコンプレックスに由来:絶対神の寂しさ

預言者を立てるか、残虐するしか能のない神のコンプレックスの表れ。

[預言者の体]・[主・神という意味の文字]これらが偶像でなくてなんだ。権力者はどこまでもブーメランがお好きなよう。

この歳になって初めて旧約聖書をまともに読んだ。なんだあれは。独占欲・自己顕示欲・自己憐憫・羞恥心の塊。人間の醜い(見難い)劣等感の権化ではないか。人間的であまりに人間的だった。

神を自称する虚飾。

心の弱さゆえ

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確信だけが現実になる

確信だけが現実になる

今日は長崎の原爆の日。
心静かに祈りたい。

私は信仰心がとても厚い。
信仰とは信じること。
信仰とは神や仏の道を敬い
その教えに従うこと。

宗教心もかなり厚い。
宗教とは神や仏の道を
人の力を超える存在を
世界を創りし
絶対的存在を信じて信仰すること。

信仰とは
特定の宗教団体に入ることではない。

自らの内に信じる想いを持つこと。

信仰とは望みを確信すること
見えない真実を確かに認めるこ

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時代を創る意識

時代を創る意識

鳥の群れが飛んでいた。
鳥の群れにはリーダーがいない。
統制とれた編隊を組み飛ぶ理由。
アリと同じで集合意識だ。

考えれば人間も
宇宙から見たら
地球人という
大きな一つの集合意識。

集合意識は個人を縛る
集合意識は時代をつくる。

意識を自分で創ると
集合意識も変化する。

自らの意識を大切にして
自らver.upを確実に行う。

外の誰かに作られた
意図が入っている情報は要らない。

外の

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意識を向けるもの

意識を向けるもの

芙蓉の花が咲いている。
夏を迎えた。
夏の太陽に繊細な芙蓉の美しさが映える。

とても多くの人が
不安を抱え生きている。

人の心は対象に
意識を向けるほどに
現実に顕在化する。

意識を向けるから顕在化する。

対処しようとすると
対象に意識が向かう。

対処するから
苦しいことへ
意識の力を与えてしまう。

苦しみはとれず苦しみは続く。

対処すればするほど
苦しみは大きくなる。

花に意識を

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諸悪をつくるもの

諸悪をつくるもの

猫じゃらしが
朝の光の中で揺れた。
ひかり無くば見なかった。
朝の光があることで
何かが変わった。

現象と存在は面白い
肉体的血縁関係は一度きり
親子は一世などと云う。

魂や霊というものは
夫婦は二世
師弟は七世と云ったりする。

霊的親族などとも云う。
永遠に消えぬ関係
物質は儚いが霊は永遠と云う。

霊とは幽霊ではない。
幽霊とは幽かな霊
彷徨いし抜け殻に過ぎない。

全ての現象は元々

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霊的な体験の意味とは?|Soul Speaks まる裸な霊的体験②

霊的な体験の意味とは?|Soul Speaks まる裸な霊的体験②

霊的な体験とは

前回の記事:空間に現れた音の形は神聖幾何学だった|Soul Speaks 霊的体験①の続きです。

それらの霊的な体験は何だったのか?

結論を言うと、それは神の世界とひとつである体験だ。
人間は霊的な存在であると知ることでもある。

アレグザンダー氏の言葉を借りれば、「無限の愛」と「無条件の受容」の世界に戻ることだ。

ありふれた表現だが、それ以外に表現する方法がない。そしてそ

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自らを認めて始まること

自らを認めて始まること

特別な価値は存在しない。
それは物質世界の夢幻。
存在には全て価値がある。
一が存在する理由は此処にある。
存在するあなたが在り難いのだ。

雨上がりの朝
百日紅が咲いた。
とても美しい
あれから一年が経つ。

人が何かをするとき
そのことをすれば
自分に良いことだと必ず思っている。

決して悪いと思って
悪いことをしているわけではない。

人は不思議だ。
良いと思うことしかできない。
良いと思い

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起きてくること

起きてくること

あなたにとっての真実は
正しいものでも本当でも嘘でもない。

あなたを幸せに
導くものが真実。
大切なことはこころが
満たされて幸せを感じているか。

只それだけでいい。

恐れよりも不安よりも
明日への期待と安心に包まれて

それだけが大切だから。

いま思い考えていること
この思考があらわれてくる。

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理屈から情の時代へ

理屈から情の時代へ

理屈で考えて
理屈で整え
理屈で生きることの臨界点。

理のみでは
情を越えることはできない。

情という
こころを
動かすことはできない。

時代の変わり目
幾つもの相が
深層で交錯する

混濁し
一つの潮流となる。

小さな力で
抗えるものではない

時代の潮流に
飲み込まれて行く。

新型コロナウィルスの出現

AIの進化

先の大東亜・太平洋戦争
望んでいなかった戦い
長期化すれば
物資不

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穏やかな世界

穏やかな世界

人間関係を苦しみにしない法則。
相手をまず受け容れる
相手を変えようとしないこと。

今日は朝から太陽が顔を出した。
小さな公園で
ひまわりが元気に咲いていた。

それぞれの場所で
それぞれの花を咲かせる。

ここに現れる人
ここに起きてくること
偶然のように思えるが偶然では無い。

心の成長のために
魂の進化の為に
必要なことが起きる
必然として起きて来る

二人の環境が
不安定で互いに
寄り添

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瞑想と迷走

瞑想と迷走

雲の多い朝だった。
風が吹いた
鳥たちがよく響く声で囀っている。

呼吸を意識しながら走る。

走りながら
心を暗く
静かな場所へ誘う

限りなく
無に近づく
意識は
呼吸に集中する。

瞑とは
暗く静かな場所

波も無く風も無い
静かな凪いだ私の海

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